- 運営しているクリエイター
#エッセイ
それは、恋しい思い出の味。《10√2cmの水餃子》
「今夜はなぁ、うたちゃんの好きな水餃子やでな。ちょっと早めに来んさい」
電話の向こうで祖父がそういうと、うれしくて文字どおり飛び上がったものだった。水餃子はおじいちゃんちの冬の定番・・・というか、すこぶる孫うけのいいパーティーメニュー。父も母も私も妹も、誰もが大好きな家族の味。
水餃子っていうと、ひだをたたんだ餃子ではなく、中華料理店の丸っこく小さく包まれたあれでしょ?って思うかもしれない
「今夜はなぁ、うたちゃんの好きな水餃子やでな。ちょっと早めに来んさい」
電話の向こうで祖父がそういうと、うれしくて文字どおり飛び上がったものだった。水餃子はおじいちゃんちの冬の定番・・・というか、すこぶる孫うけのいいパーティーメニュー。父も母も私も妹も、誰もが大好きな家族の味。
水餃子っていうと、ひだをたたんだ餃子ではなく、中華料理店の丸っこく小さく包まれたあれでしょ?って思うかもしれない