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日々是写真📸

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写真家さんに撮影して頂いた写真とあれやこれや話
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#創作

『MOON』音楽動画作品/池谷友秀/村田千沙/清水勉

『MOON』音楽動画作品/池谷友秀/村田千沙/清水勉

さて、noteが、この作品をartとしてみなして下さるよう願います。

わたしの裸体だけではなく、わたしの体から発する音を音楽にしています。

使用曲は「教会音楽の父」とも言われるパレストリーナ(ジョバンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ)の合唱曲、モテット『Sicut lilium inter spinas』を選曲し、男性声部もわたしの声で、全ての声部をわたしのみの声、音で構成、重ねています

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日々是写真📸

日々是写真📸

生きてればいろんな事がありますよね。
気分を下げないように、見て見ぬふりすることもたくさんあります。けれど、そうもいかない。じゃ、気分が下がってしまってからの巻き返しをどうはかるか。結局、ひとりじゃなんとも悶々と自分を責めるだけで何も晴らせはしないので、人を巻き込む。
巻き込まれてくれる人が居てくれてありがたいと、また沁みる。今日はそんな日。



あーした天気になぁれ






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【VOICE】写真+映像+音/作品

【VOICE】写真+映像+音/作品

【VOICE】
CHISA MURATA /声
MIDITOWN /音楽家
TOMOHIDE IKEYA /写真家

こちらは若干ヌーディーなART作品になっています。
あらかじめご了承下さいませ。

🔹この作品はBASEでダウンロード販売をしております(CD販売ではございません)が、コアなファンの方への普段のお礼に、vimeoから直接無料ダウンロードができるようにもしております。
写真は完売で

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『潤さない男』/ 村田は綴る📸✍🏻

『潤さない男』/ 村田は綴る📸✍🏻

『潤さない男』

お互いいい歳になりましたね。とガラス越しの穏やかな日差しの温みの中、互いの刻まれた皺を愛おしく見つめ、たっぷり注がれた泡あわのラテを両手で包みこむ。

随分過ぎた日のことだしと、ある時の恋愛話を何気なく話しだす。

「 え わたし その人、苦手なんだけど 」
「 え 」

そうか、そうなのか。わたしは宙を見上げた。
わたしのこころがカラんと鳴る。
何を考えるともなくバッグからハン

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『潮騒のインターホン』/村田は綴る、写真日記✍🏻

『潮騒のインターホン』/村田は綴る、写真日記✍🏻

セールスのお兄さん、ピンポ〜ンとインターホンを一押し。

「 . . . . . . 」
一押しのみ。
「 . . . . . . 」
エ? 一押しのみ!?

居留守を使うが、あまりの粘りのなさに意表を突かれる。
容色に優れているものの、場を弁えすぎるのも考えもの。
もう少し押してくれても良かった。粘りのある男かと期待をしてしまった。
面倒くさがりのわたしだとて、たまには、猛烈にアプローチを受けた

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『黄色い薔薇の孤独』 / 村田は綴る✍🏻

『黄色い薔薇の孤独』 / 村田は綴る✍🏻



⁡『黄色い薔薇の孤独』


 あなたと出逢った頃は互いに若さあふれ、魚が跳ねるようなピチピチと瑞々しい美しさに恵まれている時でした。
わたし達は友情を重ねるつれ、親愛なる友として互いを必要とし合い、苦労を重ね大変な日々も献身的に支え合いながら、その時代を平和に過ごしてきました。
そんなある日、あなたは、
「好きな人ができた、一目惚れをした人がいる」
と、わたしにとっては思いもよらぬ、絶望

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独身独歩記 / 村田の写日記✍🏻

独身独歩記 / 村田の写日記✍🏻

某日日、

歯の治療だけの為に、ちょっとお洒落して出かける。
全身青色の服に高いヒールを履いて。
今日は暑い。
露わにした今年初出の二の腕を恥ずかしげもなくぶんぶん振ってずんずん歩く。電車ではノースリーブ1号。

⁡ 「北方謙三」を「北方領土」と読んでしまう。
悪い夢でも見てるのかな。
明日が始まる時間には全てがなかった事のように消えてしまえばいいのに。



🌝声、発声、機能を考える
ボイ

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音楽🎷『渡り鳥のうた』~migratebirds/Southern blue mountaing

音楽🎷『渡り鳥のうた』~migratebirds/Southern blue mountaing

【渡り鳥のうた】~migrate birds/Southern blue mountaing 〜2015

誰だって自分がかわいい 
誰だって自分を守りたい
よそのことなど気にしない 知らんふりしてる
だけど誰かが今日も泣いてる 
声を出せずに今も泣いてる
ひとごとだと目をそらしても 泣き声が今も Oh Oh Oh
とどけ とどけ 愛する人へ
渡り鳥が 口ずさむ自由の歌   
響き渡れ 力の限り


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朗読👂『わらしべ長者』おとえほん日本昔話①より/ 村田千沙 音楽.守時タツミ

朗読👂『わらしべ長者』おとえほん日本昔話①より/ 村田千沙 音楽.守時タツミ

【おとえほん】と言うアプリに出逢ったのは8年か、10年か、ずっと前のこと。物語りの進行に合わせた音楽と、ハイレベルなオーケストラ。当時、いろんな朗読アプリを漁っていた中で、【おとえほん】は特級でした。音楽にここまで拘りのある朗読アプリは他にないわ! と大興奮したものです。
もちろん、スマートフォンなど、どなたでもこの興奮を体感できます。

朗読は、子どもたちにはもちろん、高齢者にも注目されています

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独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

某日日、

アメイジング・グレイスの歌詞を大幅カットし、理論にそってメロディーも変えてうたう。そら、短か過ぎるよね。チササン。ちゃんと歌って。と鍵盤奏者に言われる。ダメよ、駅から此処まで来れないって言うオジサンから電話がきて、迎えに行かなくちゃならないのよ。誰それ。知らない。歌って。... 。


__考え事をしながら、スマートフォンの充電ケーブルを、テレビのリモコンのお尻に突き刺す。刺さらない

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『静寂のピラミッド』/ 村田は綴る✍🏻

『静寂のピラミッド』/ 村田は綴る✍🏻

『静寂のピラミッド』

清潔な空間に、穏やかにその時を待つ人の姿。微妙なこころの揺れ。よろこびもあれば、かなしみもある。けれど無機質。病院。

カーテンを開け閉めするシャーっと乾いた音。パタパタと小走りな看護師の足音、制服のきぬずれの音。器具が当たるカチャカチャと控えめな音。静かな話し声。低血なわたしに湿度の低さが心地いい。

患者が立ち入らないバックルームでは、薬剤師が、すべすべしたシルクの

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『歳下の青年』 / 村田は綴る✍🏻

『歳下の青年』 / 村田は綴る✍🏻

 ふたまわり近く年齢差のある歳下の男性とお付き合いをしている。
 彼は若手声楽家、芸能全般をやっている。青学を卒業し、好きなうたの世界に入った。
 身長は170センチちょっとくらいの細身。髪は昔のキムタクを彷彿とさせる、今時珍しいふんわり艶のあるロングヘア。お顔は、ぼやけてよくわからないが、スルんとシミひとつなく、透けすぎない丈夫そうな白い肌、切れ長の柔和な目元、薄い唇、鼻はささやかに付いている程

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