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2017年6月の記事一覧
キャバ嬢からくるLINEをみて思う
数日にいちど、歌舞伎町のキャバ嬢からLINEがくる。内容は、旅行に行ったとか、病院に行ったとか、ペットがかわいいとか、そんな他愛ないものなのだけど、返信を一切してないのに、途切れず届く。
たった一晩、大先輩に連れられ、Tシャツ姿で明らかに場慣れしていない様子で来店したぼくの優先順位は、彼女のなかで相当低いはずだ。カウントダウンTVでいうとサビが数秒流れるレベルだろう。そのぼくにこの頻度でLINE
おもしろいこと、したいよねぇ。
「おもしろいこと、したいよねぇ」と誰もが言う。ぼくも言う。
社会人になって、二十数年。いつしかぼくにとっての「おもしろいこと」は、「おもしろい仕事」になっていった。おもしろい仕事がしたいなぁ、とぼくは思っている。けれども年間十数冊の仕事を抱え込んでいたアラサー時代、正直「おもしろい仕事」は少なかったように記憶している。多忙を怠惰の隠れ蓑としながら、「おもしろ」をサボっていたように思う。当時はもう
しいたけ占いとソールライター展
今大人気の「しいたけ占い」の2017年下半期の占いが公開された。
しいたけて。と、すこしバカにしながら今年のはじめに2017年上半期の占いを読んでおどろいた。これ、占い?わたしのこと知ってる人が書いたんじゃないの?ていうか、わたしが書いたんじゃないの???と。
まあその当たるとか当たらないとかは各自で確かめていただくとして、わたしがおどろいたのは、しいたけさん(35歳 調子がいいと平井堅似の男
もし、ソール・ライターが渋谷と新宿を撮影したら
どうもこんにちは、保井崇志 @_tuck4 です。
ニューヨークの写真家ソール・ライターの、日本で初めての回顧展が東京で開催されています。じぶんはすでに2回見まして、写真集「Early Color」と「Early Black and White」も、即座に購入しました。
1940年代後半から60年間以上にわたって、自宅周辺のストリートフォトを撮り続けた伝説の写真家の作品たち。とにかくカッコ良く
アール・ブリュットに溺れるな。
どうもUbdobe岡です。
今日は素敵過ぎる絵を描くアーティスト「SAGARA」と彼の生活をサポートする社会福祉法人の担当者と会った。
これからどうやって彼をプロデュースしていくかが議題。
彼の絵を見て真っ先に出てきたのは「ストリート」「アウトドア」「トラフィック」というキーワードたち。
そしてアール・ブリュットという枠にはまらず、銀座のギャラリー系の血も引かないもっともっとグローバルな展開を
「紹介」の上手な人が込めるもの
人と人とをつなぐのが上手な人というのがいます。ちょっとしたパーティーや大人数の飲み会などの場で、「この人は○○をやってる××な人で、△△さんとも仲がいいんですよ!」と、適切で短く嫌味のない紹介をサラッとできてしまう人です。
こういう人は、顔が広いのはもちろん、紹介する両者がどんな特徴・興味を持っているか正確に把握しているんですよね。左側に「歴代首相」が、右側に「政策名」が並べてあって「正しく線で
一口ちょうだい、のハードル
中華料理屋さんで一人でランチを食べている。となりに二人組の女性がいて、一人は坦々麺、一人は酢豚を食べていた。
ひとりが、酢豚を少し取り皿に入れて坦々麺の女性にあげると、坦々麺の女性はどんぶりごと相手に渡した。渡された女性は一口坦々麺を食べて、美味しい、と言っていた。
女子同士でごはんにいったときの、一口ちょうだい、がわたしは苦手だ。
もともと一人っ子だからか一皿を人と分けて食べるのが慣れない
人工知能で映画の感想を読むには?
昨日は東大のディープラーニングの講義だった。早いものでもう9回目。内容はとうとう自然言語処理までたどり着いた。そう、これがやりたかったのだ。
今回の内容は、映画の感想サイトIMDbに集まったコメントを分析するというものだった。具体的には、映画についた感想コメントを「ポジティブ」なものと「ネガティブ」なものに分類する。
コメントはたとえばこんな文章だ。
What else needs to b
渋谷がますますゴチャゴチャしてきて、僕は好きです
渋谷に「MEGAドンキ」という、すごく大きいドンキホーテが出きたんですね。
ドンキホーテ、好きですか? たぶん多くのお洒落な人たちが、ドンキホーテって嫌いなのではと思います。
ちなみにうちの妻も、「うわ、このビル、ドンキホーテになっちゃったんだ。なんか日本中全部ドンキホーテになっちゃうよ」みたいなことを言ってまして、まあそう感じますよね。
ところで僕は、毎日渋谷のセンター街を通ったり、この道
過去の痛みと未来の希望は、つながってなくていい。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を観て
淡々と映し出される港町と人々、語らない主人公。それなのにずっと泣けるのは、この映画が「再生をそれらしく描いた物語ではない」と気づいたときからだ。あまりにもこわれすぎて、元通りにならないかもしれない心。そのあるがままの姿に、誰もがもつ癒えない傷を、そのまま肯定してくれる淡い光の存在すら感じるような映画だった。
■ ストーリー故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーから、兄が心疾患のため緊急入院したとい