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あなたは誰にプログラムされた人生を送ってる?

私たちが生きるこの世界。
何気なく過ごしている日常の選択肢や行動の多くが、実は自分で決めたものではないかもしれません。

先祖や学校、社会、そして環境。

その影響を受けながら、私たちは「自分らしく」生きているつもりで、実は何かにプログラムされている人生を送っているんじゃないかと思ったことはありませんか??

その思想やプログラムは良い面もあり、悪い面もある。


先祖からのプログラム

私たちが今日あるのは、過去の無数の命の積み重ねのおかげです。
先祖たちは、時代に応じた価値観や生き方を私たちに受け渡してくれました。

その多くは家族の中で伝えられ、知らず知らずのうちに私たちの価値観に影響を与えています。

たとえば、「和の精神」という考え方や、「他人に迷惑をかけないように」という教え。
他者との調和を重視し「和」を大事にする感性はとても清く美しいものだと、歳を重ねると感じます。

先祖たちが守り抜いた命や伝統は、確かに私たちの心の中に息づいています。
忘れてしまいがちですが、日本人としての誇りや感性は、こうした先祖からの贈り物としてDNAに刻まれています。


ですが、逆に西洋文化に憧れを持たされ自己肯定感を下げるような教育もされてきたのも事実です。

物質主義にされ、多くをもてば幸せになれると知らず知らずに刷り込まれ消費者になり、自国生産率が3割もない自立できない国になっています。
添加物まみれの食べ物を売りつけられ、ガン大国にもなってしまいました。


歴史を振り返れば、未来のために命を捧げた人たちがいます。
その犠牲の上に私たちの今があります。

私たちが当たり前だと思っている日常は、誰かが必死で守りたかった夢だったかもしれません。

戦後の日本が急速に発展する中で、多くの人が「豊かになること」を目指しました。
その結果、物質的な豊かさは手に入りましたが、心の豊かさはどうでしょう?
忙しさに追われ、自然を感じる時間も、自分を見つめ直す時間も失われていませんか?


本当に先人たちが残したかった、守りたかった未来は今のような世界なのでしょうか?


学校と社会からのプログラム

学校教育や社会のルールもまた、私たちを形作る大きな要素です。
良い影響もあれば、時には足かせとなることもあります。

学校では「正解を出すこと」が求められ、個性よりも協調性が重視されることが多いです。
この考え方は、社会に出た後も続きます。
「みんなと同じようにしなければならない」
「人と違うことをすると目立つ」
といった無意識の枠組みの中で、私たちは生きています。

本来の「他者との調和を重視し和を大事にする精神」というのは、個性を大事にした上でお互いを尊重していく精神だったのではないでしょうか。

現代はその精神が歪められているように感じます。

誰かが決めた「正解」を生きるのではなく、自分自身の価値観に基づいて生きることこそが、本来の生き方ではないでしょうか。


私たちが思い出すべきもの

私は、日本人が「忘れているけど消えてはいないもの」を思い出す必要があると感じます。
それは、先祖代々受け継がれてきた「和の精神と自然と共に生きる感覚」や「五感を大切にする心」です。

四季折々の風景に感動し、旬の食材を楽しむ感性。
この感性は、今も私たちの中に眠っています。
けれど、便利さやスピードを求める現代社会では、その感覚を失いつつあります。

個を大切にし、他者を気遣い、互いを尊重し生きていくこと。

自然のリズムに合わせて生きること。

他人と比較せず、自分のリズムを知ること。

その感覚は、私たちが先祖から受け継いだ、大切な財産だと思います。


エンジョイライフ✌️


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