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「考える」って何?


「考える」を考えてみた。



「『考える』ってどうしたらいいの?」

こんな質問、どう答えたらいいんだろう?


Qさんの目の前に居るのは、ちいさいひとだ。
泣きべそをかきながら、勇気を振り絞って、目の前の鬼と戦わんとしている。

今にも豆を投げてきそうだ。


「思考」「考察」「熟考」



「考」という漢字から、色んな言葉が浮かぶ。

「思考/考察/熟考」
「頭で考えるな、心で感じろ。」

誰が言ったんだろう?
「頭で考える」ってことは、他の部分でも考えられるってこと?心でも考えられるの?



「考える」に必要なものはなに?



「余裕」じゃないか?

と、Qさんは想う。



質問を豆の如く投げ付けてきた時の、ちいさいひとの状況はこうだ。


はらへり
眠い
痛い
怖い
疲れた
不安
寒い


ふむふむ…_φ(・_・?

…こんなに感情抱えてたら、考えるもんも考えられなくね?←そこはかとなく口が悪い


要は、「考える余裕」がないのである。



「考える余裕」を作るには?



感情を整理
すること/安定や安心を保つこと


なんじゃないかな?と、Qさんは想い付いた。
そしてちいさいひとは、こうした。

はらへり → おやつくえ
眠い         → とりあえず目瞑っとけ
痛い         → ٩(๑òωó๑)۶ { イタイノイタイノトンデユケ〜♪
怖い         → 「ちょっと時間をください」
疲れた     → うん、休もう?
不安         → 「もちつけ(落ち着け)」
寒い         → あったかいココアこちらです


ちいさいひと → ٩(๑òωó๑)۶♪



٩(๑òωó๑)۶♪となったら考えられる



感情が整理され、心が安定した。
鬼の角も引っ込んだようだ。

そしてちいさいひとは٩(๑òωó๑)۶♪となった。


「ひと安心」
である。



さぁ、ここが「考える」タイミングである。


このチャンスを逃してはならない。
このために、「ちょっと時間をください」の間に説明するための絵を描いておいた。


さっきの説明を絵を見せながら、ちいさいひとに「怒る」ではなく「叱る」でもなく、「話し」た。


ちいさいひと…

٩(๑òωó๑)۶?
٩(๑òωó๑)۶!
٩(๑òωó๑)۶♪

…どうやら、理解したようだ。


頭と心とお腹は繋がっている。


Qさんが、ちいさいひとと話して、辿り着いた結果はこれだ。



「頭と心とお腹は繋がっている。」


お腹が空いたら、頭が働かない。
頭が働かないと、心が動かない。
心が動かないと、気持ちが分からない。

気持ちが分からないと、どうしたらいいか分からない。
どうしたらいいか分からないと、頭がますます混乱する。

頭がますます混乱すると、心がぐちゃぐちゃになる。
心がぐちゃぐちゃになると、涙が出る。



涙が出たら、もう、限界なのだ。



だから、「怒る」ではなく「叱る」でもなく「話し」て欲しい。


「どうしたの?」って聴いて欲しい。
「何があったのかな?」って想像して欲しい。
「どうしたらいいのかな?」って寄り添ってあげよう。



そうしたら、大きな鬼も、ちいさな鬼も、きっと現れないだろう。


「泣きっ面に蜂」に加えて、鬼が来て、豆も飛んできたら、大変だからさ。


ただ、一緒に美味しく豆を食べようよ。



で?結局「考える」ってなに?



考える…


心身が安定していて、安心できる環境や状況があるのが大前提。

その上で、「考える事柄」対しての自分の気持ちが「理解しよう」という方向を向いている



考えた…


そして頭に、言葉や絵やイメージとして、自分なりの表現に置き換えられて記憶され、心に残る。

その後、同じ様な場面に遭遇した時、想い出す事ができて「行動」に繋がる。


matome…?


「考える」について考えたら、「人間って不思議」って想った。

心でも考えてそうだなぁ…。


(; ・`д・´) { ニンゲン…ワカラナーイ!

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