一度できただけじゃ「できるようになった」とは言えない
日々肉体の限界に挑んでいるからこそ、見えてくることがあります。
自己最高のパフォーマンスを再現する難しさもその一つ。
先月、跳び箱20段を初めてクリアしたんですが。
そこから約1ヶ月間、同じ高さをクリアできずにいます。
もちろん一度は20段を跳んでいるので、自己ベストは20段なんですけど。
だからと言って、僕が20段を飛べる実力を有しているとは言えない。
これがスポーツの一番難しくて、面白いところだと思う訳です。
20段を跳んだ時は、たまたま条件が揃ってベストの跳躍ができた。
でも、その跳躍を常に再現できるようにならないと真に20段を跳べる力があるとは言えない。
再現性を有するようになるためには、様々な要素が必要です。
・筋力の底上げ
・ブレない精神力
・フォーム固めること
・色んな環境で跳ぶこと
などなど…
これらを全て身につけてどんな状況下でも20段を跳べるようになってこそ、初めて21段という高みが見える。
19段でさえコンディションによっては失敗する僕は、まだその領域まで達していないんですね。
まあこれは、勉強も仕事も同じでしょう。
模試では解けた、リハではできたじゃ通用しない。
本番で同じことを再現して、結果を出さないと評価に繋がらない訳です。
だから、一度できただけじゃ「できるようになった」とは言えない。
練習や勉強、リハーサルを愚直に繰り返して、どんな時でも力を発揮してこそ「できるようになった」と言える。
この考えを忘れずに生きていきたいと思います。