5.世知辛い
何か物事に執着しすぎると目の前との距離が無くなり周りが見えなくなる
そんな時に発した言葉など脳内で考える余裕もないもんだから
発した瞬間に目の前の壁にぶつかりすぐに跳ね返されるような簡単なものでしかない
だからといって後で冷静になり
あの時の会話はちょっといつもの自分じゃなかったわ、あれは本心じゃない
などと言ったところで結局いつの自分が本心なのか分からない
良いものを、自信のあるものを発している自分を見せよう、見せようとするあまり
自分を見失うのが手に取るようにわかる
ではどうするべきなのか、なんて
分かってたら苦労しない
頓珍漢な言葉を吐いても真面目に人生語っても
言葉が嘘でも本人が本物だから
疑いようがない