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#家族
2泊3日の入院生活を終えて、SNSを手放した
「明日から入院しましょう」
助産師さんにそう言われたのは、出産まであといくばくもないという日のことだった。
「入院」
突然の宣告に驚いて、おうむ返しになってしまう。
「入院と言っても、3日間だけですよ」
こういう事態は日常茶飯事なのだろう。こともなげに助産師さんは告げた。
なぜ急遽入院することになったかというと、血液検査の結果、血糖値が高かったためだ。
いわゆる、妊娠糖尿病である。
妊娠糖
我が家で毎日食卓にのぼるもの
結婚してから初めて食べたものがある。
ひきわり納豆だ。
いや、初めてというのは嘘だ。納豆巻きを食べたときにそれと意識することなく口にしていたはずだから。
ともかく、これがひきわり納豆なのだとはっきりと自覚して食べたのは、結婚後のことだった。
結婚する前は納豆を好んで食べてはいなかった、と思う。
出されれば食べるけれど、自ら積極的に納豆を手に取ったりはしない。
ちなみに、納豆に対して中間的な立
こだわりを捨てたら、家族と過ごすのが楽しくなった
良かれと思ってやっていることが、実は家族には負担になっているんじゃないか。
そう気付いたきっかけは、娘への「ちょっと待ってね」という言葉。
「遊ぼうよ」とまとわりつく娘に対して、台所で野菜を刻みながら「ちょっと待ってね」。娘と積み木で遊んでいるときでも、洗濯の終了を知らせる音が聞こえると「ちょっと待ってね」。
今は子どもと遊ぶ時間!と決意しても、頭の中は次にやるべきことがぐるぐる回っていて