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「非正規雇用」と「短時間正社員」どちらがいいか考えた

「短時間正社員」

初めて目にするワードです。1日の所定労働時間が少ない正社員ということでしょうか。通常は8時間だけど7時間とか。

個々の事情に配慮した働き方を認め、かつ能力と貢献度に見合った報酬を得られるようにする。そういう趣旨での運用を考えているのなら賛同します。巷で話題の「週4勤務」と併せて議論を進めていただきたい。

他の業界のことはわかりませんが、書店チェーンに関しては週4日勤務で1日7時間労働の正社員はアリな気がします。非正規雇用を引き上げ、権限や福利厚生を社員と同じにする。代わりにアルバイトの教育など、相応の責任も担ってもらう。

もし私の勤める書店でこの制度がスタートし、会社から「なりますか?」と訊かれたらどうするか。想像してみました。

確認したいことが数点。

1、早番と遅番を両方やるのか?(まあやりますけど)
2、異動はあるのか?
3、給料はどうなるのか?(非正規の方が稼げるのでは制度の意味が)

2はまあまあ切実です。近くならいいけど、いまの職場を選んだ理由に「満員電車に乗らずに通勤できる」「徒歩で通えなくもない」が含まれているので。ワガママと言われても譲れない。

そもそも正社員になることをさほど望んでいません。むしろ末端のイチ非正規雇用として現場から声を上げ、会社や業界を動かしたい。

すべての非正規雇用が社員を目指しているわけではない。不遜な喩えを許してもらえるなら、理想とするイメージは「機動戦士Zガンダム」でシャアが扮していたクワトロ・バジーナに近いです。組織のトップが務まるだけの力を持ちながら、あくまでも前線のイチパイロットに留まるというか。

そんなこんなで2024年はもうすぐ終わり。でもハードボイルド書店員の仕事はまだ終わらんよ!! 

皆さま、よいお年をお迎えください。

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