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文月の日記 所変われば特性も変わる?

■ASDの特性と仕事の環境


Ⅰ. 社会人デビューの困難

ASDさんは成人して就職する際も
新たな困難に直面します。

それは

社会人で就職すると待っているのが
大勢の知らない人間と共に
同じ場所で長時間拘束されて仕事をすること。

初めのうちは問題無さそうに見えても
ASDの特性が原因で
徐々にボロが出てきてしまいやすい
です。

仕事で成功するには

定型発達の世界で
一定量の仕事をこなすこと
を求められます。

ASDさんは
慣れない環境に身を置いたり
大勢の人間と仕事をしたりする時

感覚過敏の影響から
ストレスを溜めてしまい

ASDの特性が
表に出やすくなるケースも多い
です😖

特に自身の能力や
特性に合わない仕事を選ぶと
生きづらさが倍になりやすいです。

ASDさんは仕事が長続きせず
転職を重ねやすいと言われていますが

その背景には

✅求められるスキルと自身の特性のミスマッチ
✅体力が無い
✅感覚過敏がある

などが原因と言われています。

Ⅱ.ASDの特性が一番出やすかった職場

私の場合
正社員・派遣社員を経験していますが

これまでの職業を通し
ASDの特性が一番出ていたと感じるのは
接客業です。

私は学生時代のアルバイトや

一番初めに就職した
ホテルのフロントスタッフ
接客業を経験しました。

接客業は基本マルチタスクが多く
また大勢のお客様を相手に
丁寧な対応で捌くことが求められます。

繁忙期は特に忙しいです。

また接客業は
コミュニケーション第一なので
ここで躓きやすかったですね。

身体を動かすのは苦では無かったものの

私は案内などで
お客様を誘導することが苦手でした。

誘導する際のタイミングが分からないのです。

また感覚過敏の影響から疲れやすく

不機嫌な雰囲気を
無意識に出してしまいやすかった
です。

私としては丁寧に接客していても

相手からしたら「失礼」に見えるようで
クレームをかなり受けました。

また基本の仕事だけしかやらないので

働いていたホテルでは同僚達からも
「言われたことしかやらない」
とよく陰口を言われました。

今でも時々脳裏に蘇ります…😞

他にコールセンター系の仕事も
コミュニケーションメインなので

やり取りするうちに
頭がこんがらがってしまったり
話の要点を掴めなかったり
など

トラブルが絶えませんでした💦

Ⅲ.現在の仕事について

私は現在
データ入力系の仕事をしています。

繁忙期が来ると忙しいですが
基本案件を黙々こなしていくだけなので
コミュニケーションはあまりありません。

(同僚とのやり取りや社員さんへの確認で
コミュニケーションを取ることはあります)

データ入力系の仕事は
今の所長く続いています。

私の場合

コミュニケーションがあまり無く
自分の仕事に集中できる場所だと
ASDの特性が出にくいかな

と感じています🤔

ただ、繁忙期の時は忙しく

その影響から
感覚過敏に悩まされるので
そこが課題かなと思いますね。

仕事をする上で
求められる仕事のスキルや環境次第

ASDの特性が
マイナスもしくはプラスに変わるかな
仕事をするなかで強く感じています。

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