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物書庵初心週記帖

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本のこと、自然のこと、芸術のこと、スポーツのこと、食のこと、歴史のこと、経済のこと、身の回りのことなどなど… 自身の感性を磨いてくれるものについて綴る雑感雑記を書き連ねています。
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物書庵初心週記帖(51号)「天気も政局もぐずついた梅雨空はいつまで続くのか?」

物書庵初心週記帖(51号)「天気も政局もぐずついた梅雨空はいつまで続くのか?」

週明けの関東地方、もともとぐずついた天気が続くという予報だったところに、ようやく気象庁から梅雨入りが宣言された。「ようやく」という感覚だったものの、九州の梅雨入りが早かっただけで、関東地方としては例年から1週間遅れだそうな。例年、台風を筆頭にした自然災害が日本列島に最も猛威を振るうのがここからの数ヶ月。1人でも多くの人が穏やかな時間を過ごせるように願ってやまない。

先週末の話題の中心は2年ぶりに

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物書庵初心週記帖(50号)「グングン上がる最高気温とめっきり上がらないオリンピック熱の行く末はいかに」

物書庵初心週記帖(50号)「グングン上がる最高気温とめっきり上がらないオリンピック熱の行く末はいかに」

ここ数日、最高気温が30度を超える日が続き、梅雨を飛び越して夏が訪れたような雰囲気だ。季節外れの暑さに遭遇すると、これも地球温暖化の影響か?と反射的に思ってしまう。脱炭素が政界、経済界のキーワードになっているが、果たして本当に間に合うんだろうか?と心配になるのは素人の杞憂で済めばいいのですが…。

開幕まで50日を切った東京オリンピック。マスコミを通じて聞こえてくるのは、世論は延期の声が大きくなっ

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物書庵初心週記帖(49号)「贅沢はお金の使い方ではなく、時間の使い方」

物書庵初心週記帖(49号)「贅沢はお金の使い方ではなく、時間の使い方」

二十四節期の立夏を過ぎて、暦の上では夏。暦に合わせるかのように5月に入り最高気温もグングンと上がっている。先週末、ほど近い小貝川沿いのバーベキュー場へ赴き、新調したテントとタープの試し張りに行ったが、最高気温は29度と一昔前の夏を彷彿とさせる勢いで日差しが照り付け、クッキリと日焼け跡が残った。肝心の試し張りはというと…30年ぶりのヘキサタープに強風のコンディションが重なり、まるでキャンプブームに乗

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物書庵初心週記帖(48号)「外交力の陰りと若手アスリートの輝き」

物書庵初心週記帖(48号)「外交力の陰りと若手アスリートの輝き」

春の柔らかな雨で農作物がうるおうという二十四節期の穀雨。我が家でも小さな円形の花壇に小夏(小型のひまわり)の種を植えた。が、その夜に柔らかな雨とは程遠いまるで台風のような雨が地面を強く打ち付けた。窓から様子を眺めていた連れ合いも「種が流れてしまったらどうしよう」と心配しながら不安な夜を過ごしたが、朝一番で花壇に直行してみたところ、花壇の中心にそびえているヤマボウシの枝葉が傘の役目を担って守ってくれ

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物書庵初心週記帖(47号)「自然あり、歴史あり、グルメあり、3拍子揃った水戸の魅力とは」

物書庵初心週記帖(47号)「自然あり、歴史あり、グルメあり、3拍子揃った水戸の魅力とは」

今年の春はとにかく暖かい。職場近くの学習院大学でも早々に桜が開花し、満開になり、散ってしまった。

毎年訪れている福岡堰の桜も例年より1週間以上早く見頃を迎えた。

例年は連れ合いと2人、桜の木の下に陣取って手作りの弁当やご近所のお店で買えるパンや焼きそばをつまみにビールや日本酒を楽しむのが恒例であったが、出発が遅かった事と宴会自粛要請が重なり、今年は見送り。カメラ片手にのんびりと歩いて満開の桜を

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物書庵初心週記帖(46号)「高校球児から学んだ″次の世代に繋ぐ″大切さ」

物書庵初心週記帖(46号)「高校球児から学んだ″次の世代に繋ぐ″大切さ」

春分の日を過ぎて冬将軍の軍勢はすっかりと引っ込んだようだ。ここ数年、この時期になると鼻がムズムズとしてくるものの慢性鼻炎と言い張っていたが、川沿いを散歩しているとくしゃみが止まらない。ついに花粉症だと認めざるを得ないかと頭を抱えていたが、連れ合いが「花粉症に効く」とカルディで購入してくれたべにふうきペパーミント甜茶なるものを飲んでみたところ、ビックリするほど症状が抑えられている。自然のアレルギーに

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物書庵初心週記帖(45号)「若者への責任転嫁はお終いにしませんか?」

物書庵初心週記帖(45号)「若者への責任転嫁はお終いにしませんか?」

東日本大震災から10年。10年と聞くと区切りが良いような聞こえもするが、大切な家族や住まい、仕事を失った人からすれば時間の経過は区切りになどならないだろう。決して元には戻らない事がある。が、それは当事者が一番わかっている。被災され今もなお復興に向けてが心の底から「これで区切りだ」と言えるように寄り添える世の中であって欲しいと切に願っている。

一部報道によると、一都三県で延長されていた緊急事態宣言

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物書庵初心週記帖(44号)「出口戦略無き宣言延長に勝算はあるのだろうか」

物書庵初心週記帖(44号)「出口戦略無き宣言延長に勝算はあるのだろうか」

春の訪れを告げる二十四節気の啓蟄を過ぎ、20℃近くまで最高気温が上がる日も増えてきた。いつもの川沿いに出向くと、無事に越冬を成し遂げた野鳥達が熱心に飛び交っている。小虫がブンブン飛んでいて目や口に入りそうになるのを咄嗟にシッシと追い払う。そういえば冬には全くいなかったなとふと気がつく。野鳥達もこの小虫を餌として追い求めて川沿いを飛び回っているのだろうか。小虫の登場も春の訪れを告げているのかもしれな

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物書庵初心週記帖(43号)「山は誰のものでもなく、山自身を尊重する」

物書庵初心週記帖(43号)「山は誰のものでもなく、山自身を尊重する」

栃木県足利市の両崖山での山火事は発生から9日目の3月1日にようやく鎮圧が宣言された。登山やキャンプなど、アウトドアアクティビティを生きがいとしている一人として、ただただ見守る事しか出来ない状況はとても胸が痛かった。

登山者の火の不始末が出火原因ではという憶測が飛んでいるが、十中八九煙草の不始末ではないだろうか。原因はともあれ、故意の出火ではないとしてもやるせない気持ちでしかない。信仰の対象として

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物書庵初心週記帖(42号)「必要なのは透明性ではなく納得感では?」

物書庵初心週記帖(42号)「必要なのは透明性ではなく納得感では?」

小春日和の穏やかな陽気に誘われて、いつもの小貝川沿いを散策していると、春の訪れを告げる声が聞こえたような…。耳を澄ませていると「ホーホケキョ♪」やはりウグイスさんでした。囀っている当人はそんなつもりは毛頭ないのだろうけど、この声に春を感じる日本人は多いでしょう。背中の方向からなんだか忙しない鳴き声が聞こえたような気がして注目してみたら、こちらも今年お初のヒバリさん。常連のヒヨドリ、ハクセキレイも元

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物書庵初心週記帖(41号)「船頭多くして船山に登る、は終わりにしませんか?」

物書庵初心週記帖(41号)「船頭多くして船山に登る、は終わりにしませんか?」

立春を過ぎた日本列島に早々に春一番が顔を出し、小春日和の陽気が続いたかと思えば、冬らしい冷たい風が吹き付ける。この季節はお天道様もなにかと慌ただしい。

ここ数日の穏やか陽気に誘われていつもの川沿いに出向く。冬から春へ季節が移ろっていくに連れて出会える野鳥も日増しに増えている。一番多く目にするのはヒヨドリ。弾丸の様な迫力で縦横無尽に飛び交っている。チチチッと控えめに鳴きながら軽やかな波線飛行で目を

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物書庵初心週記帖(40号)「節分に思う事。たくさん作って、余ったら捨てる、はおしまいにしませんか?」

物書庵初心週記帖(40号)「節分に思う事。たくさん作って、余ったら捨てる、はおしまいにしませんか?」

今年の節分は124年ぶりに2月2日。ちなみに次に2月2日が節分となるのは4年後の2025年で、これからしばらくは4年に1回の周期で2月2日が節分となるそうで、今年限りではないのか…と少し残念だった。

あいもかわらずコンビニには恵方巻のチラシが目立つところに貼られている。近年、すっかりフードロスの代表となってしまった恵方巻。恵方巻自体は江戸時代からの伝統的な習慣と言われているが、バレンタインやクリ

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物書庵初心週記帖(39号)「異常気象を異常と感じられるままでいたい」

物書庵初心週記帖(39号)「異常気象を異常と感じられるままでいたい」

20日は大寒。各地で冬日を迎え、先週末は関東地方でも積雪か?と予報が出ていたが、朝起きてみるとただの雨。いつ雪が降ってもおかしくがないほど気温は低かったものの初雪観測とは至らなかった。

思い返すと、去年の夏の暑さは地球温暖化のギアが一段上がった事を知らしめるかのようだった。暑さに強いのを自負して炎天下でも日課のランニングを続けてきたが、さすがに命の危険を感じて自宅で大人しくしていたのを思い出す。

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物書庵初心週記帖(38号)「2021年大胆小心(?)予測」

物書庵初心週記帖(38号)「2021年大胆小心(?)予測」

氏神様である八坂神社へ遅めの初詣に行き、さて今年の運勢やいかに?と引いたおみくじはなんと大吉。連れ合いも大吉。我が家としてはこの上ないスタートを切る事が出来た。

2021年もまだ半月を経過しただけなのに、国内では緊急事態宣言の再発令、米国ではトランプ大統領の最後の抵抗によって分断が加速、と前途多難な1年を予感させる出来事が立て続けに起こっている。が、暗くなっても仕方ない。新年恒例?という事で、愚

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