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略奪を緩く運命に変える【即興詩・恋愛】
あおいちゃん(仮名)と知り合って2ヶ月が経ったある日の会話―
Y君「あおいちゃんは彼氏いるの?」
あおい「いるよー」
Y君「そうなん?どんな人?」
あおい「えー優しくてオシャレな人」
Y君「どれどれ?どういう人?うわっ!めっちゃカッコイイ!さすがだね」
あおい「え?」
Y君「いや、あおいちゃんが選ぶ彼氏だもん、素敵な人に決まってるやん」
あおい「うん、そうなんだけど…」
Y君「幸せおすそ分けしてもらっちゃった。ごめん、また色々話聞かせてね」
ちょっとだけ、お茶して帰った
―1年後
あおい「あ、ごめんごめん。待たせた?」
Y君「ううん。久しぶりだね。素敵な彼氏と今もラブラブなんでしょ?いいなあ。」
あおい「うーん。でもね、最近そんな事ないよ。」
Y君「えー。彼氏さん、いい人なのになんで?」
あおい「実は・・・という事があって」
Y君「そっか。でもいい所、他に一杯あるでしょ?」
あおい「うん、そうなんだけど…」
デートスポットの"目印”のとこで話して「またね」とすぐ帰った
―1年半後
あおい「お待たせ!」
Y君「あれ?今日いつもと感じ違わない?」
あおい「ほんと?ちょっとイメチェンしたんだ」
Y君「どしたん?何かいい事あった?」
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