Ikuo @クルーズ客船クルー

こんにちは! クルーズ客船のクルーとして、40ケ国以上に滞在しました🌍 国によって違う…

Ikuo @クルーズ客船クルー

こんにちは! クルーズ客船のクルーとして、40ケ国以上に滞在しました🌍 国によって違う「常識」や「日常」。僕がワクワクしたカルチャーショックを、皆さんにお伝えできれば嬉しく思います😊 〜コロナ禍で帰国、陸上で複業中 @和歌山〜 アルテリーヴォ和歌山、ダンス講師、間借りタコス屋

記事一覧

コテコテ装飾の料理屋@メキシコ🇲🇽

去る9月16日。 何の日でしょう? 。。。。。。 そう、皆さん御名答!! メキシコ独立記念日です!! メキシコがスペインからの独立を勝ち取った事を祝う祝日。 ラテ…

色褪せぬ、ディエゴ@イタリア🇮🇹

前回に引き続き、サッカーの話を。 今回の舞台は サッカー界の伝説ディエゴマラドーナに縁深い街、ナポリ。 イタリアの強豪クラブであるS S Cナポリ 長い歴史の中で2度…

"生チョコ"の試食@コスタリカ🇨🇷

みんな大好きチョコレート。 チョコレートといえば、ベルギーチョコを始めヨーロッパの高級菓子メーカーが有名ですが 原材料であるカカオは主に赤道付近の温暖な地域で生…

旗とアイデンティティ@スペイン🇪🇸

バスク地方 スペインとフランスにまたがり、独自の歴史と言語を持つ地域。 スペインカタルーニャ地方と同様、独立意識が非常に強いことで有名です。 あと、美食の街サン…

ベランダからBravo!!@スペイン🇪🇸

ストリートパフォーマンス 船乗りとして、世界各国の街を訪れる中で、自分に課しているチャレンジです。 マンチェスター🇬🇧 カルタヘナ🇨🇴 香港🇭🇰 サウサンプトン…

ツアーバス、北日本観光号@ジャマイカ🇯🇲

前回投稿は、イギリス統治時代の面影が強く残るカナダのお話でした。 今回も、かつてイギリス領だった国をお届けします! カリブ海に浮かぶ小さな島国、ジャマイカ。 ウ…

混在するカルチャー@カナダ🇨🇦

カナダ西海岸、米国国境沿いに位置するビクトリア市。 かつて、多くの美浜町民(和歌山県にある僕の地元)が移り住んだバンクーバーやスティーブストンの向こう岸、すぐ…

働く意義、平和構築@広島・横浜🇯🇵

「暑い、雨、暑い、雨、、、から急に快晴!」 変な天気が続きますね。 梅雨が過ぎ、夏到来。 沖縄の日、広島・長崎原爆の日、終戦記念日。 僕にとってこの季節は、平和…

73km先の別世界@パナマ🇵🇦

整然とした街並みが続く、パナマシティ旧市街 そこから、ツアーオペレーターの運転する体感速度200kmの車に乗り ヒヤヒヤしながら帰り着いたクリストバル港。 その港に…

うーん、よし、掘ってみるか!@パナマ🇵🇦

我が社きっての超人気航路、パナマ運河。(写真は小型船での運河ツアー) 運河ツアーでの一枚。ちょっとした丘くらいの高さの崖に刻まれるギザギザの溝。 これ、全部掘…

カオス・ワンダーランド@香港🇭🇰

香港、中国、イギリス 香港島において、濃密に絡み合う3者。 現在の香港は、そんなカオスの上に成り立っており、街並みにもその歴史がガッツリと表れている。 「イギリ…

廃墟から立ち上がる。何度でも。@ポーランド🇵🇱

運河沿いに立ち並ぶ、旧市街のレンガ建物群。 そびえ立つ聖マリア教会の尖塔。 石畳の通り沿いにはカフェやショップが所狭しと立ち並び、ストリートジャジーなバンドが…

浅はかな先入観@コロンビア🇨🇴

テロ組織・コーヒー・マフィア・ハメスロドリゲス・ラダメルファルカオ カリブ海航路の勤務で初めてコロンビアに上陸する以前、恥ずかしながら僕が持ち合わせていたコロン…

サムライ・オブ・カリビアン@キューバ🇨🇺

11.850 km Hasta Sendai(仙台まで1.1万キロ) 唐突すぎるこの距離感と目的地。誰にまつわる何の距離なんでしょうか。 答えはこのお侍さま。 ご存知だろうか、支倉常長。…

船に棲まうvol.2 氷河上陸@アラスカ🇺🇸

半分、蒼い。(©️NHK もう半分は、白) 見渡す限り、白と青の異次元空間。 こちらの写真、アラスカ航路で勤務していた時に撮影したもので、「アラスカ氷河犬ぞりヘリコ…

船に棲まうvol.1@地球🌏

ミーハーとでも何とでも呼んでください。ゴールデンゲートブリッジ、何回通過しようともテンアゲです。 そんなサンフランシスコ港を出港して 南に下り、メキシコはエン…

コテコテ装飾の料理屋@メキシコ🇲🇽

コテコテ装飾の料理屋@メキシコ🇲🇽

去る9月16日。

何の日でしょう?

。。。。。。

そう、皆さん御名答!!

メキシコ独立記念日です!!

メキシコがスペインからの独立を勝ち取った事を祝う祝日。

ラテンアメリカの人々は独立記念日をとても大切にしていて、やたらと国旗色の装飾を施し、ラテン音楽をかけまくります。

普段から結構その気があるのに、より一層、です。

船の上でも、各国の独立記念日には必ずメキシコナイトやペルーナイト

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色褪せぬ、ディエゴ@イタリア🇮🇹

色褪せぬ、ディエゴ@イタリア🇮🇹

前回に引き続き、サッカーの話を。

今回の舞台は

サッカー界の伝説ディエゴマラドーナに縁深い街、ナポリ。

イタリアの強豪クラブであるS S Cナポリ

長い歴史の中で2度セリエAを制していますが

それはいずれもマラドーナが所属していたシーズン。

故に英雄として崇められています。

僕が寄港した2019年でも現在進行形で絶大な人気で

街にある露店やグッズショップでは現役選手よりマラドーナ関

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"生チョコ"の試食@コスタリカ🇨🇷

"生チョコ"の試食@コスタリカ🇨🇷

みんな大好きチョコレート。

チョコレートといえば、ベルギーチョコを始めヨーロッパの高級菓子メーカーが有名ですが

原材料であるカカオは主に赤道付近の温暖な地域で生産されています。(ガーナとか、コートジボワールとか、インドネシアとか)

主要なカカオ生産地のひとつ、中米はコスタリカに寄港した時の事です。

いかにも南国らしいジャングルクルーズツアー(某ディズニーランドのやつより1000倍ワイルドな

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旗とアイデンティティ@スペイン🇪🇸

旗とアイデンティティ@スペイン🇪🇸

バスク地方

スペインとフランスにまたがり、独自の歴史と言語を持つ地域。

スペインカタルーニャ地方と同様、独立意識が非常に強いことで有名です。

あと、美食の街サンセバスティアン。

バスクチーズケーキも美味しいですよね🧁(バスクでは”バスクチーズケーキ”とは呼ばないらしいですw) 

2年程前の航海にて、バスク州最大の都市ビルバオを訪れた際

街中に国旗が見当たらない事に気がつきました。

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ベランダからBravo!!@スペイン🇪🇸

ベランダからBravo!!@スペイン🇪🇸

ストリートパフォーマンス

船乗りとして、世界各国の街を訪れる中で、自分に課しているチャレンジです。

マンチェスター🇬🇧

カルタヘナ🇨🇴

香港🇭🇰

サウサンプトン🇬🇧

とまあ、行く街行く街で場所を見つけて人と繋がり。

ダンス=踊り

これは人間が言葉を獲得する前からのコミュニケーション手段なので、つまり最強です。

街の雰囲気や人の流れを、しばらーく観察して場所を決める

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ツアーバス、北日本観光号@ジャマイカ🇯🇲

ツアーバス、北日本観光号@ジャマイカ🇯🇲

前回投稿は、イギリス統治時代の面影が強く残るカナダのお話でした。

今回も、かつてイギリス領だった国をお届けします!

カリブ海に浮かぶ小さな島国、ジャマイカ。

ウサインボルト、ボブマーリー、ラスタカラー、マリファナ、レゲエ音楽などでお馴染みですね。

あと、外せないのが

YAHMAN(ヤーマン)

ジャマイカ人がめっちゃ使う、特定の意味を持たずほぼ全シュチュエーションで使える最強のひとこと。

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混在するカルチャー@カナダ🇨🇦

混在するカルチャー@カナダ🇨🇦



カナダ西海岸、米国国境沿いに位置するビクトリア市。

かつて、多くの美浜町民(和歌山県にある僕の地元)が移り住んだバンクーバーやスティーブストンの向こう岸、すぐ近く。🇨🇦 🇯🇵

僕の遠縁の親戚にもカナダ移民がおるから、初めてなのに不思議な親近感を抱きながら、2018年春に初上陸。

街を散策すると、さすがは英国ビクトリア女王の名前を冠しているだけあって、英国統治時代の面影をとても強く

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働く意義、平和構築@広島・横浜🇯🇵

働く意義、平和構築@広島・横浜🇯🇵

「暑い、雨、暑い、雨、、、から急に快晴!」

変な天気が続きますね。

梅雨が過ぎ、夏到来。

沖縄の日、広島・長崎原爆の日、終戦記念日。

僕にとってこの季節は、平和の意味を問い直す季節です。

「歴史」と言うには、76年という歳月は余りに短く

日本の被害と加害は余りに凄惨。

今回は、僕の仕事やチャレンジの根底にある

「平和って何?」

というテーマでお届けします!

広島での大学時代が考

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73km先の別世界@パナマ🇵🇦

73km先の別世界@パナマ🇵🇦

整然とした街並みが続く、パナマシティ旧市街

そこから、ツアーオペレーターの運転する体感速度200kmの車に乗り

ヒヤヒヤしながら帰り着いたクリストバル港。

その港に隣接するコロンという街。

パナマ運河が開通した際に北部の玄関口として開かれた場所で、現在も多くのクルーズ船や貨物船が寄港する海運の拠点です。

コロンの街並みはというと、残念ながらお世辞にも綺麗とは言えない状態。

中米において

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うーん、よし、掘ってみるか!@パナマ🇵🇦

うーん、よし、掘ってみるか!@パナマ🇵🇦



我が社きっての超人気航路、パナマ運河。(写真は小型船での運河ツアー)

運河ツアーでの一枚。ちょっとした丘くらいの高さの崖に刻まれるギザギザの溝。

これ、全部掘削の跡です。

人間という小さな存在が、大陸を掘りに掘った運河を通る、というロマンが最大の魅力です。(多分、いや間違いなく)

 フランスが掘り始めたものの資金不足で頓挫し、すかさずアメリカが介入して紆余曲折を経て完成したこの運河。

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カオス・ワンダーランド@香港🇭🇰

カオス・ワンダーランド@香港🇭🇰

香港、中国、イギリス

香港島において、濃密に絡み合う3者。

現在の香港は、そんなカオスの上に成り立っており、街並みにもその歴史がガッツリと表れている。

「イギリス?🇬🇧関係ないっしょ?」

いえいえ、それが大アリなんです。

1842年、アヘン戦争の戦後処理で中国からイギリスに統治権が移り

太平洋戦争時の日本統治時代を経て、イギリスが香港島の統治国であり続けた。

結局、1997年にイ

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廃墟から立ち上がる。何度でも。@ポーランド🇵🇱

廃墟から立ち上がる。何度でも。@ポーランド🇵🇱



運河沿いに立ち並ぶ、旧市街のレンガ建物群。

そびえ立つ聖マリア教会の尖塔。

石畳の通り沿いにはカフェやショップが所狭しと立ち並び、ストリートジャジーなバンドが音を添える。

三枚目の船乗りですら絵になる街。(なっとんのんか?)

100人中99人がイメージするであろう、ザ・ヨーロッパの街並みが美しく残るポーランド北部の観光都市グダニスク。

(蛇足。この写真でしてるマフラーはマンチェスター

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浅はかな先入観@コロンビア🇨🇴

浅はかな先入観@コロンビア🇨🇴

テロ組織・コーヒー・マフィア・ハメスロドリゲス・ラダメルファルカオ

カリブ海航路の勤務で初めてコロンビアに上陸する以前、恥ずかしながら僕が持ち合わせていたコロンビアの全知識。

「なんて浅い先入観…!」

カリブ海航路で初めて南米コロンビアの街を訪れた際に出た、自責のひと言。冒頭の通り、その国に対する予備知識ゼロにも関わらず「楽しそうやけど、危ない国に行くことになってもうたわ〜」とビビりながら初

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サムライ・オブ・カリビアン@キューバ🇨🇺

サムライ・オブ・カリビアン@キューバ🇨🇺

11.850 km Hasta Sendai(仙台まで1.1万キロ)

唐突すぎるこの距離感と目的地。誰にまつわる何の距離なんでしょうか。

答えはこのお侍さま。

ご存知だろうか、支倉常長。

この方、麦わらの一味と良い勝負する大航海に人生を捧げ、現代に生きていたら100%クレイジージャーニーにレギュラー出演する超人気youtuberになっていたであろうハードボイルド侍なのです。

僕の中で、”

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船に棲まうvol.2 氷河上陸@アラスカ🇺🇸

船に棲まうvol.2 氷河上陸@アラスカ🇺🇸

半分、蒼い。(©️NHK もう半分は、白)

見渡す限り、白と青の異次元空間。

こちらの写真、アラスカ航路で勤務していた時に撮影したもので、「アラスカ氷河犬ぞりヘリコプターツアー」という4番バッター4人いる感じの、パワーワード4重奏超人気ツアーに参加した際の写真です。

クルーズ船の船乗りとして働くと、部署によって色々ラッキーな特典があるんですが、僕が所属するツアー部署は、なんとお客様が参加され

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船に棲まうvol.1@地球🌏

船に棲まうvol.1@地球🌏



ミーハーとでも何とでも呼んでください。ゴールデンゲートブリッジ、何回通過しようともテンアゲです。

そんなサンフランシスコ港を出港して

南に下り、メキシコはエンセナダ港で汗ばみながらタコスを頬張って

数日後に

氷河。

もうね、季節感も何もなくなります☆

半袖でも長袖でも、どっちでも大丈夫な感じになりました。

前置き写真が多くなりましたが、今回は僕の職場である(今は陸でサバイバル中。

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