数学これでバッチリ(おすすめ参考書)
おすすめ参考書のコーナーで、今回は数学です。
専門なので詳しくいきます。
数学の参考書、問題集は主に4つに分かれます。
範囲学習系、計算ドリル系、網羅系、演習系です。
やる順番としては、範囲学習かつ計算ドリル→網羅系→演習系となります。
受験勉強だったらこの後に過去問が加わります。
それぞれの段階で気を付けることが違いますので、少しアドバイスも加えていきたいと思います。
(前回と同様、良書だが僕はやらなかったものには*をつけました)
範囲学習
僕はこの段階を教科書でやりましたが、今振り返ればかなり非効率的でした。
今やっているものでよく詰まるならすぐもっと優しいものに切り替えるべきです。
① 初めから始める(*)
通称はじはじです。
範囲学習系でこれ以上優しいものはないかもしれません。
ただしインプットの段階でしかないので計算ドリル系でアウトプットしながらやってください。
② 入門問題精講(*)
問題集なので範囲学習系に入れられるか少し迷いましたが入れていいと思います。本当に数学が苦手な人にお勧めです。
はじはじと一緒にやってもいいかもしれません。
計算ドリル
多くの人が軽視しがちですが必要です。
計算がおろそかでいちいちミスっていては学習がスムーズに進みません。
時間を測ってやると効果的です。
① カルキュール
計算系の中では難しめなので、網羅系が終わってやると効果的かもしれません。
薄いので何周もできます。
僕は一冊を一か月ほどで終わらせることができました。
② 合格る計算(*)
カルキュールが難しいならこっちです。
かなり丁寧で苦手な人でもできると思います。
網羅型
一番大事といっても過言ではありません。
ここをいかに早く固めるかがカギとなってきます。
理解暗記ですすめるべきで、背伸びせず自分に合った教材を選びましょう。
① チャートシリーズ
白→黄→青→赤の順で難しくなります。
多くの人は青で十分です。
一番の難点は量が多いことですが、これをやる時間があるなら固めるに越したことはありません。
② 1対1対応の演習(*)
網羅系の中では一番難しいですが、良いところはその薄さです。
数学が得意で、かつ網羅系に時間を割けない人に良いでしょう。
③ 基礎問題精講(*)
問題が厳選されているので時間もかかりませんし、解説が丁寧なので苦手な人にも進めやすいです。
チャートで挫折するならこっちですね。
演習系
入試での解答力をつけるための段階です。
網羅型ではわからなかったらすぐ解答を見てよいと思いますが、演習ではじっくり考えてください。
そして納得のいく解答を書いてください。
① プラチカ(*)
シリーズで、正確に言うと「文系数学の良問プラチカ数学 I・A・Ⅱ・B」「理系数学の良問プラチカ数学I・A・II・B」「理系数学の良問プラチカ数学III」です。
かなり難しいですが解説が丁寧で、演習系に初めて入るときにやりやすいです。
② 月刊 大学への数学
数学が好きならこれで極めましょう。
僕の印象ですが載っている問題全てがめちゃくちゃ難しいわけではないです。
学力コンテストの問題をじっくり考えると力がさらにつくと思います。
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