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#405
21.生き詰まりの妄想話
これまでの人生で、定期的に思い出す分岐点が2つある。
「あんた、東京行け」と言われたこと。
「三人目、いる?」と聞かれた朝。
わたしは全て断ってきた。
その人はいつも、かっこいい自転車に乗っていた。今思えばあれはロードバイクというものだったのかもしれない。レースに出そうなタイトな服に、サングラスがトレードマークのおじさんだった。街のあちこちで見かけるので、知らない人だったけどみんな知っていた
13.朝の空気は目に見える(気がする)
先日、久しぶりに朝日を見た。仕事が昼からの出勤に変わってから、朝日とは無縁の生活を送っていた。
その日はたまたま早朝に目が覚めて(というか1時間ごとに目が覚めてしまいほぼ眠れなくて)開けっ放しのカーテンから刺す朝の光に誘われ、ベッドから起き上がった。
そこには黄色と赤を真ん中から横に二つに割ったようなコントラスト高めの朝日が、見事に真っ直ぐこちらを見ていた。直射日光。日焼けする、と思った。
早
6.覚えていることが出来るのなら。
自分のことを忘れて欲しくない人が沢山いる
忘れて欲しくないから
わたしはここにいるよ と叫ぶ
自分の怠りのせいで忘れられそうになるのなら
そんな勿体ないことしてはいけない
私の行動ひとつで覚えててくれるなら
動くしかないと思う