中世東海道の風景って、どんな感じだったのか?
古本とカフェ、というオサレな店に行った際、歴史関連の本が充実していて歓喜する。その時、ふと目に入ったのが榎原雅治氏の『中世の東海道をゆく 京から鎌倉へ、旅路の風景』(中公新書)です。帯に「鎌倉時代中頃、旅人の目の前にはこんな景色が広がっていた」と、ありました。城だ戦だ暗殺だなんだと歴史のことが気になりますが、風景ってあまり気にしたことないですが大事。こんなところに城?と、今見ても、当時は海が近くまで来ていた、となれば意味が異なってくる。風景を具体的に考える助けになるなら、と