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「循環型制服プロジェクト」で、卒業生の制服を回収し、新しい制服へと変換!

こんにちは、翼祈(たすき)です。

私は2023年に、ペットボトルで作られてるエコなランドセルについて紹介させて頂きました。

今でもペットボトルはコンビニなどでは主力商品なのか、ほぼ毎週新しい飲み物が違うメーカーから販売され、陳列している数だけ見ても、相当数なペットボトルだと思います。

ペットボトルはキャップを閉めれば、中身が溢れないですし、気軽に水分補給ができるものとして、私も特に夏場が、さらにお世話になっています。

SDGsの記事を多く書いてきた私でも、基礎疾患の兼ね合いで、どうしてもペットボトルなどの水分が手放せない。そんな時に、ペットボトルなどから制服?という、こんな記事を読みました。

SDGsの意見の浸透の拡大を受け、大手学生服メーカーなどが「エコな制服」づくりをスタートしました。必要なくなった制服のリサイクルをメーンに、ペットボトルから再利用した生地を活かしたメーカーもあります。学校側も「SDGsを身近に勉強できます」と歓迎し、提携の動きが浸透しています。

環境省の推計では、2022年に日本国内の家庭から廃棄された衣類はおよそ46万トンに上ります。大手アパレル企業などでは、必要のない衣類を回収し、リサイクルする取り組みが加速していますが、学生服に愛着を持ち手放しにくいという人も多く、リサイクルや再利用するまでのハードルが上がっています。

2024年1月、岡山県にある学生服メーカー「菅公学生服」が、全国の高校生1200人に実施した実態調査では、50.7%が「中学時代の制服を今も保管している」と答えました。「妹弟などに譲った」(20.8%)、「ゴミとして廃棄した」(5.4%)を引き離して最多の回答となりました。

自宅で出番を失ってしまう前に、制服を提供して頂くにはどうしたら良いのか―?2024年から「菅公学生服」は、学校現場と提携して、制服のリサイクルに本腰を入れ出しました。

今回は「循環型制服プロジェクト」が始まった経緯についてお話しします。

「循環型制服プロジェクト」概要


皆さんが今着用している制服には、卒業した先輩方の制服からリサイクルされた糸が使用されています」。2024年4月8日、東京都世田谷区にある私立駒場学園高校の始業式で、生徒会の2年生がその様に説明すると、新入生たちは少し驚いた様子で見入りました。

2022年度、私立駒場学園高校では、大阪府にある生地メーカー「日本毛織」の賛同で、「循環型制服プロジェクト」をスタートさせました。卒業生の制服を集め、ボタンなどを取って生地を細断していき、ほぐして綿状にした上で糸を紡いでいき、再度生地を織って1着の制服に仕立てるプロジェクトです。

2022年度は卒業生79人から制服のリサイクル提供を受け、2024年度の新入生およそ650人が着るブレザーの原料の一部へとリサイクルしました。ブレザーの裏地にはQRコードが刺繍され、制服を寄付に回した卒業生のインタビュー動画が見られるユニークな仕掛けも見られます。私立駒場学園高校の新入生は「先輩たちの思い出が詰まった制服だと理解して、さらに愛着が湧きました。3年間大事に着ていきたいです」と笑顔で話しました。

「循環型制服プロジェクト」をまとめる教諭の男性Aさんは、「学校の新しい伝統の一環として、『循環型制服』とその理念をしっかり受け継いでくれたらと思います」と期待を込めて述べました。

2024年3月には、愛知県豊田市にある私立豊田大谷高校に必要ではなくなった体操服や学生服の回収箱を設置しました。卒業する3年生に寄付の協力を呼びかけた結果、約1ヵ月でおよそ200着の制服などが寄付されました。「菅公学生服」を始め、アパレル企業のおよそ200ブランドが回収した衣類に合わせ、専門の工場で再生素材の原料に精製され、一部は新しい衣類として生まれ変わります。この素材で私立豊田大谷高校の制服1着を作るプロジェクトも計画中です。

私立豊田大谷高校の教頭の男性Bさんは、「必要なくなった制服が再度リサイクルされる過程の一部に加わることは、生徒には活きた教材になります」と声を大きくして言いました。

岡山県にある学生服メーカー「明石スクールユニフォームカンパニー」が携わり、「100%再生ペットボトルの制服」も売り上げを好調に伸ばしています。2022年に繊維メーカーと生地を共同で開発をし、ブレザー1着当たりに500ミリ.リットルのペットボトルおよそ25.5本を使用するといいます。ブレザー1着に製造に手間がかかりますが、一般的な化学繊維製品よりも価格は割高であっても、2024年4月時点で既に全国のおよそ30校が「100%再生ペットボトルの制服」を導入しています。

参考:「エコな制服」づくり、学生服のリサイクル広がる…SDGs教育の「生きた教材に」 読売新聞(2024年)

2023年度から神奈川県小田原市立白山中学校は、「明石スクールユニフォームカンパニー」のブレザーを制服に採用しています。神奈川県小田原市立白山中学校の校長の男性Cさんは、「制服デザインをした変更に合わせて、リサイクル素材生地を使うことを検討しました。保護者の間でも、『環境に負荷をかけない制服には効果があります』などと賛成する声が多かったです」と説明しています。

衣類のリサイクルが専門の京都工芸繊維大学の教授の男性Dさんは、この様なメーカーや学校の活動について、「衣類を巡る環境への社会問題を生徒や保護者に意識して頂く上で、大きな付加価値が見込まれます。まだまだコスト面などで課題は山積ですが、今後もさらに浸透していくのではないでしょうか」と語りました。

凄く良いと思います

私は2023年に制服バンクの記事を書いた時に、ずっと中学、高校の制服を取っていたけど、捨てました、と書きました。

あの記事を書いてから分かったのですが、制服バンクに適用する制服は、卒業から3年未満で、私は卒業して、10年以上経過していましたし、どっちみち制服バンクには適さなかったわけです。

この記事の「循環型制服プロジェクト」は恐らくですけど、SDGsに回るわけなので、どれ位前のとか、関係ないと思うんですよね。着た年数より、新しくエコな制服を作るために、相当量の制服が必要だと思うので。

これは、郵送とかで送れたのでしょうか?私は学生服を捨てて、ザワザワした過去の記憶を手放せてスッキリしましたが、もしこの記事を読んでいたら、もしかしたら、この「循環型制服プロジェクト」に回すという手もあったのかな?とも思いましたね。


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