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物書庵初心週記帖(51号)「天気も政局もぐずついた梅雨空はいつまで続くのか?」
週明けの関東地方、もともとぐずついた天気が続くという予報だったところに、ようやく気象庁から梅雨入りが宣言された。「ようやく」という感覚だったものの、九州の梅雨入りが早かっただけで、関東地方としては例年から1週間遅れだそうな。例年、台風を筆頭にした自然災害が日本列島に最も猛威を振るうのがここからの数ヶ月。1人でも多くの人が穏やかな時間を過ごせるように願ってやまない。
先週末の話題の中心は2年ぶりに
物書庵初心週記帖(49号)「贅沢はお金の使い方ではなく、時間の使い方」
二十四節期の立夏を過ぎて、暦の上では夏。暦に合わせるかのように5月に入り最高気温もグングンと上がっている。先週末、ほど近い小貝川沿いのバーベキュー場へ赴き、新調したテントとタープの試し張りに行ったが、最高気温は29度と一昔前の夏を彷彿とさせる勢いで日差しが照り付け、クッキリと日焼け跡が残った。肝心の試し張りはというと…30年ぶりのヘキサタープに強風のコンディションが重なり、まるでキャンプブームに乗
もっとみる物書庵初心週記帖(42号)「必要なのは透明性ではなく納得感では?」
小春日和の穏やかな陽気に誘われて、いつもの小貝川沿いを散策していると、春の訪れを告げる声が聞こえたような…。耳を澄ませていると「ホーホケキョ♪」やはりウグイスさんでした。囀っている当人はそんなつもりは毛頭ないのだろうけど、この声に春を感じる日本人は多いでしょう。背中の方向からなんだか忙しない鳴き声が聞こえたような気がして注目してみたら、こちらも今年お初のヒバリさん。常連のヒヨドリ、ハクセキレイも元
もっとみる物書庵初心週記帖(40号)「節分に思う事。たくさん作って、余ったら捨てる、はおしまいにしませんか?」
今年の節分は124年ぶりに2月2日。ちなみに次に2月2日が節分となるのは4年後の2025年で、これからしばらくは4年に1回の周期で2月2日が節分となるそうで、今年限りではないのか…と少し残念だった。
あいもかわらずコンビニには恵方巻のチラシが目立つところに貼られている。近年、すっかりフードロスの代表となってしまった恵方巻。恵方巻自体は江戸時代からの伝統的な習慣と言われているが、バレンタインやクリ
物書庵初心週記帖(39号)「異常気象を異常と感じられるままでいたい」
20日は大寒。各地で冬日を迎え、先週末は関東地方でも積雪か?と予報が出ていたが、朝起きてみるとただの雨。いつ雪が降ってもおかしくがないほど気温は低かったものの初雪観測とは至らなかった。
思い返すと、去年の夏の暑さは地球温暖化のギアが一段上がった事を知らしめるかのようだった。暑さに強いのを自負して炎天下でも日課のランニングを続けてきたが、さすがに命の危険を感じて自宅で大人しくしていたのを思い出す。
物書庵初心週記帖(38号)「2021年大胆小心(?)予測」
氏神様である八坂神社へ遅めの初詣に行き、さて今年の運勢やいかに?と引いたおみくじはなんと大吉。連れ合いも大吉。我が家としてはこの上ないスタートを切る事が出来た。
2021年もまだ半月を経過しただけなのに、国内では緊急事態宣言の再発令、米国ではトランプ大統領の最後の抵抗によって分断が加速、と前途多難な1年を予感させる出来事が立て続けに起こっている。が、暗くなっても仕方ない。新年恒例?という事で、愚