えんどう あや
自由律俳句とそれにまつわるエピソードです。
たまに描く絵と動画です。
思い出や生活の中で感じたことを中心にした徒然なる書き物達です。
文字を書くことが好きなので、気がつくとたくさん落書きをしています。 文字を書くと心が落ち着くので、落書きは個人的写経だと思っています。
フィクションのお話や物語の種達です。
雲に覆われているが月の在処はわかった 雨上がりの夜空を見上げると まだ雲が空を覆っていた 広がる鈍色の雲の一部が ぼんやりと月色になっていた この雲の上に 月が存在している 今は見えなくても 確かにある なんだか安心した
結局誰に対するわけでもなくそこにいるすべての人が幸せに向かって歩ければいいというエゴ なんか久しぶりに気の合う先輩に自分の悩みを隠しながらも相談して、自分で勝手に答えらしき物を見つけて、先輩と別れたあとのタクシー運転手さんに人生について伺って、肯定しながら自分の人生も肯定したくていい人ぶってる午前1時。
覚えたてのスピカ見つけ心躍る 久しぶりにプラネタリウムに行った。 誕生日とも関連の深い12星座。 実際にその星座が見頃になるのは、実際の誕生星座の2〜3か月前なんだと初めて知った。 今回プラネタリウムに映し出された夜空は、今夜20:00の渋谷の空。 当たり前だが渋谷であっても、街の全ての電気が消えたなら、こんなにたくさんの星が見えるのかと思うと、年に一度は電気をつけない日を作ってもいいんじゃないかなと思った。 西の空に浮かぶ半月に近い月から、柄杓型の北斗七星を足掛かりに
届かないおめでとうを伝えたい おめでとう。 そしてありがとう。
黙っていても頭の中ではずっと喋っている 先日、フレッシュなグラッパと樽熟成したグラッパを飲み比べる機会があった。 フレッシュなものももちろん美味しいが、熟成したものは、角が取れて丸みのある味わいだと感じた。 人間にも同じことが言えるのかもしれない。 自分の中にしっかりとした質の良い樽を作り上げて、その中で穏やかに過ごし熟成していく。 そうして出来上がる人間は落ち着いていて、味わい深い。 黙って一人飲んでいるが、頭の中ではこんな感じでずっと喋っている。 私がサトラレ
誘い笑いにまんまと誘われている 今年の1月に姪っ子が生まれた。 遠方に住んでいることもあり、先日初めて会うことができた。 昔から赤ちゃんと対峙した時、必ずすることがある。 今回も姪っ子に仕掛けてみる。 すると姪っ子はまんまと誘い笑いに誘われてきゃっきゃと笑っている。 かわいいーーー💕
好きな妖怪のひとつです。
数年前に真っ黒なオールインワンを購入。 何度か着るうちに、背中に刺繍を入れたいなと思うようになり、図案を考え始める。 スカジャンのようなかっこいい龍や虎の絵柄、チャイナシューズのような可愛らしい花の絵柄、Gibsonギターのハミングバードのような綺麗な鳥の絵柄。 いろいろ考えていたのだが、なんとなくピンと来なかったので、ずっとそのままシンプルに着ていた。 2024年1月下旬のとある日、これが着たい!と思いついた。 急いで図案を作成すべくスマホで絵を描き、その図案をも
今一番触れ合ってみたい動物です。
中学生の時に姉と考えた新へのへのもへじ。 その3:げっそり編
中学生の時に姉と考えた新へのへのもへじ。 その2:ふっくら編
毎年この時季になると思い出す話。 職場の後輩はあまり物事を知らない。 そんな後輩と干支の話になったので 後輩(戌年)に十二支を尋ねてみた。 後輩:「イヌ、イー!m… 私:「ちょいちょい! 後ろの二つから始まってるよ。」 後輩:「えっ!あっ!メー!ウシ、トラ、t… 私:「!? ん?最初何て言った?」 後輩:「えっ?えーと、メー、ウシ、トラ… 私:「メー!?ちなみにメーって何!?」 後輩:「えっとー…、ヤギ!」 新しい十二支、ヤギ。 まさかの鳴き声で登場。 後輩
しょーもない夢を見たついでに描いてみました。
先日友人と討論している夢を見た。 カンフーや格闘に強そうな名前の野菜は何かという討論。 一位は満場一致で師匠感すらあるという理由でチンゲンサイ。 では二位は?という討論。 夢の中で私は力説していた。 絶対にブロッコリーだと。 理由はまず『ブロッ!』という響きが相手に圧をかけるだろうという点。 そして最大の理由として、こう述べた。 ブロッコリーだよ? ブロッコ・リーってことだよ? もはやそれは、ブルース・リーだよ! 強いに決まってる。 目が覚めて思った。 しょ
金木犀 何処 喧噪の狭間 忙しくて騒がしくて 疲弊していく心とからだ そんな毎日の中で ふと金木犀が香る 姿は見えねど季節を感じ 心に一滴の休息をもたらす 生きるとは難しくも美しい
静寂の中に瞬きの音がする 明け方にふと目が覚めた。 薄明るい空間にひとり静かに横たわっている。 外の音は何も聞こえず 世の中の時が止まってしまったかのように 天井を見つめている。 どこかからパチ…、パチ…、パチと 音がした。 自分の瞬きの音だった。 音が聞こえたから 大丈夫だと思った。