決断力を高めるコツ3選|外資コンサル #10秒ルールで決断 #振り返る
本日は、”決断力”について記事を書いていこうと思います。
ビジネスだけでなく日常においても私たちは多くの決断を迫られます。成功者は往々にして、決断力があるためにチャンスをものにすることが出来ます。では、どのようにして決断力を鍛えたら良いのでしょうか?
以下に、私なりの考えをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
”決断力”と”判断力”の違いとは
決断力とは、状況や問題に対して即座に適切な行動を下す能力のことを指します。これは、情報を収集し、分析し、その結果に基づいて迅速かつ効果的に行動する能力を含みます。
決断力がある人というのは、物事のリスクやデメリットという側面も認識しつつ、自分の意志をもって物事を決定できるため、リスクを取ることを恐れず、明確な方向性を示すことが出来ます。似た言葉として、”判断力”という言葉がありますが、これは状況や問題を適切に評価し、正確な結論を導き出す能力を指します。
簡単に言うと、決断力は「行動する力」、判断力は「評価する力」と言えます。決断力は実行に移す能力に焦点を当てている一方、判断力は情報を処理して結論を導き出す能力に焦点を当てています。両者は相互に関連しており、バランスよく持つことが重要です。判断力に基づく適切な決断ができることで、効果的なリーダーシップや問題解決が可能になります。
決断力を高めるコツ3選
①10秒ルールで決断する
時間制約による集中:短い時間で決断を求められると、脳は重要な情報を迅速に処理し、不必要な情報を排除します。これにより、直感的な判断力が鍛えられ、迅速な意思決定が可能になります。
分析麻痺の防止:長時間考えすぎると、情報過多により「決断疲れ」や「分析麻痺」状態に陥りやすくなります。10秒ルールを実践することで、これを防ぎ、効率的な決断が促されます。
実践と経験の積み重ね:短い時間での決断を繰り返すことで、判断力や決断力が自然と向上します。トレーニングの一環として、短時間での決断を習慣化することが有効です。
②判断軸や根拠を明確にする
一貫性の確保:判断軸や根拠を明確にすることで、一貫した基準に基づいて意思決定が行われ、ブレのない行動ができます。これは信頼性や信念の強化につながります。
効率的な意思決定:明確な基準があることで、決断の際に迷うことが少なくなり、迅速かつ効果的な意思決定が可能になります。何を重視するかが明確であれば、選択肢の絞り込みが容易になります。
他者への説明と説得:判断の根拠が明確であれば、他者に対して自分の決断を説明し、納得させることが容易になります。これにより、共感や協力を得やすくなりますし、何より自分自身も納得することが出来るので後悔することが減ります。
③自身の決断を振り返る
反省と学習:過去の決断を振り返ることで、何がうまくいったか、何がうまくいかなかったかを分析できます。これにより、次回の決断に対する改善点を見つけ出すことができます。
経験の蓄積:振り返りを通じて、さまざまな状況での経験が蓄積され、より効果的な意思決定ができるようになります。過去の成功と失敗から学ぶことで、判断力と決断力が強化されます。
自己評価:自分の決断がどのような結果を生んだかを評価することで、自己理解が深まり、自信を持って次の決断に臨むことができます。自己評価は成長のための重要な要素です。
以上、いかがでしたでしょうか?
ぜひ上記3つを実践して頂き、決断力を身につけていきましょう!