すべり症。2024年8月、急に見舞われた病気。坐骨神経痛も。どんな治療を受けてる?
こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は2024年8月に入り、腰痛持ちになってしまいました。
発症したのは、仕事がお盆休みに入る前日の、2024年8月12日。駅まで向かう時に信号が変わりそうだったので走っていると、「グキッ」と激痛が走りました。
「あー、また腰を痛めてしまった」と思っていて、「でも、お風呂に入って、身体があったまれば治るはず」と思っていましたが、治らない…。
お盆休み中、どんどん痛みが増していて、特に椅子に座ってご飯などを食べる時に、鋭い痛みがして、しびれもありました。
その後お盆休み明け、出勤していましたが、パソコンで記事を書く時に、体勢が前屈みになると、腰がツラい。痛い、ずっとピリピリしびれている。
受診の前日に、夜寝ていて寝返りを打っていた際に、痛めていた左側を下にして朝起きたら寝ていて、余計に痛みが増しました。
「ダメだ、耐えられない!」と思って、2024年8月17日に休みを取って整形外科を受診すると、腰に関しては、軽度の「すべり症」と、「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)」だと言われていました。
そのため、私は少しズレた背骨を固定するために、お風呂の時と寝ている時以外、ずっとコルセットをしています。
整形外科を受診した際の詳しい内容は最後の自分の感想で書きます。
「坐骨神経痛」に関しては、既にAKARIに記事がありますので、この記事では、「坐骨神経痛」は軽く触り程度で紹介します。
今回は、私が診断を受けた、「すべり症」の症状、原因、治療法などについて紹介します。
「すべり症」とは?
画像引用・参考:脊椎すべり症 社会福祉法人 恩賜財団 済生会(2016年)
腰椎は第1腰椎から第5腰椎まであって、正面から見ても横から見てもキレイに並んでいます。通常、腰椎は簡単にズレたりしない様になっていますが、椎間関節と呼ばれる背骨の関節が壊れてしまったり、椎間板の異常などによって骨がズレてしまう時があります。
「すべり症」とは、何らかの原因によって腰椎が前方に滑り出てしまうために、色んな症状が誘発される病気です。
腰椎は通常5個ありますが、極めて珍しい6個ある人や4個ある人もいます。「すべり症」は多くの場合、第4番目と第5番目の間でズレが生じることが多いと言われています。
「すべり症」は大きく「変性すべり症」と「分離すべり症」の2つに分類されます。それぞれ、発症する原因は違いますが、同様の症状があります。
※腰椎とは?
人の背骨には「体を動かす」、「体を支える」、そして「神経を保護する」という機能を持っています。背骨は1本の骨ではなく、椎骨(ついこつ)と呼ばれるブロック状の骨が幾つも積み重なって構成されています。このような構造のため、体を丸めたり背中をそらしたりという動きができる様になっています。
椎骨は上から順に、頚椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)で構成されていて、それぞれの骨同士は椎間関節(ついかんかんせつ)や椎間板(ついかんばん)、靭帯(じんたい)によって繋がっています。
腰椎は、腰の部分に当たる骨のことを示します。腰椎は重い上半身を支えたり、体をかがめたり伸ばしたりするなどの日常動作に大きく関わる大切な部分である反面、負担がかかりやすい部位です。
腰椎を含む椎骨は、背中側の「椎弓(ついきゅう)」と、お腹側の「椎体(ついたい)」で構成されています。椎弓と椎体によって囲まれた穴の部分を「脊柱管(せきちゅうかん)」といい、大切な神経の通り道となっています。
また、骨と骨の間でクッションの役割をしている部分を「椎間板」と呼ばれています。
▽「すべり症」の種類
・分離すべり症→スポーツ選手、骨の成長過程期(10代)に激しい運動をしている方などに多く認められます。
・変性すべり症→40歳以上の中高年の方に多く認められます。
・形成不全性すべり症→先天的な「すべり症」で、脊椎の発育に問題があるために発症しますが、非常に稀な疾患です。腰椎の分離も伴っている場合が多く、高度な滑りに進行する恐れがあります。比較的若い間から症状が出現する時があります。
▽症状
・分離すべり症
腰痛、下肢やお尻の痛み など
腰を反らすなど、腰椎が分離した部分に負荷がかかる日常動作をすると、痛みが強くなる時があります。
神経が椎間孔(ついかんこう)という、腰椎から横に向かって伸びている神経が通る孔が圧迫されている時に、下肢の痛みやしびれが出現する場合があります。
・変性すべり症
腰痛、下肢やお尻の痛み など
軽度のずれの場合は、無症状の時もあります。
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という、腰椎のズレにより脊柱管を通る神経が圧迫されている状態の場合、間欠性跛行(かんけつせいはこう)という、歩行中に足がしびれたり、痛んだり、力が入らなくなることがあります(一定時間を休憩するとまた歩ける様になります)。
さらに重症度が高くなると、排便障害や排尿障害などの症状が出現する時もあります。
変性すべり症の多くは、進行するまで症状が出現しません。脚の痛みが感じられる時は、椎骨の位置がズレて脊髄神経に必要なスペースが狭まり、脊柱管から出る神経根が圧迫や挟まれることが原因で誘発されます。
▽原因
・分離すべり症
分離すべり症は、先に腰椎分離症(ようついぶんりしょう)という状態になることが原因で誘発されます。また、分離すべり症は、第5腰椎に多いのが特徴です。
腰椎分離症とは、腰を後ろに反らせたりひねったりなど、腰部に負担がかかる日常動作を繰り返し行うことによって、椎弓の一部が疲労骨折を起こして、椎体と椎弓が分離する状態のことを指します。
この腰椎が繋がっていない状態を放置することで腰椎がズレて、分離すべり症へと移行します。
椎間板の変性は、
・運動での圧力
・加齢での椎間板の柔軟性・水分量の低下
・喫煙での椎間板の変化
・重量物の挙上
・仕事の満足度や職場の環境などの社会的因子
・うつやストレスなどの心理的因子
これらが原因に誘発されると推定されています。
・変性すべり症
ハッキリとした原因は不明ですが、多くの場合、加齢などにより腰椎と腰椎の間にある椎間板が変形して骨同士の繋がりが不安定になり、椎体がズレることで誘発されると崇禎されています。
変性すべり症は第4腰椎が多く、次に第5腰椎、第3腰椎に認められます。
男性より女性が発症する人が多く、閉経の頃(50~60歳くらい)にかけて認められることから、加齢による女性ホルモンの減少や、女性ホルモンの減少による骨粗しょう症の進行によって、骨の「体を支える」機能に影響を与えているという意見もあります。また、元々骨の傾きや形が前方に滑りやすい体質であるという恐れも想定されています。
▽診断基準
・単純X線検査
単純X線検査では疲労骨折や腰椎のズレの状態など、骨の状態を詳細に解析します。特に後屈、前屈の側面像でズレを確認します。
・MRI検査
X線検査では描出できない神経への圧迫の程度などを評価します。またMRIではズレがいつ頃発症したのか、発症してからどの程度の時間が経過しているのかの判断ができます。治療方針を決定するためにも必要な検査です。
▽類似している病気
腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患、そして、閉塞性動脈硬化症と呼ばれる血管性の病変によっても下肢のしびれや痛み、歩行障害をきたす時があります。
▽治療法
「すべり症」の治療では、患者さんの状態に応じて「保存療法」や「手術療法」などが選択されます。
◉保存療法
「すべり症」は多くの場合、コルセットなどで腰にかかる負担を軽減したり、安静にしたりすることで症状は緩和されていきます。強い痛みが継続する時には、消炎鎮痛剤(炎症を抑えて痛みを和らげる薬)などの薬物療法での処方や、ブロック注射(痛みのある神経の近くに局所麻酔薬を注射する)を施す場合もあります。
また、腰にかかる負担を軽減するために、腰回りのリハビリやお腹の筋力を鍛えるストレッチを患者さんに施す時もあります。
・牽引療法
縦方向に腰部を引っ張る医療機器で腰部を伸ばし圧迫を解除します
・物理療法
鍼治療などの治療や、腰部や症状のある部位の筋肉に電気刺激を与えたりして、症状の改善を図ります
・温熱療法
患部を温めて血流を促進し、症状を和らげます
・内服治療
末梢血管を広げて神経の血流を増やして症状を和らげる薬(リマプロスト)、痛みを緩和させる薬(消炎鎮痛剤)、中枢神経に作用して過剰に興奮している神経を鎮静させる薬(オピオイド、プレガバリンなど)等で症状が改善する時があります
◉神経ブロック
「保存治療」で改善が見られない時に処置。
・硬膜外ブロック
腰痛だけでなく、足も腰も両方痛むという人には有効な注射です。
お尻の方から入れる仙骨裂孔ブロックと、腰から注射する腰部硬膜外ブロックがあります。どちらも長い針を神経の通っている骨の穴(脊柱管)まで入れて局所麻酔やステロイド薬を注入する方法です。
・神経根ブロック
痛みが出現している神経を確実に捕らえて、そこに局所麻酔薬を打つ方法です。
◉手術療法
「すべり症」の患者さん全てが手術を選択されるわけではありません。手術の対象となるのは、「保存療法」では症状が改善せず、腰痛や下肢の痛みやしびれのため日常生活に大きな支障が出ていたり、神経圧迫によって排泄障害などの重度な症状が出現したりする時に、医師が患者さんと相談して決定します。
手術は、ズレの状態や程度によって、ズレた腰椎を固定する手術(固定術)、神経の圧迫を取る手術(除圧術)、またはその両方が実施されます。
・腰椎固定術(ようついこていじゅつ)
不安定な腰椎の状態を改善するための手術で、腰椎をボルトなどで固定します。腰椎除圧術(ようついじょあつじゅつ)によって神経への圧迫を解消した後、患者さん自身の骨や人工骨を混ぜ合わせたものを、ケージという金属などの箱に詰め、椎体の間に挿入します。これによって、上下の椎体が結合する様にします。さらに、椎弓にロッドとスクリューという器具を打ち込み、より強力に固定します。
・腰椎除圧術(ようついじょあつじゅつ)(腰椎椎弓形成術:ようついついきゅうけいせいじゅつ)
神経が圧迫されている部分の椎弓を削ることで神経の通り道を広げて、神経の圧迫を解放する手術です。手術の方法は真ん中から脊柱管を拡大する方法と、片側から両側を拡大する方法があります。
「すべり症」の中で、滑りを起こしている部分が不安定な状態である時には、椎骨がさらにズレない様に固定するための手術も併せて実施します。
▽手術での合併症
・感染
1%程度の感染率がありますし、手術時間が長くなるにつれて、感染の確率が高くなるというデータがあります。
・癒着(ゆちゃく)性くも膜炎
これは手術の効果が得られない原因の1つです。馬尾や脊髄、神経根を取り巻いているくも膜が炎症を起し癒着している状態です。元々「すべり症」があって経過が長くなると、神経そのものが癒着している可能性があるので、それによって下肢の痛みやしびれがなかなか取れないという可能性があります。
・下肢の血栓性静脈炎/肺塞栓症
下肢の静脈に血栓ができて、血流が悪くなって下肢がむくんだり痛みが出現したりします。患者さんがうつ伏せの状態で行う手術なので、「4~500人に1人の割合で可能性がある」と言われています。予防にはフットポンプを着けたり、弾性ストッキングをはいたり、術後早期に起立して歩いたり、臥床中に足関節の運動をしたりすることを実施しています。
下肢にできた血栓の一部が、血流に乗って肺の血管を塞いでしまうと肺塞栓症となり、より重症な合併症となります。発生頻度は1~2000人に1人程度です。予防のためには、下肢の血栓性静脈炎の予防が重要です。
・インストゥルメントの問題
固定に使用した人工物が動いてしまったり、外れてしまったり、という時があります。通常はほとんど心配ありませんが、滑りだけではなくて脊柱の側弯が強い人や、骨粗しょう症が合併している人は注意が必要となります。
・神経損傷
神経の近くにエアトームという器械で骨を削ったり、スクリューを入れたりするので、剥離操作が乱暴だと神経を傷付けてしまいますが、一般的に複数の医師やスタッフが細心の注意を払って手術をしているので、それほど多く起こる合併症ではありません。
▽予防策
「すべり症」は現在のところ残念ながら、明らかに効果のある予防法はありませんが、日々の生活でお腹や腰回りの筋肉を鍛えたり、ストレッチを行ったり、正しい姿勢を維持することで腰への負担を軽減することができます。
◉やってはいけないこと
・長時間、座りっ放しの姿勢を取る
・重い荷物を持ち上げる
・過度に腰をひねる、反らす様な動作をする
▽「すべり症」の方が負担なく寝る方法
「すべり症」の症状が強くなるのは、腰に負担がかかった時です。
寝る時にも腰に負担をかけない様にするためには、以下の方法が有効です。
・仰向け、うつ伏せを避ける
・仰向けで寝たい時には、膝の下にクッションを入れる
・横向きで、少し身体を丸めて寝る
▽手術療法の予後
「すべり症」の手術では、一般的に翌日からコルセットを着けて歩行訓練を始めることが可能で、問題がなければ約手術後10~14日程度で退院ができます。
手術をしても、腰椎が安定するまでには時間を要します。術後暫くは、重たいものを持つ、腰を曲げる、ひねるなど、腰に負担がかかる動作を控える必要があります。
仕事や運動の再開時期は、医師の指示に従って下さい。また、同じ姿勢で居続けること、体重の増加も腰に負担がかかる時がありますので、十分に気を付けて下さい。
▽退院してからの予後
長時間休んだり、リハビリテーション療法や薬物療法を施すことで、症状が改善される時があります。自然治癒することはなく、患者さんの状態によっては手術を行う必要がありますが、手術を受けたことで症状が改善される方がほとんどです。手術を受けた後は、リハビリテーション療法を行いながら機能の回復を目指します。なお、数ヵ月程度で普段通りの生活を送れます。
参考サイト
腰椎すべり症の治療について 岡山済生会総合病院 岡山済生会外来センター病院(2024年)
腰椎すべり症とは?原因や症状、治療について解説 医療法人社団 弘人会中田病院(2024年)
腰椎変性すべり症 腰痛治療専門 医療法人メディカルフロンティア 東京脊椎クリニック
ここからは、坐骨神経痛の症状だけ説明したいと思います。
▽「坐骨神経痛」の症状
「坐骨神経痛」の痛みは、自覚症状であるため本人にしか分からない症状です。
そのため痛みの表現も人によって異なり、しびれは「ジンジン」「ピリピリ」「ビリビリ」「チクチク」など、痛みは「ズキズキ」「チリチリ」「ズキン」などと表現される事が多いです。
痛みの場所は坐骨神経が通っている腰からお尻や太もも(大腿)、すね、ひざの裏、足先、ふくらはぎ、脚、足の裏にかけて、片肢に症状が出現する場合がほとんどですが、ふくらはぎの張りやしびれる様な痛み、刺す様な痛み、鋭い痛み、急激なぎっくり腰の様な痛み、足の裏では皮膚が厚ぼったくなる感覚、灼熱感、冷感、まひ、締めつけ感、足がだるいなど両肢に出現する場合もあります。
少し歩くと歩けなくなる間欠跛行という症状が出現する時もあります。強い症状が出現していると、下肢の脱力や股関節の違和感、排泄障害、会陰部の火照り・しびれなども出現する恐れもあります。
◉主な症状
・お尻から足先でのしびれ、痛み
・長い時間立っていることがツラい
・安静にしていても足やお尻の痛みが強くて眠ることができない
・身体や腰を動かすと足に痛みが走る
・腰や足が痛くて動きにくい
・長時間立っていると足が痛み
・お尻から下肢にかけて痛みが走る
・だるくて足が動かしにくい
・お尻の痛みが強く、座り続ける事が困難である
・腰を反らすと下肢にしびれや痛みを感じる事がある
・下半身の筋肉の太さに左右差が出てくる
・体をかがめると痛みが強くなる
・お尻に違和感がある
・歩くと下肢に痛みが出現するため歩けなくなるが、休むと歩く事が出来る
・体をかがめると痛むので靴下が履けない
・足を触ると感覚が鈍くなっている
この様な状態が1つでも出現している場合は、「坐骨神経痛」である可能性が疑われます。痛みが非常に強烈で、日常生活に支障が及び生活の質の低下に結び付いてしまいます。
神経を圧迫することで発症する「坐骨神経痛」は、長時間の神経圧迫が原因で、さらに神経障害が全面に出現する時があります。症状が酷いものでは、排便・排尿をしづらくなる、排尿感覚が短くなるなどの「膀胱直腸障害」も誘発される場合もあります。
参考サイト
坐骨神経痛とは? 原因、症状、治療法、日常生活のコツについて 日本薬師堂
坐骨神経痛とは?原因、症状、治療法について解説 MYメディカルクリニック(2023年)
整形外科に行った際のお話
冒頭でも書きました通り、整形外科に行って来ました。私は20代の頃から膝が痛く、ずっとそのことも気がかりでしたので、膝の検査もして頂くことにしました。
私は以前たまに行っていた今はない整形外科で膝の検査をしても、「骨はきれいですよ」と言われて、ずっと「慢性的な痛みがあるのに、おかしい」と思っていました。
結果は、「両膝の軟骨が少しすり減っている」でした。
膝は正面から撮影すると異常はなくても、膝を機器に当てて撮影すると、骨の中に隙間があって、それが軟骨がすり減っている証拠だといいます。
すべり症は軽度で、背骨の1番下(だったはず?)がズレていて、腰が炎症を起こしているとのことでした。
そのために、マックスベルトというコルセットが処方されました。仕事中はしていた方が良いし、ご飯を食べる時にはずらした方が食べやすいと言われましたが、2週間強付けていても、特に外したりすることはありません。
コルセットを巻いたまま、家で寝落ちしている時もある位です。2年間は保険適用で買えて、予備が欲しい時は自費になるそうです。いつでも病院では出して頂けるそうです。
整形外科の先生からは、外の階段を使う仕事には腰の負担になるから行かない様に、行かされるなら腰痛が悪化しないためにも診断書を書くとも言われています。
「坐骨神経痛」に関しては、ヘルニアにもなりかけているそうです。
月曜日、コルセットを巻いて会社に行くと、
「コルセットは暑いと思うので、水分補給をしっかりして下さいね」
とか、
「コルセットを着けていることで、洋服を1枚多く着ている状況ですよ」
「どの辺りの背骨を痛めていました?それによってコルセットの位置を変えるべきですよ。仕事をしていると、上がってくるので、時々トイレで貼り直して下さいね。腹巻きにならない様に」
「どこにワイヤーがあるかによって、コルセットはズレるから、定期的に付け替え必要がありますよ」
など、支援員さんから言われました。
お一人、「坐骨神経痛」の既往歴のある支援員さんがおられて、その支援員さんに、「どうやって完治しました?」と聞くと、
「『坐骨神経痛』は完治しない。神経痛だから、長風呂したり、鍼治療とか、整形で電気治療したりする人とか、色々な治療を受ける人がいますが、どれだけやっても、流されるまま、自然に治るのを待つしかない」
「同じ体勢だと痛くなりやすいですよ。私も1ヵ月悪かったです。良くなったり、悪くなったりの繰り返しですよ。一時的に落ち着いてもクセになりやすいです」
と言われて、自分の中で、「両膝の軟骨の少しすり減り」や「すべり症」、そして「坐骨神経痛」とまたもや完治しない、一生付き合っていかないといけない病気が増えて、非常にショックを受けています。
整形外科もかかりつけ医ができて、これで6つ目の治療に行く科が増えました。
この記事では、当事者になった私だからこそ書けた記事になったのではないか?と思っています。
後1つ、この3つの疾患より先になった疾患の記事を書きたいと思います。また、読んでくださると嬉しいです。