山田あきと

人生の記録を文章で。

山田あきと

人生の記録を文章で。

マガジン

  • 感覚を文章で召し上がれ

    頭の中

  • フードロスを活用した飲食店「Trash Kitchen」

    フードロスを活用した飲食店「Trash Kitchen」の活動についての記事です。

  • 旅の途中

    人生のターニングポイントの記録

最近の記事

2年間の終わり@nukumo

必要な物やスキルがいつでも手に入る4次元ポケット、お金のない世界、Giveという行為で回る経済、いろんな言い方をしてきましたが、これらを作るための共有アプリ『nukumo』は2年間の時を経てクローズすることになりました。 いやぁ、早かった。実に早かった2年間。N700系のぞみ号ぐらい早かったです。 ちなみにですが、アプリが終わったからといって、会社が終わるわけではありません。目指しているゴールはまったく変わっていませんし、まだまだやらなければならないことがたくさんあると思

    • インスタストーリーズで時間を無駄にしている人へ。

      インスタグラムのストーリーズってあるじゃないですか? インスタストーリーズってその人の人生に入り込める「どこでもドア」みたいだと思っています。本当にすごいと思います。 その人の視点になれるし(一人称視点)その場で起きていることが見れるんですが、ずーっとダラダラみてしまう人も多いかと思います。 「人のインスタストーリーを見るのは時間の無駄と思い始めてしまっているのでもうそろそろ末期。」というツイートをしたら、普段よりも少しいいねの数が多くついたので共感する人が多いのでしょ

      • nukumoが3年目に突入しました

        なぜ人はやりたいことが出来ないのか? この単純な質問が頭を離れなくなってからちょうど2年が経ちます。 僕はこの2年間、みんなが「自分のやりたいこと」が出来る社会を作るために色んなことに挑戦してきました。答えはシンプルなものの、その道程はとても複雑だと気付きました。 どれぐらい複雑かといいますと、理論構築の一方で音楽のように感覚的に受け取れるカンデンスキーの抽象画のように複雑です。 なぜこの様に複雑なのかというと、心理学的だったり、経済的だったり、言語化できない要素が大

        • フードロスを活用した飲食店『Trash Kitchen』オープンまでの流れと振り返り

          コンセプト - フードロスを活用した飲食店 - 始まりはさくらとの会話からでした。さくらは私達の会社『nukumo』でインターンをしている、とても優しくて、考え抜く力を持っている素敵な大学3年生です。2019年の春からインターンをしていて、『nukumo』の一周年イベント等を成功させてくれました。そんなさくらと吉祥寺にあるタピオカ店で、飲み残しのタピオカミルクティーが入ったプラスチックカップを横目に将来の夢について話していました。 「私は将来、船に乗って旅をしたいんです。

        2年間の終わり@nukumo

        マガジン

        • 感覚を文章で召し上がれ
          8本
        • フードロスを活用した飲食店「Trash Kitchen」
          4本
        • 旅の途中
          6本

        記事

          ブラック飲食店ではなく、最先端なホワイト飲食店を作る方法

          フードロスを活用した飲食店「Trash Kitchen」をオープンして2ヶ月、飲食業界の未来について考えてみました。 多くのお店が悩んでいることは、下記の3つだと思います。 ・長時間労働 ・人手不足 ・低賃金 これはお客さんには関係ない「中の話」になってしまいますが、こういう問題をかかえている飲食店はそろそろ変わらないといけませんよね。だって朝から晩まで働いて、残業をして、あまり給料がもらえなくて、めっちゃ疲れるブラックなお店では誰も働きたくない。少子化で働き手がいなく

          ブラック飲食店ではなく、最先端なホワイト飲食店を作る方法

          フードロスに興味をもっている人に悪い人はいない説

          9月4日 都内某所 「フードロスの飲食店を作るよ」はたくさんの反響をいただき、すごく嬉しくてジャンプしました。 調子に乗りそうになりましたが「おいおいおい、まだ何も成し遂げてないくせにどうしたんだチミは。」ってふと我に返ったので期待に答えれるようにがんばります。 東京に来てもう3日目となりますが、すでにたくさんの出会いがあり、フードロス関連のイベントに参加させて頂く予定でいっぱい。 昨日は『未来起業家交流会×飲食』というイベントで廃棄食材を使った料理や、みんなが家にあ

          フードロスに興味をもっている人に悪い人はいない説

          フードロスの飲食店を作るよ

          nukumoという会社を立ち上げて数ヶ月がたち、様々な出会いやプロジェクトが進んでいますが、今フードロスを活用した飲食店「Trash Kitchen」を作るために日々奮闘しています。 僕が大学に通っていた大分県別府市で10月にオープンすることが決定。 nukumoの組織形態として、プロジェクトごとに担当者を決めて、担当者が必要な人材や協力者を集める、自由を尊重した形で進めています。 超優秀なインターン生のおかげで僕が別府市にいなくても「Trash Kitchen

          フードロスの飲食店を作るよ

          ベトナムのダナンに行く前に読んでおいた方がいいよ(基礎注意事項)

          ぼったくり、盗難、スリ、日焼け。ベトナムには危険がたくさん。けど、美味しい食べ物、最高のアクティビティ、優しい人、いい面もたくさんあります。僕みたいになーんにも知らずにベトナムに行く人が、少しでもベトナムという最高の国を楽しめるように情報共有します! ※この記事は2019年8月7日に書かれた物です。 僕は成田→インチョン→ダナンという順番で行きました。また、情報が変わっている場合があるのでご了承ください。すべて自己責任でお願いします! SIMカード空港の中で買えます。空

          ベトナムのダナンに行く前に読んでおいた方がいいよ(基礎注意事項)

          働き方をそろそろ変えないと大変なことになる

          東京→大阪→インド→大阪→広島→大分→東京→ベトナム→東京→大分・・・という激動の2ヶ月間のアドレスホッピング。けっきょく移動する理由は人のため。 そして今はベトナムに行くために韓国で乗り換えなのですが、なんと次の飛行機まで8時間待ち。 今回のベトナムは、ミクル株式会社の旅行に参加するため。ミクルっていう会社は簡単に説明するとIT企業で、社員全員が好きな時間と場所で働いていて、社員全員が集まるのは年に2回ほど開催される旅行のみ。家族ファーストな会社なので家族全員が参加。そ

          働き方をそろそろ変えないと大変なことになる

          具体的な話ほど伝わらない理由

          マレーシアで飲食店をやったり、格闘技でファイトマネーをもらえるようになったりと、様々な夢を叶えて来た分、辛い挫折も数えきれないほど味わってきた。その挫折の大きな理由の一つが「相手に自分のイメージが伝わらない」ということだった。 夢を実現させるためには仲間が必要で、仲間を作るためには自分のイメージを伝えないといけない。しかし今までの挫折で味わったのは、人を説得するときはなるべく具体的な話は最初にしないことを意識したほうがいいということ。 たとえば「大きな砂場を作りたい!」と

          具体的な話ほど伝わらない理由

          社会のエゴを楽しむのはいかが。

          都会は広告ばかりで目が疲れる。ビルの壁、電車の中、携帯の画面でさえも広告で埋め尽くされ、広告代理店のハゲたおっさんのエゴによって日本の風景が汚染されている。広告代理店のおっさんがハゲているかどうか分からないが、ハゲていないとしたら確実にツーブロックで青いスーツを着て「今日のアジェンダをシェアします」と、カタカナをがんばって並べてるやつに違いない。 さまざまな場所に設置されている広告をみていると本当に不思議な気持ちになる。彼女すらいないのに結婚を急かされ、ギャンブルに興味がな

          社会のエゴを楽しむのはいかが。

          実はみんな自分に嘘をついている

          6月7日 大阪市にある貝塚へ。 若者の支援と教育を行っている福井さんという起業家に会うためだ。 福井さんは『欲求マップ』『脳タイプ』『図解』という3つの手法を活用しながらビジネスや心理学について教えてくれたり、くだらない悩み相談もたくさん聞いてくれる。 いつもはビデオ通話でコンサルティングをしてくれるのだけど、「お金がなくて困っているので仕事を頂けませんか?」と連絡してみたところ「じゃあ6月7日に貝塚で」という返信を頂けた。お金がなさすぎて死ぬかと思ったので助かった。

          実はみんな自分に嘘をついている

          自分を好きになれる方法は「貢献」なのかもしれない

          「今日、誰かを笑顔にした?」 バス停で落ち込んでるときに先輩からもらった大事な言葉です。 「いや、してません」 と答えると 「誰かを笑顔にしたら自分も笑顔になるよ」 と言われてハッとしたのを今でも覚えてます。 最近、自分はどうなりたいのかって考えたときに「日本一、社会貢献する男になる」というのがふと頭をよぎりました。 ツイッターでも書きました。 僕のことを昔から知ってる人は、これを聞いてびっくりしません。なぜなら、ニュージーランドで総合格闘技をやっていた理由も、起業

          自分を好きになれる方法は「貢献」なのかもしれない

          コンテンツの海に溺れて脳みそがゾンビになる前に

          情報量が多いほど人は動けなくなります。 きっとどこかで聞いたことがあるかもしれません。むしろ、たくさんの情報を集めるよりも選択肢が2つしかない状況のほうがひとは動けます。 「和食かイタリアン、どっちがいい?」 という質問がデートの定番になってるのもその理由。 「和食、イタリアン、中華、フレンチ、それとも肉か魚?カレー?どれがいい?」。初めてのデートでそんなことを言われてもすぐに選べるはずがないし、そんなひとはちょっと困っちゃうわ♡(だれ目線やねん)。 ※この記事は、世

          コンテンツの海に溺れて脳みそがゾンビになる前に

          2019年の抱負よりも自分ルール

          「抱負」というものに頼らなくても変われるほど、人間は強くない。 人はきっかけが必要で、トランジションという言葉が心理学でも存在している。簡単にいうと、終わりがないと始まりが来ないということ。例をあげると「卒業式」とか「結婚式」のような儀式。こういう儀式がないと、人間はいつまでも気持ちを切り替えられずにズルズルと引きずってしまうらしい。 つまり、年が明けるタイミングで抱負をかかげ、「よし、がんばるぞ」というのは効果的なのかもしれない。にもかかわらず、ほどんとの人が抱負を成し

          2019年の抱負よりも自分ルール

          優しさの連鎖

          家に帰る途中、無性にお寿司が食べたくなり、近くのショッピングモールにある「巻き寿司のテイクアウト専門店」に車を走らせた。 駐車場に車を止め、お寿司の味を想像しながら、軽い足取りでショッピングモールの中へ向かう。すると、お店に着いたタイミングで看板の電気が消え、時計とみると時刻は18:01をまわっていた。 「あ、18:00で閉まるのか...」と、肩を落とし、お寿司を諦めようとした瞬間、一人で閉店準備をしていた韓国人の男性と目が合った。 「あいてますか...?」 電気が消

          優しさの連鎖