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自由な作曲ができる!モード理論の基本。- ドリアンモード

1.自由な作曲ができる!モード理論の基本。- ドリアンモード


前に書いた、モード理論の基本が、結構ウケたので、今回も、モードについて語ろうと思う。つまり連載2回めだ。だけど、今回の記事だけでも楽しめるよ。

なんか、参考文献が挙がっているね。エレクトロニックミュージック?オレはエレクトロニックミュージックじゃないよ。

一応、参考文献で挙げているヤツは、エレクトロニックミュージックについての本だけど、この記事は、エレクトロニックミュージック以外でも、全然使えるよ。それに、必ずしも、この記事は、この本に沿ってないし。

ところで、前回の記事って?

これだ↓

で、これから、ドリアンモードについて、語ろうと思う。

2.ドリアンモードのスケールのおさらい


前回のおさらいになるけれど、ドリアンモードといえば、Dドリアンスケールがダイアトニックモードだったよね?

そうだね。白鍵だけで弾けるから、ダイアトニックモードだ。

レミファソラシドレだよね?

そうだね。そして、ルート音(=根音)(レ(英語表記ではD、以下同じ))は自由に動かせるんだ。

黒鍵を使うことになるんだよね。

そうだよ。

3.Cドリアンスケール


基本のおさらいだけど、根音をドにした、Cナチュラルマイナースケール(つまりいわゆるドを根音とした短調)は、ドレミ♭ファソラ♭シ♭ドだよね。

そうだね。じゃあ、根音をドにした、Cドリアンスケールはどうなるの?

ドレミ♭ファソラシ♭ド、だよ。

お?!♭がナチュラルマイナースケールより1個少ないね。

いいところに気づいたね。実は、

マイナーキーより♭が1つ少ないことで、1つ明るいと表現

本書より

できるんだ。

つまり、短調より、ちょっとだけ明るい、暗めなスケールなんだね。

洗練されたマイナー感
マイナー・モードの標準になっている

本書より

4.特性音は6th


実は、ドリアンモードの特徴をあらわす音は、6thなんだ。

前回の復習になるけれど、つまり、根音と3rdと特性音をたくさん弾けば、そのモードっぽくなるわけだよね?

そうだね。だから、Dドリアンスケール(レミファソラシドレ)でいえば、根音は、レ、3rdはファ、6thはシだから、レとファとシをたくさん使えば、ドリアンモードっぽく聴こえるわけ。

とっても簡単だね。

とにかく、Dドリアンスケール(レミファソラシドレ)は白鍵だけだから、だいぶ弾くの簡単だよね。そして、レとファとシをたくさん使えば、ドリアンモードっぽく聴こえるわけさ。

なるほど。

とりあえず、まずは、Dドリアンスケールで曲を作って練習してみな。きっと素敵な未来が待っているよ。

わかった!

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