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うーん、よし、掘ってみるか!@パナマ🇵🇦

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我が社きっての超人気航路、パナマ運河。(写真は小型船での運河ツアー)


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運河ツアーでの一枚。ちょっとした丘くらいの高さの崖に刻まれるギザギザの溝。

これ、全部掘削の跡です。

人間という小さな存在が、大陸を掘りに掘った運河を通る、というロマンが最大の魅力です。(多分、いや間違いなく)



 フランスが掘り始めたものの資金不足で頓挫し、すかさずアメリカが介入して紆余曲折を経て完成したこの運河。

なぜ列強国がこぞって欲しがったのかは、世界地図でパナマ運河を見れば一目瞭然。

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南米大陸を迂回せずにカリブ海を直進出来る便利さ、航空貨物が無かった1900年代においては革命的な便利さだったに違いありません。同時に、宇宙からも確認出来る土木工事という規格外のスケール。


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これは実際に航行した時に、川幅や掘削跡を見てつくづく実感。

最近自宅の庭に作った1m四方の池でさえ諦めかけた僕には、完全にミッションインポッシブル。



因みに、大西洋と太平洋では水位が異なるため、閘門(Lock)と呼ばれる水位を変える門を通過します。水のエレベーター的なこの装置で、船からの目線があっという間に変わり、なんだかスケールが大きすぎて、自分のちっぽけさが、胸に、刺さります。

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そんな最強の外交ツールを手に入れたパナマの今は一体?




【パナマの今その一】

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首都、パナマシティ。

遠い昔の大航海時代、交通・金融・文化・軍事、中米におけるあらゆる事柄の要衝であり、旧宗主国であるスペインはもちろんカリブ海に進出する全ての国にとって重要な都市であったパナマシティ。

スペイン建築が残りカリブ特有の熱気が漂う国際都市。



しかし、他のラテン都市と比べてどこかポッシュさ漂う雰囲気。(posh:少し皮肉を込めて言う、高級の意)別にだからどうって訳でもなく、単なる直感なので悪しからず。

僕が大好きな「雑多でカオスなラテンパッション」というよりは、少しヨーロッパに近い洗練されたレストランやお店が立ち並ぶ街並みは、それはそれで綺麗でした。

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小洒落たレストランで

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現地オペレーターに、ラテン料理をご馳走になり(プランテンという、甘くないバナナが主食のひとつ)

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約70km離れたコロン港への帰り道。

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「え、出港時間ギリギリやん、急いで!」となり、体感速度200kmで爆走する車。

人生で最もシートベルトをキツく締めた瞬間。




さて、肝を冷やして帰ったコロン。

「パナマの今」シリーズ続編は、また次回!

ほた、またよー!


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