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ちっぽけな生活

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一介のOLの精一杯の日常
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#人生

#59 社会に慣らされること

#59 社会に慣らされること

パクボゴムが良い。最初は人に勧められてなんとなく流してしまったが、ドラマやバラエティで彼を見ていると実直で裏表のない青年だと伝わってきてハマってしまった。彼の実家の家訓は「今日を最後だと思って最善を尽くす」だそうで、素敵な人柄の家庭あっての青年なんだなと思う。

「青春の記録」(NETFLIX)おすすめです。

最近とても忙しかった。とてつもなく…やっと休みの今日だが、疲れが取れない。朝から死んだ

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#57 無理しないをうまくなりたい

#57 無理しないをうまくなりたい

占いでファッションを変えたり引っ越すといいと出た。
そう言われると服を変えなきゃと思うし、一人暮らしに挑戦したくなる。

2020年はジタバタしてもなかなか飛べないし登っていけない年だった。それに落ち込んで、心身のバランスを何度も崩して沈むことが多かった。
私は死ぬほど不器用だが、努力は好きなのでジタバタ転びながら少しずつ前進するのが好きだったし、それがちっぽけだが誇りであり盾だった。
しかし、や

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#19 在宅入社

#19 在宅入社

4/1を迎えても人が急激に変わったり成長することはない。人間だから。
特に今回、私以外の多くの人もそうだろうけれど、在宅のまま入社となったので余計に学生と社会人の境って中々の脱皮が必要だなと痛感していた。

一応9時-17時の就業時間を想定して昼休憩1時間を除いた7時間は検定試験の勉強など業務に直結するあれこれの努力をしてみたけど、在宅のまま、誰の目もないままに自分を律し続けるのは難しい。
しかし

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#18 妬みの行方

#18 妬みの行方

会社が決まってから、人に言う言わないの攻防が自分の中で続いた。
今日やっとそれからもひとまず解放される。
社名だけが一人歩きして「凄いね」とか「凄い人だったんだ」みたいなことをよく言われた。
多分、みんな聞いたことのある大きな会社だからだけれど、私はそれが嫌で、中々言えなかったんだよと良く思った。

私だけの力ではない。運とか縁とかがまずあって、最後に努力くらいの要素構成で、誇れるものはまだ何もな

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#17 なごり雪の東京

#17 なごり雪の東京

朝起きると白い雪がしんしんと降り積もってぶるりと寒かった。
なごり雪が桜に積もる光景があまりにも儚くて綺麗。
でも今年の桜はもう持たなそう。散るのはいつも哀しい。
本日も自宅に篭って部屋の整理をしていました。
毎日刻々と感染者が増える東京で、何が出来るだろうか。
そう思った結果、無人島暮らしを始めたわけです。(あつまれ!どうぶつの森)

ピースというネズミが可愛くて可愛くて。
毎日話しに行っちゃう

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#16 もう少し大丈夫になったら

#16 もう少し大丈夫になったら

カネコアヤノの「やさしい生活」が好き。お守りみたいな歌だなと思う。彼女の曲には、いつもそう思う。

昨晩「フランシス・ハ」という映画を見た。主人公のフランシスはチャーミングで、真っ直ぐで不器用な夢追い人。見てるだけで心が強くなるような最高の主人公。幕切れも爽やかで好き。お守りみたいな映画。

eteにまた行って、大切な友達とそれぞれピンキーリングを買った。
幸せは右手の小指から舞い込んで左の小指か

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#15 ぐらぐらバランス

#15 ぐらぐらバランス

あの頃私はまた不安定になっていた。
ただ少し気を遣う友達と遊びに行って帰り着いた夜に、お酒を呑んで君と電話をしていた。
溢れる想いが涙に変わった。
不甲斐ない、どうしようも出来なくて嫌われた人の事を悔やんで泣いた。
君は黙って聴いていた。

私の数多のムチャクチャを君だけは吸収してくれた。だからどんなに冷たくて、心がなくて、私の内面に興味がなくても、死にたいとよく言っても、目に光がなくても、好きだ

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#14 恋愛虚弱体質

#14 恋愛虚弱体質

恋みくじでいい運勢を引き当てるのが苦手だ。この間来宮神社で満を辞して引いた恋みくじは見事に「小吉」だった。

むし除け守と結び守を手に入れて2020年での挽回を祈願した。

一概に経験豊富がいいとは言えないが、私は経験も少なければ引き当てる相手も軒並み癖があって、上手くいかない。
そして基本的に相手の1番ではない。
この恋愛虚弱体質を前から薄々自覚していて、最近の一連の出逢いでそれがまたはっきり分

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#13 銀河鉄道の夜

#13 銀河鉄道の夜

生きてるだけでも辛いのに、なんで生きながらえるんだろうって思いながら、でも未来を見たいなと思い返す。夜になるたびに何度でも。

今夜は自分が選んだ道が良かったのか、分からなくなって息が詰まる感じがした。
みんなでワイワイってするのを捨てて、書いて書いて、書けないことを知った3年の1年、辛かった。死ぬほど辛かった。死んじゃえって思った。

でも生きながらえたら憧れの会社に入れた。

だから人生は諦め

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