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散文

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思い出や生活の中で感じたことを中心にした徒然なる書き物達です。
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2023年3月の記事一覧

勘

そうだった。
自分の勘が鋭いことを忘れていた。

取り戻そう。

深く

深く

わからない。
気持ちは焦っている。
身体は重い。
何かが不安。
いろいろ抜け落ちていく感覚。
大丈夫。
深呼吸、深呼吸。
アウトプットして、落ち着かせる。
今不安定。
大丈夫。
そんな時もある。
大丈夫。
深呼吸、深呼吸。
呼吸大事。
ゆっくりで大丈夫。
もともと私はゆっくり考える人間なんだから。
大丈夫。
私のコントロールは私がすればいい。
大丈夫。
深呼吸、深呼吸。
深く息を吸って。
深く息を

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白黒分類

白黒分類

 昔から統計を取ったり、分析したり、カテゴリー分けするのが好きなのだが、世の中にはグラデーションで無数のグレーな事象がある。赤みがかったグレーもあれば、黄みがかったり、青みがかったグレーもある。
 白か黒かだけでは語れないグレーを分類して、チャートにして、自己満足する。
 白か黒かどちらかという型に嵌めるのは好きじゃない、と言いながら、グレーを分析することで細かい型に嵌めようとしている。
 結局は

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今のところ

今のところ

自分という人間を知りたくて
生きてるんだと思います。

嫌いという感情

嫌いという感情

 私は『人を嫌いになる』という事があまり無い。苦手だと思う人が居ても、苦手と感じた時点で距離を取るので、『嫌い』という感情まで辿り着かない。ただそれでも稀に距離を取りきれない場合に、嫌いになる事がある。

 小学校5年生の時、4年生から持ち上がりで受持だった担任の先生に怒られたことがあった。休み時間に先生が先生の机の後ろにある棚からポスカのカラーペンをバラバラと落とした時に、先生の机の近くにいた私

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おみくじ

おみくじ

 おみくじを引いた。
ここのところ何年も私のひくおみくじは凶と小吉ばかりだ。

 さあ、今回はどうかな?と思ったら、大吉とも、吉とも、小吉とも、凶とも書いていなかった。

『目に見えざれども、吾人の一挙一動を知る者三つあり。曰く神、曰く祖先、曰く良心。』

と書いてあった。

なんか頑張ろうと思った。

アナログ

アナログ

 スマホを落とした。
家を出る時には確実に持って出たはずなのだが、自転車に乗り、職場に着いたら見当たらない。
これは困った。
勤務先の電話からスマホに電話してみるが、留守番電話につながってしまう。
とりあえず休み時間に通勤経路の自宅までの道を辿って探しに行った。
見つからないまま自宅に着いた。
念の為、自宅も捜索してみる。
見つからない。
困った。鼓動が早まる。
とりあえず交番だ。
落とし物で届い

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今までの人生で人に言われた印象に残っている言葉

今までの人生で人に言われた印象に残っている言葉

*今殺し屋みたいな顔してたよ(3)
*優しすぎると人をダメにするよ
*ザルじゃなくて枠だね
*羊飼い、似合ってる
*うーん、顔?
*ねぇねぇお姉さん、足の裏見せてよ
*楽しそうだね
*足音させて歩いてくださいよ(4)
*知らない間に後ろにいるなよ(2)
*何だ?その目は?(2)
*その黒目がちな笑顔にみんな騙されてるよね
*変な電磁波出てんじゃない?
*全然加速が無かったね
*勘が鋭過ぎて引くわ(

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鉄棒

鉄棒

 幼稚園年長の時、体力測定の種目に『鉄棒ぶら下がり』というものがあった。その名の通り、鉄棒にどのくらいぶら下がっていられるかを測るものなのだが、幼稚園生の記録は早い子は数秒、長くても2〜3分といったところだろうか。
 そんな中、特段運動ができるわけでもない私だが、ぶら下がった瞬間からなぜか永遠にぶら下がっていられる気がした。理由はわからない。でもなぜかそう思ったのだ。
 周りの子供達はやはり早々に

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東京

東京

 これほど人々の想いを背負わされている地名はあるだろうか。東京ほどいろんな感情を請け負っている地名はないんじゃ無いかと思う。
 夢、希望、悲哀、混沌…人々の様々な想いを東京は受け止めている。『東京』と名のつく曲や映像作品、書籍も非常に多い。
 もはや『東京』という言葉が、何かしらの感情を表す言葉になってもおかしくないような気がしてきた。
 もし『東京』という感情があるのならどんな感情だろうか。とて

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加速

加速

 私は運動が得意ではないのだが、身体を動かすことは好きだ。だから運動できる機会があれば、なるべくやってみることにしている。

 以前、初心者もたくさん集まるゆるい感じのフットサルに誘われたので参加してみた。
身体を動かすのはやはりとても楽しかった。
その後も何度か通って、仲間も出来た。

 そんなある日の練習試合中、左サイド前方にいた私にパスが出された。ボールは少しそれて、私のさらに前方へ転がって

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凪いでいく

凪いでいく

 他人には期待しないし信用もしない。
私は私自身に対して期待も信用もしていない。
それなのに他人にばかりそれを求めるのは何か変な気がしたからだ。
 そう思うようになってから、何だか少しずつ日々を穏やかに過ごせるようになった。
 私には上手く生きることが難しい。だから考えて考えて、時間をかけて過ごす。それでも間違えるし、失敗もする。それでいい。少しずつ。時間を使う。ただそれだけ。

感覚

感覚

 怒りに巻き込まれることがたまにある。そんな時、私は自分が人間ではなくなる感覚になる。
 理不尽に怒られたり、揉めごとに巻き込まれて、自分が傷つけられそうになったり、自分もつられて怒りそうになった時に一呼吸置くと、相手のことを人間だなぁ、人間してるなぁ、この人は喜怒哀楽の『怒』の感情をしっかり使っているんだと思える。
 すると急に物事が俯瞰で見えるようになって、怒りから遠ざかっていく。
『私の目の

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生きることがしんどくなったら

生きることがしんどくなったら

自分は誰の人生を生きているのか考える
誰の顔色も気にしなくていい
早く自分の人生を生きた方がいい
他人を変えるのは難しいし
そもそも変えてやる義理もない
まずはきっかけを手に入れる
本を読む
テレビを観る
映画を観る
出掛ける
ごはんを食べる
なんでもいい
何かきっかけになりそうなものを
少しでもいい
自分の心に溜めておく
自分は何が好きなのか
自分はどうしたいのか
一旦整理してみる
整理はするけ

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