トレーニング日誌145〜このままじゃ本当にマズいと自覚した日〜
仕事を無理やり切り上げ、1時間だけ跳び箱を跳びに行った。
本当、それぐらい時間がない毎日だ。
ぶっちゃけ、終わってないことが山ほどある。
それでも、跳び箱を跳ばなきゃいけない。
怪我もしてないのに、3週間も跳んでないなんて。
身体の中に老廃物が溜まっている気分だ。
ただ、先週の九州出張の疲れが中々抜けない。
その後も毎日4時間残業があり、ゆっくり寝れていないし。
そんな状態で、無理を押しての跳躍。
正直、良い結果が出るわけなかった。
結果は18段止まり。
本気で跳んで、19段を越えれなかったのは久しぶりな気がする。
18段まではノーミス+両足着地だったけど、この時点で予兆はあった。
ブランクのせいなのか足の痛みのせいなのか分からないけど、以前と比べて明らかに踏み切りのフォームが崩れている。
特に、踏み切る3歩手前ぐらいからの加速とテンポ感が以前と全く違う。
スピードを上がると足がうまく上がらず、いつもよりロイター板を奥で踏み切り、跳び箱に突っ込んでしまう。上にフワリと身体が浮き上がらない。
19段には8回ほど挑んだけど、惜しいと言える失敗は一回だけ。
5回は正面からの激突で、跳べる雰囲気が全くしなかった。
元々、僕はテクニカルさで跳び箱を跳ぶタイプ。
筋力にモノを合わせて強引に飛び越えるパワーはないので、踏切に至る助走のスピード、ライター板への入りの角度をうまく調整していた。
周りからも、技術力が高いと評価されるタイプだった。
繊細さで勝負するタイプの僕が、練習に来れなかったらそりゃ崩れるわな。
分かってはいたけど、すごくショックだった。
跳び箱に正面から突っ込んだせいで左足の親指の爪が割れ、疲労で左足を攣りかけた。
コツが身体から離れていることに加え、体力的にも衰えている。
このままの日常が続くと、衰えるばかりだ。
何とか練習時間を確保して、20段をバンバン跳んでいた去年の冬ごろのパワーを取り戻さないと。