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記事一覧

国際女性デーに際して

国際女性デーに際して

画像元: Freepik

 本日3月8日は国際女性デーである。女性差別をなくすため、多くの人が声を上げるべき大切な日だ。

女性差別とは? Aであることを理由に不当な扱いをすることは、Aに対する差別である。この差別のうち、女性差別をなくすために活動をしているのがフェミニストたちなのだ。

 では、具体的にどのような「差別」があるだろうか。
子供の頃から女らしさを強要される。お淑やかであれと教育さ

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メンヘラ女こそ大学へ行け

メンヘラ女こそ大学へ行け

 有り難いことに、Twitterもnoteもほとんど触っていなかったのにも関わらず未だに過去記事にスキが付いたりフォローされたりしている。まだ書いてみたいこともあるにはあるので、余裕のあるときには少し執筆を再開しようかと思う。前回の記事から大分時間が経ってしまったが、私個人は体調不良だとかそういうことではなく、単に大学の方が忙しくなってしまったからというだけである。

多忙な大学生活で気付いたこと

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アンチフェミの限界

 ※これは単なる私個人のお気持ちの発露であるため、あまり構えて読む必要はない。

 さて、長い期間に渡っていろいろな方がフェミニズムを語ったりフェミニズムのアンチをしたりしてきた。私も例に漏れずフェミニズムについて語っているのだが、しかし最近ではどうもアンチフェミ界隈の限界を感じてならない。以下、具体的な事例について語っていこう。

「アンチフェミ」の定義が曖昧 元々は「フェミニズムのアンチをして

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占い、宗教、自己責任論

占い、宗教、自己責任論

 先日、小山晃弘氏が占いに関してのnoteを公開した。

 こちらでは女性が占いを好きになるメカニズムについて述べているが、しかし、占い以外のジャンルでは男女差が見られないものもある。

 無料部分しか読んでいないので詳細は分からないが、恐らく男性は自己責任論を大事にするため占いを嫌うのではないかということだろうと思われる。すなわち、自分がなぜ失敗したのかというような自分の状況の原因を自分の行動に

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女性がフェミニストになってはいけない理由

女性がフェミニストになってはいけない理由

 私の書いたある記事のコメントで、「女性がフェミニズムを信仰しないメリットを簡潔にまとめた方が良い」とのアドバイスを頂いたので、ここらで簡潔に述べていこうと思う。

アンチ「フェミニズム」は女性の権利を奪うのか 答えはNoである。そもそもフェミニズムは「不当に」権利を奪ってきたものである。それに反対するだけでは女性の権利が奪われるということはない。人のおもちゃを勝手に取った子供からおもちゃを取り上

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私のフェミ時代の黒歴史を晒す

 私はかつてフェミニストであったが、いろいろあってアンチフェミニストに転向した。これで私はもう二度とフェミニストにはならない。そう思っていたが、フェミニズムの根深さはこれで終わりではなかった。
 自称「アンチフェミニスト」となった後でも私はフェミ的な思想を自然に持っていた。その理由は女性には元々フェミ的な性質があるからである。

 今でもフェミ性は持っていると思うが、当時に比べれば少しはフラットな

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悪いことは言わないから性的マイノリティはフェミニズムからは手を切れ

悪いことは言わないから性的マイノリティはフェミニズムからは手を切れ

 性的マイノリティとは、マジョリティ(普通)とされている性とは違う性を持つ人のことである。ここでいう「普通」とは、身体の性と精神の性(性自認)が一致しており、なおかつ性的指向(どんな性別の人を好きになるか)が異性である人だ。フェミニズムでは女性だけでなく彼らの権利解放をも求めるが、そこには落とし穴があることを知っておく必要がある。

フェミニズムによって「排除」されるトランス女性 詳細は上記のno

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「弱者男性のエンパワメント」はなぜ「多様性」から叩かれるのか

 Twitter上の限られた界隈でのみの論争だと思われていたが、「弱者男性」がトレンド入りするというまさかの事態となった。
 発端となったのは次のツイートである。

 これは「弱者男性をエンパワメントする」立て看板への抗議文だ。
 ツイートを削除されては敵わないので、画像をここに貼る。

 端的に言うと、「弱者男性をエンパワメントするのは女性の権利を抑圧することになるからやめろ」ということなのだが

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死刑の是非についての考察

死刑の是非についての考察

 秋葉原無差別殺傷事件の犯人である加藤智大死刑囚の死刑が執行された。彼の生育環境は壮絶であったという。被害者にしてみれば加害者が犯罪を犯した背景などどうでも良いだろうとは思うが、このような事件を二度と繰り返さないためにも背景を知ることは重要だと思う。

 安倍元首相襲撃事件の犯人も、加藤智大と同じように壮絶な経験をした。もちろんそれが犯罪の免罪符になることは絶対にないのだが、背景を知ることは同じよ

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安倍元首相襲撃事件から浮き彫りになる宗教の問題点

安倍元首相襲撃事件から浮き彫りになる宗教の問題点

 安倍元首相襲撃事件により、宗教二世という言葉が話題に上っている。

 逮捕された容疑者は、ある宗教に母親が多額の金をつぎ込んだことで破産して家庭崩壊が起こっていたという。そのことからその宗教への恨みを募らせ、宗教に関係のあった安部元首相を殺害するに至ったのだそうだ。

 事件が起こった直後の私の(殴り書き)備忘録も紹介する。

宗教二世の問題 今回の容疑者のような境遇の人を宗教二世と呼ぶ。宗教二

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「ヒモ」願望のあった薬学生の話

「ヒモ」願望のあった薬学生の話

 何度か述べたことがあるが、私は某薬科大学に通う薬学生である。薬学生の観点から述べた記事も書いたが、今回は薬学生としてではなく、単なる学生として大学での体験談を述べようと思う。個人情報保護の観点から一部脚色、変更した点があるがご了承頂きたい。

突然の告白 同じ薬学生のホノカ(仮名)は、私に突然こんなことを言ってきた。
「私、ヒモになりたいんだよね――」

 そもそもヒモというのは男性に使う言葉で

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安倍元首相襲撃事件で気になることをまとめてみる

安倍元首相襲撃事件で気になることをまとめてみる

安倍元首相のご冥福をお祈りします。

はじめに まさかとは思ったが、事件は起こってしまった。

 民主主義国家であるはずの日本でこのような事件が起こってしまったのは恐るべき事態である。もちろん、我々はただ恐れるだけではなくしっかりと自分のやるべきことに努めていかなければならないのだが、それはそれとして個人的に危惧していることがあるので、簡単に述べたいと思う。殴り書きのようになって大変読みにくいだろ

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大麻の危険性について薬学生の視点から考察する

大麻の危険性について薬学生の視点から考察する

 先日、大学での天然物化学の授業で大麻について言及されたので、ジェンダー界隈でも時々名前が挙がる大麻について、薬学生の観点から簡単にまとめていこうと思う。既にしつこく言及しているが、ご容赦頂きたい。

大麻とは何か 我々が大麻と呼んでいるのはアサ(麻)という植物(大麻草とも呼ぶ)の内のほんの一部で、日本の大麻取締法で規制されているのも、「麻」そのもの全てではない。

 つまり、大麻の定義から「成熟

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「フェミニズムパワーワード集」~フェミニズムから国民を守る党入党希望者の演説~

「フェミニズムパワーワード集」~フェミニズムから国民を守る党入党希望者の演説~

魔色さんの"「フェミニズムから国民を守る党」政見放送"に倣い、私も入党希望者として演説したい所存でございます。

タイトルの画像は私のオリジナル作でございます。「フェミニズムから国民を守る党」入党希望者として、このくらいは当然です。

さて、演説ですが、私の主張としてはやはり「フェミニズムは害悪だ」ということのみですので、ここはやはりフェミニズムの害悪さを広く知って頂くのが最善かと存じます。

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