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何となく不調は慢性炎症です

今回は、みらいクリニック院長である今井一彰氏の著書
「名医が教える 炎症ゼロ習慣 ~体内年齢が10倍若返る~」
という本の内容を紹介します。

前回、花粉症についての内容を紹介した時に、花粉症も精神疾患も
慢性炎症が原因だと書かれていました。
炎症という言葉は知っていましたが、種類があるとは知らなかったので、
初めて聞く慢性炎症というものをもっと詳しく調べてみようと思い、
今回紹介する今井先生の本に出合いました。

本題に入る前に、一般的に知られている炎症(急性炎症)
について確認しておきます。
急性炎症とは、キズや感染症、アレルギーなどの反応によって、
影響を受けた場所が赤く腫れて熱を持ったり、
痛みを感じたりする状態を指します。
しかし、急性炎症は重要な生理反応なので、無くてはならないものです。

例えば、転んで膝を強く打つとその部分が怪我をして赤く腫れて
しまいますが、体内では血液(白血球)が怪我をした部分に
押し寄せていき、修復作業が始まっています。
この急性炎症は様々な外傷や病原菌から身体を守るために、
人間(動物)に備わっている重要な機能です。

このような炎症ではなく、慢性炎症(隠れ炎症)は
私たちに「何となく不調」をもたらし、様々な病気の引き金に
なってしまうので、花粉症などの症状が出るのだそうです。

本の内容を通して、元気で健康に生きるための知識を
勉強していきましょう。





自覚が無いから気付けない

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