マガジンのカバー画像

旅記録(国内)

11
ベルンハルト・ツネヒコの旅行記(国内編)です。
運営しているクリエイター

#鉄道

初春の越後旅

初春の越後旅

今回は写真を多く使って書きました。

最初に

今日(3月16日)、鉄道各社でダイヤ改正が行われた。北陸新幹線もついに無意味に敦賀まで延伸した。(従来と所要時間は30分程度しか変わりませんよ)
そんな流れを見て、私も何処かへ行かなくてはいけない、そう思い立ち出かけた時の記録。

9:23 長野駅発 北しなの線

しなの鉄道に乗り込み、まずは妙高高原を目指した。豊野を出ると、随分と山がちに景色が変わ

もっとみる
信州循環の旅~真冬の信州を巡る~

信州循環の旅~真冬の信州を巡る~

かつて信州には「信州循環列車」というものが存在していた。長野駅発長野行き。途中、篠ノ井・小諸・野辺山・小淵沢・塩尻・松本・篠ノ井・長野に停車するというルートである(のべやま号)。今では途中篠ノ井-小諸間はしなの鉄道に移管され、さらには、いくつかの路線をまたいで運行する複雑さから、二度と復活しないであろう循環列車だ。その、「信州循環列車」のルートを現代でも達成してみようと、今回旅に出たわけである。

もっとみる
大糸線の旅~初冬の大地溝帯を行く~寄り道編

大糸線の旅~初冬の大地溝帯を行く~寄り道編

~往路編~を読まれていない方はこちらをどうぞ。

日本海ひすいライン 糸魚川駅から親不知駅へ

今回、糸魚川から少し足を延ばして親不知へ向かった。
糸魚川駅からは、私鉄えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインに乗り換える。かつて、一回だけひすいラインに乗ったことがあるのだが、それは素晴らしいもので感動した。車窓はほぼ日本海である。そして、1両編成ながらも座り心地よい椅子と穏やかな空気が流れている車両が

もっとみる
大糸線の旅~初冬の大地溝帯を行く~往路編

大糸線の旅~初冬の大地溝帯を行く~往路編

大糸線の旅にあたって

大糸線は文字通り、長野県の「大」町と新潟県の「糸」魚川を結ぶ鉄道である。現在では、松本から糸魚川を結び42駅を約3時間で運行している。その途中には、北アルプスの山々が見ることができ、そしてまた、地質の大きな分け目となる「フォッサマグナ(大地溝帯)」が通って面白い地形が繰り広げられている。

北陸新幹線が開通してからというもの、松本から糸魚川へ行くには、一旦松本から長野に行き

もっとみる
『長野電鉄』を克服する

『長野電鉄』を克服する

このような良く分からないお出かけの原因は、祖父にあった。毎年、お盆の時期(今年は都合が悪く8月上旬)に曾祖母に祖父と会いに行く。少し離れた所に住んでいるので、今までは車で行っていた。その車内では、祖父がマシンガンのようにトークを繰り広げ毎回耳が壊れてしまい頭を悩ませていた。
曾祖母の家を改めて地図で確認すると、なんと長野電鉄の沿線に住んでいたので今回、電車で行くことにした。とはいえ、私は長野電鉄が

もっとみる
ぶらり鉄道の旅①(前編)

ぶらり鉄道の旅①(前編)

1、いざ出発
5月20日土曜日。私は、勝手に自分の中で「良い休日は良い朝を迎えることから始まる。」と迷言を生み出し、良くない朝を迎えた日は本当に、あまり良くない休日になってしまう傾向があるから気を付けないと、と思い生活している。今日は、本当に良い朝を迎えた。久しぶりに爽快な朝だった。こんな日はどこかへ出かけなくては…という思いに駆られ急遽、最寄り駅へと向かった。

朝9時。最寄り駅の長野駅に到着し

もっとみる
休日のプチお出かけ

休日のプチお出かけ

そういえば、この前の日曜日に少し気分転換に出かけてきました。出かけたといっても電車で約20分の場所。「姨捨」であります。「姨捨」は日本三大車窓の一つ…などと言われている名所でもあります。
別に目的があるわけでもなく、何故か電車に乗りたくなったのでとりあえず、長野駅に行き、北(飯山方向)か南(松本方向)どちらに行こうか考えたところ、電車の本数の多い南を選びました。北に行ってもよかったのですが電車の本

もっとみる