見出し画像

無理のない自由を満喫していく

本「団地のはなし」の中の、
松田青子さんの「向かい合わせの二つのへや」


主人公の女性は、成人してすぐ、買いたいものを、生活していく場所を、自分で選ぶことができることに気づき、その”自由”をうれしく感じた。

でも、現実は厳しく、生活には限度というものがあることに気づく。

毎月、稼いだお金が生活することで減っていく。
疲れだけがたまっていく。

そんな生活の中、新しい職場と部屋に変えることで、彼女は彼女の場所にようやくたどり着く。


「団地のはなし」


このお話を読んだとき、自分自身に重ね合わせ、共感した。

私も大学でアルバイトを始めて、自分でお金を稼ぎ始めた時、自由に使えるお金がうれしく、無駄遣いはしないようにするけれど、お金を使う喜びがあった。

でも、今は生活するだけで、家賃やライフラインにお金が消えていくことに、こんなにも生きているだけでお金がかかるのかと恐ろしくなる。

今後お金に困ることがあったらどうしよう、という不安が心のすみにいつもあるのかもしれない。

でも、「無理のない自由を満喫して生きていく」という彼女の考えに勇気がわいた。

その時、できる生活をしていけばよいのだ。
お金が沢山あるわけではなくても、
きっとそんな生活だからこそ味わえる素朴な幸せもあるかもしれない。

高級なケーキを食べなくても、
家で買ってきたコンビニスイーツを食べる幸せだってある。

何を幸せに生きていくかは自由なのだ。


もう少し、未来の不安にしばられず、
今できる幸せに目を向けていこうと思った。



#日々のこと
#暮らし
#元気になるヒント
#生きるヒント
#こつ
#小さな幸せ
#楽しく生きる
#朝活
#眠れない夜に
#マインドフルネス
#マインドセット
#考え方
#アイデア
#工夫
#仕事
#日々の記録
#日記
#エッセイ
#つぶやき
#今日のつぶやき
#気付き
#最近の学び
#ふと思ったこと
#日常
#生活
#ポエム
#ショートストーリー
#ショートショート



いいなと思ったら応援しよう!