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コンテンツの海に溺れて脳みそがゾンビになる前に

情報量が多いほど人は動けなくなります。

きっとどこかで聞いたことがあるかもしれません。むしろ、たくさんの情報を集めるよりも選択肢が2つしかない状況のほうがひとは動けます。

「和食かイタリアン、どっちがいい?」
という質問がデートの定番になってるのもその理由。

「和食、イタリアン、中華、フレンチ、それとも肉か魚?カレー?どれがいい?」。初めてのデートでそんなことを言われてもすぐに選べるはずがないし、そんなひとはちょっと困っちゃうわ♡(だれ目線やねん)。

※この記事は、世の中にコンテンツが多すぎるからこんなキュレーターが大事になるよ、って内容です。

コンテンツが多すぎて自分を見失うゾンビが急増中

インターネットとITが発達し、誰もがコンテンツを作れる時代になりました。すばらすぃ。パソコンがあれば音楽を作ってSpotifyに載せれるし、ブログを作って記事も書けちゃうし、YouTubeで自分のテレビ番組さえ作れちゃう。インターネット革命ですよね。

けど、みんながどんどんコンテンツを作り続けるせいで(おかげで?)、情報が湧き水のように溢れ、海となり、たくさんの人達が溺れちゃってると思うんですよね。僕もそのひとりです。ましてやSNSやウェブを開くと、大量のコンテンツで顔面をぶん殴られてる気分になります。バシバシッ。

世の中の人達がこんな必死になってコンテンツを作ろうとしてる理由を教えてやろう。世の中には2種類の人間しかいない。コンテンツを作って儲かりたいやつか、コンテンツを作るのが好きなやつだ。あと誰かに貢献したいやつ。(3種類やないかーい!)

正直、携帯みてても「コンテンツ多すぎて必要な情報も手に入らないし、ぼーっといろいろみてたからけっきょく見たものをおぼえてない」ってひと多くないですか?自分でも「なんかゾンビみたいでちょっと困っちゃうな〜」って思っています。生きてるのに死んでる的な。いわゆるリビングデットってやつ。もしくは歩く屍。お好きな方をお選びください。(←2つの選択肢w)

人間はどんどん考えることをしなくなっていく。という見解も最近よくききますよね。てかサービスも「いかにユーザーにストレスなく使ってもらえるか」って一生懸命考えてます。言い換えると「いかにユーザーに何も考えさせずに、お金と時間を奪っていけるか」ってことです。そういう研究をするために企業は莫大な資金を使っています。ちなみに、なんで時間を奪うの?って思ったあなた、Facebookとかインスタはたくさんの人が使ってるから広告で儲かってる仕組みなんです。

このバイオハザート的な状況をみたときに、2つの流れがキテるなって思いました。ひとつめは、信頼できるキュレーターの価値が爆上がりする、そしてもうひとつはキュレートする範囲が広くなる、です。

キュレーションとは情報を収集しまとめること。 または収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有することを言う。 キュレーションを行う人はキュレーターと呼ばれる。 キュレーターの語源は、博物館や図書館などの管理者や館長を意味する「Curator(キュレーター)」からきている。

信頼できるキュレーターの価値が爆上がりし、その人に情報を求める

人がゾンビになってる状況の中、情報を整理してくれる人を求めます。「音楽はこれがいいよ!」とか、「新宿でご飯を食べるならここ行きな!」とか。もうお気づきかと思いますが、すでにそういう人やサービスはたくさんあります。ただ、ここで大事になってくるのが「信頼」なんです。だって「新宿でご飯を食べるならここ!☆4.5!」って食べログに言われて「わかったー!いくー!」って思いますか? レビューとかまじで信用できないですよね。

そういえば存在しない架空のレストランをトリップアドバイザーに登録して、友人たちで☆5をつけまくって、イギリスでNO.1のお店にのし上がった事例もあります。最後に実際にオープンして、冷凍食品を提供したらみんなおいしいって言ってたシーンがあって、人間って本当にゾンビだなって確信しました。

なので、いかにそのキュレーターを信用できるかが大事です。そうなるとPVやバズばかり狙う企業ではなく、ライフスタイルを大事にする個人にフォーカスされていきます。そして、個人にフォーカスされると実際に使ってない商品を紹介したり、ステマやったり、そういう人のキュレーションには意味がなくなります。そこで次の話に繋がります。

キュレートする範囲が広くなり、特化型ではなくライフスタイル型になる

今までは特化型キュレーターが多かったのですが、これがライフスタイル型キュレーターに変わってくると思っています。

前までは音楽だったらDJというキュレーター、服だったらセレクトショップ、みたいな形だったのが、個人が自分のライフスタイルに取り入れいて誰かに紹介したいって思えるものを幅広く紹介していく流れになります。特化型のキュレーターが消えるって話ではなくて、ライフスタイル型のキュレーターが増えるだろうなって話です。そして、お気に入りのライフスタイル型キュレーターをフォローしておけば、人間は考えなくても良い物に出会えます。選択も減るから行動しやすくなります。

僕の中で「いやぁ、うまいなぁあああ」って思うライフスタイル型キュレーターを紹介すると、inliving.さんRyoya Takashimaさんですね。どちらもYouTubeをリンクしてありますので興味がある方は是非みてください。他にもありますが、選択肢を増やしすぎるとアレなので(アレってなんや)2つだけ載せます。

最後に

もっと紹介したいコンテンツとか、これから来る動画のジャンルとか、もっと書こうと思ったんですが眠いのでここで終わります。

後日書くのでnoteかtwitterのフォローを忘れないようにね!


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山田あきと
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