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#読書の秋2020
わたしの本棚57夜~「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」
☆「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」山口周著 光文社新書 760円+税
論理的・理性的な情報処理スキルの限界が叫ばれ、世界のエリート、経営者は感性を鍛える傾向にあるといいます。論理的に白黒のはっきりつかない問題について答えを出さなければならないとき、最終的に頼れるのは個人の美意識しかない。そのため、哲学を鍛えられた欧州エリートやアートスクールに幹部を送り込んだり、早朝のギャラリー
わたしの本棚54夜~「読みたいことを、書けばいい。」
☆読みたいことを、書けばいい。田中泰造著 ダイヤモンド社 1500円+税
元電通マンの田中泰延氏が47歳で青年失業家となり、フリーランスで働くうちに気づいたこと。文章の書き方、どんな文章がバズるか、支持されるかを就活のエントリーシートの書き方も絡めて書いてくださっています。
シンプルです。「自分が読んで面白い文章を書こう」につきる話です。
文章は、随筆やSNSの短文からして、「何を書くか
わたしの本棚27夜~「FACT FULNESS」
☆「FACT FULNESS」ファクトフルネス ハンス・ロスリング著 日経BP社1800円+税
世界はわたしが思っていたほど悪くないんだ、というのが読後、まず一番の感想でした。思い込みや憶測によって、事実が歪んでいること、自分の世界に関する見解が間違っていることを知りました。
例えば質問1、現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょうか? 答えは、60パーセントにものぼる。