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平屋の研究室シリーズ(小説マガジン)

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不登校の中1男子の家の近所の平屋が菌ネットワークの研究室になり……!?
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#SF

平屋の研究室と秋のコガネザクラ#18(終)

ぴーんぽーん。 平屋の研究室のインターホンが鳴る。 「ピザだ!」 僕はドアを開ける。 愛…

美範すばる
2か月前
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平屋の研究室と秋のコガネザクラ#17

その後、涼治さんが研究室に出勤してきた。 僕はさっき祐樹さんと話したことを、今日のうちに…

美範すばる
2か月前

平屋の研究室と秋のコガネザクラ#16

お弁当を食べ終えた後、僕と祐樹さんは今日何度目か分からないフィールドワークを庭ではじめた…

美範すばる
2か月前
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平屋の研究室と秋のコガネザクラ#15

翌日の月曜日。正午前に僕と祐樹さんは昼食をとっていた。 「蜜季のお父さんとお母さんって、…

美範すばる
2か月前
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平屋の研究室と秋のコガネザクラ#14

「おはようございます、蜜季くん」 「おはようございます!涼時さん!」 僕が朝8時半前に一…

美範すばる
2か月前
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平屋の研究室と秋のコガネザクラ#13

平屋の研究室の中に、冷蔵庫やエアコン、容量無制限のインターネットワイファイなどの機器が一…

美範すばる
2か月前

平屋の研究室と秋のコガネザクラ#12

「お先に失礼します!」 「ああ、明日も来るか?」 「来る!」 「ああ、明日も遊びながら研究しよう」 「うん!おつかれさま!祐樹さん」 「じゃあなっ」 祐樹さんが研究室のドアを閉める。 僕は庭を歩き、エンブレムの本拠地に「また明日ね!」と心の中で告げ、「まったね~!」という返事を聞いて平屋の庭を出ていく。 今日も楽しかったね!蜜季! エンブレムの声。 (もうっ、最近のエンブレムはいっつもそれだ!声出さない間何してるのさ?) クッキーと星に乗って!祐樹と蜜季

平屋の研究室と秋のコガネザクラ#11

やがて、洗濯は終わった。 祐樹さんはバス型のカバンに洗濯物を放り込む。 特に機嫌を悪くし…

美範すばる
2か月前

平屋の研究室と秋のコガネザクラ#10

「おはようございます!」 「おはよー」 僕が平屋の研究室のドアを開け、出勤の挨拶をすると…

美範すばる
2か月前

平屋の研究室と秋のコガネザクラ#9

僕が平屋の、菌ネットワーク研究室パラダイムシフトで研究員を務めることを両親に許可された二…

美範すばる
2か月前

平屋の研究室と秋のコガネザクラ#8

翌日の火曜日。僕は祐樹さんにライン通話の発信をする。 祐樹さんが応答してくれた。 「準備…

美範すばる
2か月前
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平屋の研究室と秋のコガネザクラ#7

祐樹さんのお弁当と、箱ティッシュやらトイレットペーパーやらの生活用品を買い終えて僕と祐樹…

美範すばる
2か月前

平屋の研究室と秋のコガネザクラ#6

それから5日後。 待ちに待った祐樹さんの引っ越しの日、月曜日がやってきた。 この日ばかり…

美範すばる
2か月前
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平屋の研究室と秋のコガネザクラ#5

僕は、通学路を歩いていた。 中学校に通ったのは3週間と言ったところ。 毎週重くなっていく気分、45分かかって到着する学校。 私服姿で正門をくぐり、校庭の様子をそっと覗いた。 どのクラスも体育の授業ではないらしく誰もいなかった。 僕は引き返した。 また45分かけて家に向かう。 だけど、往路は発見の連続だった。 近所を歩く時のように、時折立ち止まり、名も知らぬ植物たちを眺め、また歩き出す。 その連続は、45分という時間を感じさせなかった。 アスファルトのひびも