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Minister2に可変ND

 カメラ仲間とのふとした会話で気付きました。
 1/500秒までしか使えない還暦カメラでも、これをつければ夏の昼間でも開放を使えるのではないか、と!笑

で、トップ画像に貼ったK&Fの可変フィルターを購入してつけてみました。

ND2
ND8
ND16
ND 32

 このフィルターはND2.4.8.16.32と5枚分のパフォーマンス。かつ色などには影響しにくく、可変フィルター特有のXムラも抑制されてるとのこと。これはminister2みたいなオールドカメラにうってつけのフィルターです。

 例えばある晴れた日、セレン光電池式露出計は、LV17を示したとします。minister2ではこの数値をセットしようとLVダイヤルを回すと、連動してSSダイヤルと絞りダイヤルが動き、適正露出になる組み合わせを示します。
 LV17だと、SS1/500で絞り16です。SS・絞りともにこのカメラの限界値になります。

赤い数字のリングがLVダイヤル。17になるように回すと、SSと絞りのダイヤルが
連動して回って、適正な組み合わせを示してくれます。

 ここでSSが1/500のまま、NDフィルターを2→4→8→16→32と変えると、
ND無→SS1/500 絞り16=LV17
ND2→SS1/500 絞り11=LV16
ND4→SS1/500 絞り8=LV15
ND8→SS1/500 絞り5.6=LV14
ND16→SS1/500 絞り4=LV13
ND32→SS1/500 絞り2.8(開放)=LV12
と1段ずつ絞りを開けていけるわけですから、これはちょうどLV値を一つずつ下げたのと同じ組み合わせです。
 つまり、例えば、ND32にした場合、LV12にセットすると、適正露出の組み合わせになるというワケです。 

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