岡 勇樹(NPO法人Ubdobe / 株式会社デジリハ / 合同会社ONE ON ONE)

NPO法人Ubdobe / 株式会社デジリハ / 合同会社ONE ON ONEの代表です。 東京生まれ、サンフランシスコ育ち。医療福祉・エンターテインメント・テクノロジー・まちづくりなどの分野で活動中。 https://linktr.ee/UQLINK

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最近の記事

【日本全国を飛び回る仕事】 一名募集

今、デジリハが日本全国各地で動いています。動きまくっています! 北海道から沖縄までの行政機関や教育機関、医療福祉施設や特別支援学校に至るまで動きに動いて出張しまくっています。各地での営業/CSメンバーも募集し始め、問い合わせも増えてきました。 動けば動くほど、話がぐるぐる巡り、何かしらのプロジェクトになっていく。プロジェクト化する時には予算も人も動き、責任者が必要になってくる。これを47都道府県で展開しているわけですが、こういう新規事業開発系を取りまとめる人が必要になって

    • 医療福祉業界でデザインが大切な理由

      Ubdobeの岡です。 最近、ケアデザという医療福祉業界に特化したクリエイティブディレクションの伴走型サービスを始動させました。割と問い合わせが来るようになってきたので、これをなぜ始めたか、なぜ医療福祉業界においてデザインが大切なのかを語りたいと思う。 まず、そもそもUbdobeは15年くらいこの業界に特化したデザイン制作やイベント企画などを行ってきました。デザインの事業を始めたきっかけは僕自身の原体験からでした。 僕は20代後半から30代中盤くらいまでの6-7年間を介

      • デジリハ社内用:失敗に対する考え方

        デジリハの朝礼では「今週の褒めて」と題して毎週、最近あった褒めてほしいことを共有しています。くだらねー!って思って始めた取り組みなのだが、これがすごく良い。どうしても卑下したり過小評価してしまう習性のある方にはもってこいだし、そもそも話題がかわいいので場が和む。そして今後は褒めての週と交互に「やちまたFES」を開催します。なにかと言うと、やっちまったこと・失敗談をシェアしみんなで「そりゃやっちまったなーーー」と笑い飛ばす時間にします。 業務上の失敗は人生の失敗ではなく、ただ

        • 儲からないイベントをなぜ続けるのか。

          今日はCCHSファミリー会の全国カンファレンスだった。 CCHSとは先天性中枢性低換気症候群の略称であり、このファミリー会というのは患者家族会のことである。 夜に呼吸が止まってしまう危険性をもつ難病で、僕たちUbdobeは10年前からこのファミリー会でキッズワークショップを担当している。 親御さんがドクターや研究者の講演を聴いたり学んだりしている間に僕らが別室でキッズと様々なワークショップを行い、最後に親御さんたちにお披露目するという立て付け。 母子&父子分離のチャン

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        • 【医療福祉とエンタメとテクノロジー】
          111本

        記事

          障害児の親、テック企業を創る。

          「私たちは障害児者の人生可動域を拡張するグローバルテックカンパニーです。」 と言い切れるようになりたい。 まずは療育コンテンツ、その後学習コンテンツ、それから就労コンテンツみたいな感じで作っていく予定ではあるんだけど、そもそも障害児者のライフステージってどういう感じなんだっけ?というのを考えている。 乳児期(0-1歳) 幼児期初期(1-3歳) 幼児期後期(3-6歳) 学童期(6-13歳) 青年期(13-22歳) 成人期初期(22-40歳) 壮年期(40-65歳) 老年期

          NPOを起業して14年、株式会社を起業して3年目の僕が今考えていること。(備忘録)

          辞めたい。 続けたい。 やっぱり辞めたい、もう無理。 めっちゃ発展させたい、頑張る。 どう考えても未来が見えない。 展望ばかり思いついてやばい。 そんな想いが1日おきに沸いてきたり、消えたり。 そんな日々が始まって14年が経ちました。 2010年11月01日に僕はNPO法人Ubdobeを起業しました。 当時は起業なんていう言葉よりも、とにかくイベントやりたいからお金が必要で、協賛金を集めているうちに法人の方がいいと思って作ったという程度の浅い僕なのですが。今日

          NPOを起業して14年、株式会社を起業して3年目の僕が今考えていること。(備忘録)

          心安らぐアンビエントと脳を掻き乱すIDMがもたらすもの

          伝統と革新の都で心安らぐアンビエントと脳を掻き乱すインテリジェントダンスミュージックの両方を浴びた記録。 ヒップホップ(小学生)→ロック(中学生)→ハードコア&メロコア(高校生)→テクノ&ハウス&トライバル&アンビエント(大学生)という音楽人生を歩んできた僕ですが、その全てを同時に浴びたような感覚だった。 行ってきたのは京都の歴史的建造物の中で開催されていた「アンビエントをテーマにした視聴覚芸術の展覧会」と題されたAMBIENT KYOTO。昨年、Brian Enoの会に

          心安らぐアンビエントと脳を掻き乱すIDMがもたらすもの

          人は死んで伝説となるのか

          NYのヒップホップやジャズシーンと、日本の架け橋となり続けた阿部Katsさんが亡くなって1年が経つ。 阿部さんとはカオル・ロビンズさんという音楽療法業界の重鎮の方を通じて紹介いただき、NYと日本で数回お会いしました。口から出てくる言葉が「前にKool Hercと仕事した時に〜」とか「今度ハービーに出演してもらうイベントの〜」というとんでもないキーワードだらけで、『えっ?あのKool Hercですか!?』『ハービーってあのHerbie Hancockですかっ?』って毎回なって

          ダサいと罵られ、ウェブ制作会社にボラれ、いまだにデザインは外注しないといけないと思っている医療福祉施設関係者へ

          こんにちは、Ubdobeの岡です。 私は15年ほど高齢者介護や障害者福祉などを取り巻く医療福祉分野で活動していまして、最初の7年くらいは福祉現場との兼務でNPOをやっていました。 Ubdobeにはイベント、デザイン、ローカル、ソーシャルという四つの事業部があるのですが、デザイン事業部を始めた理由というのが、僕らの業界がウェブ制作会社とかデザイン会社にボラれまくっているということを知ったことがきっかけでした。 もともとデザインに対するリテラシーが低めの業界ではありますが、

          ダサいと罵られ、ウェブ制作会社にボラれ、いまだにデザインは外注しないといけないと思っている医療福祉施設関係者へ

          障害者が税金使って楽しく社会参加なんてあり得ないだろ という考え方について

          こんにちは。Ubdobeの岡です。前もって言っておきます。今回のnote長いです。読むのに5分くらいかかりますので、あしからず!!!! 『障害者が税金使って楽しく社会参加なんてあり得ないだろ』 そういう意見を耳にした。 障害のある自分の子供のことや僕らが展開する重度訪問介護や移動支援事業所WASSUPの子たちのことに想いを馳せる。 個人的には福祉というのは制度と概念の両面があると思っている。 日本の福祉制度は1800年代の恤救規則くらいから政府を中心に整備されてきたけ

          障害者が税金使って楽しく社会参加なんてあり得ないだろ という考え方について

          普遍的混沌拡張空間

          UNIVERSAL CHAOS 3年ぶりの復活祭にお越しいただいた皆様ありがとうございました! まだまだやりたいこと、やれることあるなと感じるためには、まずはやってみることから始まりますね。CREWのみんな、ARTISTのみんな、AUDIENCEのみんな、VENUE STAFFのみんな、本当にありがとう!!!! 次は7月かな。 普遍的混沌ってなに? UNIVERSAL CHAOSってなに? これ↓

          コロナで鈍った俺の脳と心には「企画のリハビリ」が必要だ。

          みなさんは感じていますか?コロナで鈍っていく「感覚」。 僕は顕著に感じています。年々、色々な感覚が鈍っていっていることを。 どうにかしたい。どうにかしたいけど自分だけではどうにもならないんだ。 というわけでNPO法人Ubdobeの岡です。みなさんお元気でしょうか? 僕はいつも通り、ギリギリ生き延びているという感じです。 2019年の末でしたっけ?コロナというやつがきたのは。 僕も一度かかってしまい、熱でうなされました。 あれから3年。。。3年っ!?!?! 早すぎませんか時

          コロナで鈍った俺の脳と心には「企画のリハビリ」が必要だ。

          石ころと僕

          僕はエジプトの考古学にとっても興味があるのですが、それは中学生の頃に遡ります。いや、小学生か。アメリカに住んでいた頃に友達と遊ぶよりも校庭で土を掘り起こして石を探すのが好きな僕でした。理由はわからないのですがそれから石集めにはまり、ネバダやフロリダやカナダやハワイなどで良き石を見つけては持ち帰っていました。日本に帰る11歳になる頃には石のコレクションは増え、標本箱に並べたりデカい箱にぶち込んだりしていました。もちろん化石とか恐竜にも興味はあったのですが、それよりも、デカい石の

          僕の不安な気持ちを聞いてください。

          僕は今、不安でいっぱいです。 コロナの影響のみならず、元々のビジネスモデルを確立してこなかったことが原因で金もなければ、新規事業や既存事業を行う際の「イメージ」みたいなものが欠落している状態にある。 僕がやっているようなイベント、デザイン、システム開発などの事業はイメージってのがとっても大切だ。そんなに具体的なものでなくても、こういう課題をこういうふうに解決したいくらいのレベルを抽象的に語れるくらいのイメージは最低限必要だ。 特に個人的に最もイメージが大切となってくるの

          福祉の求人広告では出会えない相手とリアルに出会う価値と方法

          前々回は介護の魅力よりも大切なこと、前回はメディア活用方法とクリエイティブディレクションについてお話ししました。今回は、リアルに人と出会えるイベントの作り方についてお話ししていきます。 求人広告では出会えない相手とリアルに出会う価値と方法 人材獲得を目指すにあたって、多くの事業所は求人広告を出し、そこに応募してくる人たちと面談して採用する、という形を取っているのではないでしょうか? しかし、ただでさえ競争率の激しい人材を、他の事業所も切実に探している環境下で、そういった「

          福祉の求人広告では出会えない相手とリアルに出会う価値と方法

          福祉業界がターゲット設定を行う上で大切にしたいこと

          前回は「何を発信すべきなのか」の話をしましたが、今回は「誰に発信すべきなのか」を語っていこうと思います。何事もそうですが、既成概念の解放とターゲット設定が大切です。 情報が届く先にいる「誰か」の姿を想像していますか? 人材獲得のための説明会やイベント、チラシやウェブサイトなどを誰に向け発信しているかを具体的に想像していますか?忘れがちですが、全ての発信はその先に誰がいるのか?を明確にイメージできていないと届かないのです。さらにいうと、情報が届きそうな人にだけ発信し続けてい

          福祉業界がターゲット設定を行う上で大切にしたいこと