記事一覧
何を食べるか、腸で考える
脳の報酬系が誤作動している
ジャンクフードやアルコールなど現在多くの魅惑的なものが世の中には存在しています。かくいう私も甘いケーキやスナック菓子が大好きで、よく食べていた時期があります。嗜好品として楽しむことは問題ないのですが、いざやめようと思ってもなかなかやめられない方も多いのではないでしょうか。これらは食べ物をみて、食べることで活性化する脳の報酬系に私たちが騙されている結果とも言えます。
避けるべき2つのストレスとは?
適切なストレスと避けるべきストレスがあるストレスチェックが実施され始めて5年以上経ち、企業で年々ストレスへの関心が高まっており素晴らしいと思います。その一方、ストレスは私達にとって悪いものでとにかく避けるべきであるというニュアンスを感じます。結論から申しますと、ストレスには適切なストレスと避けるべきストレスがあります。元来ストレスは生物が生存確率を高めるために発達した機能と推察されており、ストレス
もっとみる衛生委員会を健康経営推進委員会へ
衛生委員会とは
常時50人以上の従業員を使用する事業場では、労働安全衛生法により毎月1回以上、衛生委員会を設置することが義務付けられています。業種によっては一定の規模ごとに安全委員会の設置も求められるため、衛生委員会と統合して「安全衛生委員会」としている事業場もあるかと思います。衛生委員会の目的は、労働災害と危険・健康障害を防ぎ、健康の保持・増進について、労使一体となって調査審議することです。毎
健康経営の継続フォロー
健康経営の継続フォロー(3回目以降)
健康経営エキスパートアドバイザーは、1回目の訪問でヒアリングシートに沿って診断し、2回目の訪問で健康経営診断報告書をもとに、課題と対策案を提示し支援計画を策定します。3回目以降の訪問では策定された計画に基づいて、具体的なサポートをしていきます。同じ専門家が支援する方がスムーズですが、健康経営の取り組みは多岐にわたっており課題の内容によっては1人の専門家では対
健康経営ヒアリング〈後編〉
ヒアリングのポイントと流れ
ヒアリングで最も意識することは「企業としてなぜ健康経営に取り組むのか」という点です。すべての経営者、特に中小企業の経営者の方々は、健康経営よりも優先順位の高い経営課題をたくさん抱えているケースが多いといえます。その中で気概を持って健康経営に取り組もうとする背景(経営者の考えや企業の置かれている状況など)をヒアリング側が意識して聴取しようとすることで、経営者や担当者の方
健康経営ヒアリング〈前編〉
ヒアリングの目的
健康経営エキスパートアドバイザーが企業の健康経営の実践をサポートする最初のステップがヒアリングです。サポートの目的は、一方的に健康経営の課題やその解決についての知識を押し付けることではなく、経営者自身に気づきを与えて実際の行動へと導くことです。私達も心当たりがあるように、人はみずから納得して初めて本当の意味で「行動」しますので、説得として外部から与えられるのではなく、自分の中に
健康経営エキスパートアドバイザー
健康経営エキスパートアドバイザーとは
健康経営に取り組む中小企業に対して、課題抽出・改善提案・計画策定等の実践支援を担う専門家を指します。経済産業省から委託を受けた東京商工会議所が構築した「健康経営アドバイザー制度」で認定を受けた人材で、健康経営アドバイザーが健康経営の普及を担うのに対し、健康経営エキスパートアドバイザーは企業の健康経営の実践を支援する役割が期待されています。健康経営エキスパート