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#お笑い芸人

「元芸人」社労士だからできる"安心して働ける職場作り"を目指して。だんの社労士事務所・檀野篤志さん

「元芸人」社労士だからできる"安心して働ける職場作り"を目指して。だんの社労士事務所・檀野篤志さん

「自分は芸人を辞めたとき、夢は『1人1個』だと思ってました。だから10年以上も人生が止まっちゃったんです。でも夢って1個じゃないんですよ」

絶妙な語り口で周囲をなごませる檀野篤志さんは、元お笑い芸人の社会保険労務士。コンビ『アジアンパワー』解散後、パチンコ店での13年間の勤務を経て、2018年に社労士事務所を設立。独立後は「元芸人」社労士だからこそできる”安心して働ける職場づくり”を追求していま

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お笑い芸人とギャンブル依存症と地獄の日々  その1

このお話は、全て実体験を書き綴っています。
ギャンブル依存症は想像を超える本当に厄介な病気だと伝わり
こうなってはいけないと思ってくれたら本望です。
それでは、宜しくお願いします。

2003年11月 19歳の俺は今羽田空港行きのチケットを握りしめ
大分空港にいる。
数人の友達と母親が見送りに来てくれている。

「絶対お前なら有名になれる!!俺たちは皆信じちょんけん!!」

見送りに来てくれた友達

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45歳の地下芸人のお笑い活動のリアル

45歳の地下芸人のお笑い活動のリアル

アマチュアミュージシャンが
インディーズという言葉に救われたように、
アマチュア芸人も
地下芸人という言葉に救われていると思う。
地下芸人。
アマチュアというより響きがよく、
そして、自虐にも本気にも
使い勝手が良い言葉、である。

自称地下芸人のY氏は45歳。
吉本の養成所を出て漫才コンビを3度、
コントユニットを2度コンビ解消し、
いまピン芸人として活動している。

活動??
活動といっても

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芸人なんてならなければ良かった

芸人なんてならなければ良かった

楽しいから。もうこの世界以外で生きたくない。どうしてくれるんだ。辞めたくないのに、先の見えない不安や重さにいつだってため息が出る。ずっと悔しくていやになってくる。売れるって思って生きてるの、おこがましいですよね。芸人って名乗れるんだ、自分。いつだってずっと床ばっかり見てたのにね。節目なのでだらだらと書きます。どこかで言ったことばっかりだと思います。ごめんなさい。こんなやつもいるんだ〜と夜更かしのお

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芸人のパラドックスの話

芸人のパラドックスの話

芸人はすごく特殊で、河原者だったくせにいつの間にか大衆の中に入り込んで、市民権を得ながら何度かブームになり、いつの間にか文化として娯楽の真ん中に居座っている。

そして芸人は「やりたい事をやる為に、やりたくない事をやる」という矛盾と戦いながら成長していく。

「世の中の仕事はそうだよ」と思うでしょ?

ちょっと違うんだよな。

肩書じゃなくて生き方芸人というのは本来「肩書きじゃなくて生き方からくる

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「芸人力」

「芸人力」

芸人とは生き方だ。
芸人とは職業や肩書きではなく姿勢だ。

それを活かした「芸人力」こそが、これからの全ての人間の人生設計にとって大きく必要となる。

これから僕の提唱する「芸人力」を簡単にお話しします。

「職業芸人」と「芸人」「ネタをやるのが芸人だから」
「ライブに出演するのが芸人なんだよ」
これは幾度となく説教として投げかけられた言葉だが、僕にとっては思想が違いすぎるが故の雑音だった。

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お笑いライブはバカな芸人が関わるから失敗する

お笑いライブはバカな芸人が関わるから失敗する

お笑いライブとは「お笑いのネタを披露したい演者」と「お笑いのネタを見たい観客」がマッチング出来ている場所なので、絶対にハッピーしか生まれないはずです。

なのになぜか笑いの起こらない空間が生まれる。

なぜですか。

演者と観客の役割を勘違いしている演者は「ネタを完璧に披露する」ことを最優先としてステージに上がる。
そのためにリラックスし、そのために緊張する。

それに対して、観客は
私語禁止、ス

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NSC東京(お笑い養成所)で学んだこと

NSC東京(お笑い養成所)で学んだこと

30歳で脱サラしてお笑い芸人を目指すために吉本のお笑い養成所であるNSC東京に入学し、先月無事に卒業した私がお笑い養成所で何を学んだか書いていきます。

これからお笑いの養成所に入ろうとしている方、必見です。

授業内容まず、授業内容ですが、大きく分けて以下の3つでした。
(カッコ内は授業全体に対する割合)

① ネタ見せ、ネタ作り(約6割)
② トーク、大喜利、座学(約2割)
③ 演技、ダンス、

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【僕とバイトとクビ】

【僕とバイトとクビ】

どうも!山口コンボイです!
チョキピース!

僕は2012年に上京してから9年間で10個以上アルバイトをしてきました!

たくさんクビになりました!

なので!クビ数をカウントしながら最後両親に謝る事にしました!

何個クビになったでしょ〜!?

はじまりはじまり〜!

2014年3月、芸歴2年目の僕は神奈川県のとある街に引っ越した。

都内へのアクセスが良くて家賃も抑えられる街。

我ながらナイ

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【キンタマ1つ無くなった時の話】①

【キンタマ1つ無くなった時の話】①

今回は僕の人生を語る上で割と大きな出来事である、キンタマが1つ無くなった時のお話をしようと思います。

このnoteをキッカケにしっかりまとめて、僕のこどもたちに、孫たちに、その孫は自分のこどもたちに語り継いでいけるよう、今も天国で僕を見ている左キンタマの為にきちんと書き起こします。

2004年12月、僕が小学5年生の時でした。

僕が生まれ育った新潟県関川村は雪深い地域で、その時も当たり前のよ

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売れてる芸人さんへ、売れてない小説家からの一生のお願いです。

売れてる芸人さんへ、売れてない小説家からの一生のお願いです。

はじめまして。小説家で、元お笑い芸人の、藤崎翔と申します。
代表作に、『神様の裏の顔』や、風間俊介さん主演でドラマ化してもらった『おしい刑事』などがあります……と聞いてもピンとこなかった方は、おそらく僕のことを知らないと思います。

ご安心ください。あなただけではありません。世の中の九割九分九厘の人が、僕のことなど知りません。
そんな無名小説家の僕ですが、このたび訳あって、初めてnoteというもの

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今日までの話

今日までの話

この前、ひさびさライブに出た。

お笑いのライブ、NSCのライブ。
僕は最近、東京NSC29期生になったのだ。

東京に出てきて、人力舎の養成所に入った。
東京のコント(かっこいいやつ)にあこがれがあったのだ。あれはかっこいい。かっこよくなりたかった。かっこよくなりたいだろ!!!!
ハァ!?殺すぞ!!

お笑いはあんまり見てこなかったけど、
おもしろい自負もあったし、いけるやろと。

でもおもしろ

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1ヶ月続いたこと

1ヶ月続いたこと

僕のnoteが今回で31日連続投稿になるらしい。
(一言だけとか、ライブの告知とかあったけど)

こういう区切りでやることとしてはかなりベタだと思うけど。東京に来て2年、別に僕はぶっ飛んだ人間でもないということが分かってしまったのでそういえば1ヶ月続いたことってあるかなー。
って奴をやる。やるぞっ!オラッ!

1ヶ月休まずに継続できたこと…。
こういう時、小学生は「息!」とか「命!」
とか言っちゃ

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2023/11/6 切り替えていこう。草野球募集。

昨日のカメイダーのXアカウントはフォロワーが増えていなかった。私のこの日記の弱小さが明らかになってしまった。まずい。

今日は9時ころに目が覚めた。おしっこを漏らしちゃう夢を見て勢いよく起きた。漏らしていなかったのでよかった。
今日は予定を入れていない。では、今日も恒例の気持ちの中の予定を書こうと思う。

10時に髪を切りに行く。13時頃には東洋館に行き、素振りをしたのちにバッティングセンターで練

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