minister2で撮る日常
ゴールデンウィークが終わります。この連休は家族と八ヶ岳南麓でのんびり過ごしました。その話はまた折を見て。今日は連休の初めにminister2の写真を現像しましたのでその写真を。
前にも書きましたが、36枚撮りのフィルム1本撮り切るのに1ヶ月以上かかります。1日に1枚か2枚ゆるゆると撮影するのが似合うカメラなのです♪
すると現像する頃には何を撮ったか忘れてることも多くて、ちょっとしたタイムマシンになるんですね。ああ、こんなの撮ってた!こんなとこ行ったな…みたいな。笑
3月末、いや、4月の最初頃ですね。水仙が可愛らしかったので撮りました。このレンズ、とても発色が素直です。
コロナ禍でしばらく中止だった植木市の日(4月21日)。まだコロナ前のような賑わいはありませんが、今年はたこ焼き屋とお面屋が出てました。
ハービーさんの個展の最終日に駆けつけました。ギタリスト布袋寅泰さんの写真を展示していました。ハービーさんは私のminister2を見て、「お!良いカメラですね。ライカじゃ無いし何ですか?」と声を掛けてくださいました。「YashicaのMinster2という1962年のカメラで同い年だったので呼ばれた気がして手に入れました。」と答えると、「僕は1950年だからなあ。同い年のカメラってなんだろう。」と、本当に気さくな方です。
この御茶ノ水の街の写真、FUJIFILMのノスタルジック・ネガというフィルムシミュレーションの雰囲気がこんな感じですよね。
ハービーさんの写真展から新宿のキタムラへコバヤシモトユキさんの個展を見に行きました。面白いオブジェがあったのでパチリ。モトユキさんはアマチュアカメラマンにいろいろ教えてくださいます。キタムラの写真展でも構想から撮影の裏話などいろいろ聞かせて頂いて、何重にも楽しめました。
そうそう街の中で茶色いランドセルを背負った女性を見かけたのですが、どう見ても小学生には見えなかったので、もしかしてファッションの一つとして利用されていたのかな。流行ってるのでしょうか?両サイドのおじさまたちが背負ってる鞄に比べてオシャレな感じでした。
私のminister2は二重像が薄いので暗いところは苦手なのですが、息を詰めてピントをあわせて、えい!っと撮ると暗い店の中でもこのくらい写ります。
露出計はカメラの軍艦部についていますが、非連動で露出計が示した値をレンズのLV環を回してセットし、カメラに教えてあげるという方式です。これがなかなか秀逸で、露出計もセレン光電池式なので、電池も全く使わないカメラなのですが、露出計算はほぼ完璧です。言ってみれば手動式のプログラムオートですね。笑
合焦面からのボケ味も結構好きです。ず〜っと愛着をもって大切にして、日常のスナップを撮っていきたいと思います。
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