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ヨーロッパ中世 修道院の同性愛 コンクとヴェズレイの彫刻をもとに
フランスのカトリック教会コンクのサント=フォワ(*)のタンパンの彫刻のこの右端のウサギ耳の動物はウサギの頭を持った堕天使とのことで男色(ソドミー)の象徴とのことで反自然とのこと。
調べたところ、ウサギはギリシア時代から毎年肛門ができると誤解されていたり糞食する動物だかららしい。男は下向きに縛られて焼かれている。そして、顔も下向きにうなだれて火の中にいるカエルにキスされている。カエルとキスをする
フランスのプロヴァンスにあるロマネスク様式のサン=ジール=デュ=ガール寺院の卒論の一部をアップロードしました。
著者は30年ちょっと前に亡くなった友人で、一緒に現地に見にいきました。
https://quartetgrape.wordpress.com/saint-gilles-du-gard/4-2-1/
南フランスのサン=ジル=デュ=ガールという教会のロマネスク彫刻について
どのくらいこのことについて書いたのかわからなくなってきましたが、一度まとめておきます。40年弱くらい前に学生時代に友達に連れられてフランスのロマネスク寺院のいくつかを回った。ロマネスク彫刻の写真を撮影したのでネットで公開する時に解説記事をつけようと思って、美術史や哲学の本を読んで時々レポートしています。
20世紀終わり頃全世界的に流行ったフランスセオリーの煽りを受け、ロマネスク美術の評論にもデ