雅辺

ポートレートを中心に写真を楽しむアマチュアです。カメラや写真について使ってみたらこうだったよ、自分はこんなふうにしているよ、という等身大の話題ばかりです。専門性は高くないです(笑) Twitter&Instagram:@yosshi 721

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最近の記事

八ヶ岳倶楽部をフィルムシミュレーションとOPF550Lで撮る

今年のGWは家族とのんびり過ごしました。 2月くらいから調整しているクラシックネガベースのフィルムシミュレーションが良い感じになってきて、3月にはポートレート作品にも実戦投入し始めました。 そこにTOKYO GRAPHERというメーカーの、OPF-550Lというフィルターを入手したので、これと組み合わせてそのフィルムシミュレーションセットの微調整をしています。 そもそもクラシックネガというfsは大変秀逸で、そのままでも良い感じに撮れます。緑は美しい青みをおび、陰影の微妙な

    • Konica3A と Yashica Minister2

      小西六から1958年に発売の Konica ⅢA をお迎えしました。前から気になっていたけれど、迷ってそのままになってたのですが、良い状態の個体が革ケース付きで出てたのでついよろめきました。笑 うちにはもともと1962年発売の Yashica Minister2がいました。私のnoteで何度か取り上げているカメラで、私と同い年なのに呼ばれて買ったカメラです。実に味のある描写をします。東京カメラ工房さんでフルメンテナンスをお願いした結果、二重像はやや薄いですが、ダイヤルもスム

      • ブリキのフードは育つ

        初めてFUJIFILMのX-T1を手にしたとき、一緒に買ったレンズ。何年使ってるのかなぁ。唯一このレンズにだけ与えられたブリキ?のフードが、カメラがT5になり高画素対応の新しい33mmを手に入れても、35mmを手放せない理由の一つです。 ずっと愛用…というか常用してきたので、良い感じでフードの塗装が剥げてきて、しかも微妙にひしゃげてきて、何とも味があるのです。 道具は使い手の愛着と使い込みが育てます。唯一無二の手触り、微妙に感覚を左右する使い心地、というのはどんなデザイナ

        • X100V

           X100VIが発表されましたね。  私は密かに次はX100Rが良いのではないかと思っていました。R=Roku(6)です。笑 X100 X100S(Second) X100T(Third) X100F(Fourth) と助数詞だろうと読んでたので、FifthじゃまたFだぞ、どうするフジ?と思ってたら、Vと来て、オー、5で来たか!開き直ったな?TはTree、FはFourと言えなくもないので、Sは無視を決め込んだな!うふふ!と思ったのです! そのVIはあっという間に予約分終了っ

          Rollei35 の使い方

          はじめに中古のRollei35を手に入れました。それにしても小さなボディによくもフルマニュアルの機能を詰め込んだものです! Rollei35は、その小ささのためか、カメラの操作に独特の作法がたくさんあります。中古でマニュアルも付いてなかったので、それを知らずに、あれ?巻けない?あれ?シャッターが切れない?と困りました。 それで試し撮りをしようと思って、使い方紹介のネットサイトを見ながら、フィルムを入れてみようと思ったのですが、それでもアレ?となりました。ケースの外し方や

          Rollei35 の使い方

          古いカメラとレンズには

          古いカメラ&レンズには、当時の本革ジャケットや、レンズフードを探すのがまた楽しいのです。 今はネット上のオークションやフリマ的なサイトがいくつもあるから、出物を探すのも楽になりました。 愛用しているYASHICA Minister2。1962年製の還暦カメラです。どんな写りかは過去記事をご覧ください。レンズ非交換のコンパクトカメラですが、セレン光電池式露出計もバッチリ動作していて、よく写ります。 ジャケットは純正の本革製。ランドセルみたいな触感です。3mmくらいある厚い

          古いカメラとレンズには

          MARIX400

          普段フィルム現像をお願いしている街の写真屋さんに撮り終えたMARIX400(モノクロ)フィルムを持って行ったら、カウンターの端っこにカラーのMARIXが置いてありました。 「お!正式に扱うようになったのか!」と思いながらフィルムを渡すと、「あ!マリックスですね!うちも置くようになったんですよ」と店員さん。 フィルム無くなってく時代に新ブランド起こすって応援したいですよねと、ひとしきり話して、「あ、モノクロですね。うちの機械じゃできないので少し時間かかりますが良いですか?」

          minister2で撮る日常

            ゴールデンウィークが終わります。この連休は家族と八ヶ岳南麓でのんびり過ごしました。その話はまた折を見て。今日は連休の初めにminister2の写真を現像しましたのでその写真を。  前にも書きましたが、36枚撮りのフィルム1本撮り切るのに1ヶ月以上かかります。1日に1枚か2枚ゆるゆると撮影するのが似合うカメラなのです♪  すると現像する頃には何を撮ったか忘れてることも多くて、ちょっとしたタイムマシンになるんですね。ああ、こんなの撮ってた!こんなとこ行ったな…みたいな。笑

          minister2で撮る日常

          APSのフィルム

          APSのフィルムを7本。フリマサイトで見つけて買いました。さっそく1本を MINOLTA Vectis に入れて試し撮り。 名の知れたお店に持ち込んで現像するつもりでしたが、ふと思い立って、普段使いのパレットプラザに聞いてみると、現像所に送る分、時間はかかるけど扱っているとのこと。3/21に出して、4/15に上がってきました。CD書き込みなら1週間くらいのところ、DVD書き込みにしたのでちょっと余分に時間がかかりました^ ^ APS(Advanced Photo Syst

          APSのフィルム

          COSINA AF28-70

           某サイトを眺めていて見つけたレアなレンズを購入してみました。まだ手に入れたばかりなので速報的なレポートです。  Minolta α7000 の謳い文句を読むと、「それまでレンズ側に付いていたモーターをボディ側に内蔵」という表現が出てくるのですが、実は当時の私はカメラでオートフォーカスできるようになったのはαが最初だと思ってました。  それもあってこのレンズを見かけたとき、「あ、レンズ側にモーターでAFを実現ってこういうことだったのか!」と妙に感動しました。笑  世界中

          COSINA AF28-70

          MARIXフィルムを使ってみた その2

           別のカメラの作例を。別のと言うのは YASHICA MINISTER2 です。  このカメラ、1962年生のレンズ非交換式で、露出も軍艦部のセレン露出計で測光して手動でLVダイアルを回すことでカメラに教えるという完全機械式のオールドボーイ(今年で還暦!)なのですが、なんとも良い味わいがある絵になって好きなのです。では早速作例を。 Minister2 YASHINON4.5cmF2.8 の作例  朝の光で撮ったのも、夕方のも発色は素直だけど、彩度はやや低めな感じですね。

          MARIXフィルムを使ってみた その2

          MARIXフィルムを使ってみた

           カメラ用のフィルムがどんどん高くなり手に入りにくくなっていく今、安定して提供できる国産ブランドを、と立ち上げたというMARIX film。海外メーカーのOEMですが、心意気にふれて早速購入してみました。  現在は400D(Daylight カラーネガ)と、400(モノクロ)の2種類が先行発売価格で安価で販売されています。正式発売は12月らしいです。 400D(カラーフィルム) カラーフィルムはKODAK映画用フィルムvision3のカーボン層を除去して一般のC-41現像処

          MARIXフィルムを使ってみた

          XF23mmF1.4RLMWR

           久しぶりのnoteです。新しいレンズを手に入れて、さっそく楽しんでいます。  もともとXF23mmF1.4Rを持っていました。同じ画角、同じ開放値。名前だってLMとWRが付いただけ。なのになぜ手を出したか。  すべてこの記事のせいです。笑  閲覧注意です。うっかりしてると読み終わる頃にはマップカメ○あたりでポチっとやってしまいますよ。笑 X-E4とGFXで撮る、スコットランドの旅風景〜加藤秀Vol.1「大自然と伝統、そしてファンタジーの国」〜  加藤秀さんは『SHET

          XF23mmF1.4RLMWR

          旅するCamera〜X100series写真展

          8月17日にスタートした「旅するCamera〜X100series写真展」もいよいよ今週末まで。 X100Sがひとり、X100Vが4人。X100のコンパクトで美しいデザインと、確かな写り、そしてフィルムシミュレーションで作る色あいに惚れた5人のメンバーによる写真展です。 気軽にサッと首にかけて、バッグに忍ばせて出かけられるから、どこにでも連れて行きたくなる。そんなX100seriesの特徴が現れるテーマを……と考えたとき、浮かんできたのが「旅するCamera」というタイト

          旅するCamera〜X100series写真展

          Minister2に可変ND

           カメラ仲間とのふとした会話で気付きました。  1/500秒までしか使えない還暦カメラでも、これをつければ夏の昼間でも開放を使えるのではないか、と!笑 で、トップ画像に貼ったK&Fの可変フィルターを購入してつけてみました。  このフィルターはND2.4.8.16.32と5枚分のパフォーマンス。かつ色などには影響しにくく、可変フィルター特有のXムラも抑制されてるとのこと。これはminister2みたいなオールドカメラにうってつけのフィルターです。  例えばある晴れた日、セ

          Minister2に可変ND

          少しずつ手を入れて

           ハンドグリップの部分に革シートを貼って補強&美化を企てたことは前に報告しましたが、なんと裏蓋グリップをうっかり、長さ1センチ幅5mmほどガリっと、グリップの下が見えるくらいに削ってしまいました。  悲しんでばかりもいられない!自動車のバンパー用のパテで削れた部分を補修しました。横に走る引っ掻き傷ではありません。グリップの左側中央です。ちょっと見た目にはバレない?溝が少し歪んでしまったのでわかりますね^ ^  ついでに裏蓋にも革シートを貼りました。こちらはもともとシボ革だ

          少しずつ手を入れて