ゆうか

99 | 旅と自然と自由 | 早稲田4年 | ひたすら下書きが増える

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「旅」から始まる自己紹介

〜 旅前 〜だいたい、準備万全な状態で出発するなんて家族旅行くらい。 前日に慌てて準備して、足りないものに気づいて、深夜2時にネオンの装飾が激しいドンキまで走る。そそっかしい私は計画なんぞ立てられるはずもない。ろくに眠れもせず、大体朝を迎えている。心は宙に浮かぶようにソワソワと興奮しているし、朝からテンションも異様に高い。これが私の旅の始まり方。 旅は完璧じゃないくらいがいい。むしろ期待通り、スケジュール通りに行かないことが旅の醍醐味なのだからと、お気楽精神で出発した方がい

    • 語ることのできない幸福 ハイダグワイ#1

      人生の分岐点は、いつだって突然だ。 カナダの小さな島 ─ハイダグワイ─で、久しぶりの友人を訪ねる旅は、私にとってただの再会のはずだった。けれどそこで過ごした風景と時間が、こんなにも私の内側を揺さぶることになるとは思わなかった。 あの島での出来事は、いまだに言葉にならない。どんな言葉も、どんな表現も、その瞬間の光景や胸に響いた感覚には遠く及ばない気がする。それは、語るにはもったいないほどの宝物だ。 けれども、時が流れ、記憶の輪郭が少しずつぼやけていくことが怖い。あの日の空気

      • 疑うより信じていたい、を確信した夢。

        05時12分。 ずいぶん長く眠った感覚で、夢から追い出されたような気持ちだ。 そして、夢だったことを理解するまでに少し時間がかかった。胸の奥が熱くなり、しかし冷たい悲しさが心にあることに気づく。 気づいたらペンをとっていて、夢を記録しようとしたが、断片的なシーンしか残らない。なので何の夢を見たかではなく、私がどう感じたかを書くことにした。ざっくりとは私がジャーナリストになっている夢を見ていた。 "疑うより、信じていたい"、ということが確信に変わった夢だった。 この記事を

        • 好きな歌詞を集めるなどして、鏡をつくる。

          音楽は心の鏡だと思っている。音楽は七変化するけれど、最後に残るのはあたたかみだから信じることができる。 音楽は、心の鏡だと思っている。 その中でも特に夜、ひとりで聴く曲を誰かに共有することを想像してみたら、心を指で触れられているみたいな感覚で、ドキドキしてしまう。まるで、自分の秘密を覗かれているような、でも全然嫌な気持ちではないし、むしろ心地よいと思っている。今回は洋楽がそれで、こうして書いているときも、初恋のように胸が高鳴る。 別にわたしは通でもなんでもないのだけど、い

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        「旅」から始まる自己紹介

          自由を考え、どう生きたいのかということ。

          人は死ぬことがわかっている中で、どうやって生きていくのか。 これは決して、私が生きることに絶望しているとか悲観的という訳ではなく。 最近いろんな価値観に触れる中で、改めて向き合っているテーマなんだと思う。 私は昔、ずっと自由が大切な価値観だった。だけど、自由という概念は、コロコロと変わっていくのだなぁと思っている。 ***** 昔は会社に入れば、自由が奪われてしまうと思っていた。 フリーランスとか、キャッチーでかっこいいなぁとか。自分の好きなことをするんだ!私の理想を

          自由を考え、どう生きたいのかということ。

          とてもカラフルな2023年。広がった真っ黒な絵の具の上に、小さな一歩を踏み出して控えめな黄色が差し込む。オレンジやピンク、おおらかな時は緑が増える。中盤は不安や気が張り詰めて、青が混じったり。今は黄緑で爽やかな感じだ。 2024年を振り返ったとき、どんな色になっているだろうか。

          とてもカラフルな2023年。広がった真っ黒な絵の具の上に、小さな一歩を踏み出して控えめな黄色が差し込む。オレンジやピンク、おおらかな時は緑が増える。中盤は不安や気が張り詰めて、青が混じったり。今は黄緑で爽やかな感じだ。 2024年を振り返ったとき、どんな色になっているだろうか。

          できないことに命を燃やしている、昔の私へ。未来の私より。

          “今私どこに行こうとしてたんだっけ”って、 迷子になっていた半年前のわたしへ。 結論、未来の私は最高潮に幸せだよ。 できないことばかりの人生だと、長いチェックリストを用意して、その項目を一つ一つクリアしていくのに精一杯だった。それでも理想の自分に近づきたくて、できないことに命を燃やし続ける。昔のわたしと未来の私、相変わらずなのかも? しかし、ひとつ、ふたつ、感情という細胞を徐々になくしていくように。不安が心の奥底に消え去らず、寂しさが心に沁み広がる。そんな日々を過ごしてい

          できないことに命を燃やしている、昔の私へ。未来の私より。

          まだ見ぬ運命の人が現れるまで、激しい、優しい結婚式を考える。

          理想の結婚式。 どんな人が好きか、どんな恋愛をしたいか、そもそも好きってどんな感情になるのか。昨日友人と夜通し語っていたら、このテーマを思いついた。 頭の中で、2つ思い浮かんだ。 1つは、少女のような軽やかさを含んだ、無邪気で激しい結婚式。 もう1つは、胸の中にあたたかな光を灯すような、穏やかで優しい結婚式。 1つ目。 少年少女のような無鉄砲さを表現したような、結婚式(というよりは写真撮影会)を、東京とか青春時代を過ごした土地でやる。 見るもの、匂い、空気、全てが新

          まだ見ぬ運命の人が現れるまで、激しい、優しい結婚式を考える。

          一人一人物語があって、誰もが必死に生きているって街。高円寺

          「それじゃあテメェの人生はどうなん?」 なーんてぶっきらぼうに聞いてくるような、程よい治安の悪さも残す、人情味のある街。 そう、それは高円寺。こんなにもあけすけに、人情味溢れる商店街があって、独特なカルチャーがあって、でもレトロな街並みから懐かしさが漂う、なんてロックな街だ。 んでもって東京でありながら田舎のような温かみもあるんだよな。 11月4日。高円寺ライフ1日目で感じたこと、冷め止まぬので殴り書きする。ただの日記だけど、体裁なんか気にせずに書き留める。 とりあ

          一人一人物語があって、誰もが必死に生きているって街。高円寺

          孤独死する2週間前には、私に連絡してくださいね

          本当に欲しかった言葉って、突然やってくるもんだ。 昨夜はそんな日で、それを思い出した今、泣きじゃくって泣きじゃくった。お陰様で私の瞼には二匹の大きななめくじが乗っかっているよう。 あることきっかけに、急にプツンと糸が切れてしまった。自分の中で何かが音を立てて崩れ落ちた。だから恩師に連絡して、吉祥寺のカフェで包み隠さず全部を話した。すると、 「あなたの生きる価値はきっとあるから。誰かが羨む成功ではなくて、深く感動するものを信頼して、心から求める喜びを探しなさい。でも探すこ

          孤独死する2週間前には、私に連絡してくださいね

          【等身大プレイリスト】大人になれと言われたら、聴いてほしい

          大人になっても、何を言われようとも叶えたい夢があって良い。 大人になっても、好きで好きでたまらないと表現して良い。 そうは思っても、安心して休める社会がいつもあるとは限らない。そんな時、私は等身大プレイリストを聴く。 思わずわくわくしてしまい、夢を夢のままで終わらせてたまるかと。好きで好きでたまらないと、今すぐあの人に伝えに行こうと。 音楽には、そう思わせてくれる力がある。 結局は、真っ直ぐで素直なものに感情は揺れ動くのだ。大人になれば、自分が傷つくのが怖い。相手に失

          【等身大プレイリスト】大人になれと言われたら、聴いてほしい

          未来と少しだけ繋がった、誰かの心を動かしたくて。

          だめだ、吹きこぼれる喜びが抑えられない。スキップして小躍りしたい。 私は今より明るい未来をつくりたいんだ。 たとえ暗いことがあっても、何か希望の光を探し出したいんだ。それを今気づいた。 未来に残したい景色なんて沢山ある。景色は単なる自然だけじゃなくて、日常のふとした瞬間から想いの継承まで。 ジャーナリストになりたいと思った、あの日図書室で読んだ本。事実を世に伝えるために、命を懸けていた人たちにも会いたい。当事者は無理でも代弁者にはなれるから。誰かの無関心を関心に変えられ

          未来と少しだけ繋がった、誰かの心を動かしたくて。

          夏ってだけで全部キラキラ

          全ての色彩が鮮やかに見える夏。 「夏ってだけでキラキラしてた   あの気持ちが好きなの」(RADWIMPS・セプテンバーさん) この歌詞の通りだし、ウキウキが腹の底からせり上がる。ということで、夏の好きな瞬間を集めた。執筆のタイムリミットは20分。 ・夏の夕暮れ、少し涼しくて切なくなる瞬間。秋を迎える準備は整っていないけれど。 ・締め付けられるブラのホックを外した時。裸でいるような開放感。 ・帰省途中の新幹線、窓から見る緑が濃すぎて、盛夏の力を感じた時。故郷の匂いが

          夏ってだけで全部キラキラ

          花を持ち帰ってもらうお店

          今、私はキャロットケーキが焼けるのを待っている。目を閉じたくなるほどの、いい匂い。何ならみかん寒天が固まるのも待っている。友達へのプレゼント用。 カチャカチャカチャカチャ 泡立て器を必死で回し、ボウルに金属音が鳴り響く。もったりした、ココナッツクリイム。 「電動の泡立て器があれば人生変わるよ」 友人からは高度なマシンを何度も勧められるが、今の所その予定はない。腕が痛くなっても手間がかかっても、この時間は余白であり、人生において必要なのだ。お菓子作りって色々考え事が捗る

          花を持ち帰ってもらうお店

          余白を愛する休日、スマホの通知はオフ!

          こうに至るまでのエピソード。(ただの1日の過ごし方紹介) 今日は、予定が急遽無くなった。せっかく早起きしたからと、パソコン片手にスタバに出かけた。そう、無意識的に。頭で考えず肉体が、勝手に"パソコン"を運んでいた。 到着するなり、ブルーライトを放っている画面が店内を埋めていた。なんか悲しくなった。 なぜ日曜に、わざわざ満員電車のような混雑ぶりのスタバに行き、カタカタとパソコンのキーボードを叩いている??何してるん私?? 息がつまるし肋骨あたりが痛い。世の中みんなやるべき

          余白を愛する休日、スマホの通知はオフ!

          魂が震えた曲たちと、会いたい時に会おうって言おう【Playlist】

          人生はロマンチック、芸術はそれを助長する最高の賜物。私は映画やチル音楽に浸ると、非常に夢見がちでロマンチックな女の子になりたがる。いつまでも世界にときめいていたい。 さて、今日は私の魂、感性が震えた曲たちを。大まかなテーマは「愛情」だとかそんな感じ。洋楽で偏りがあるので、興味ない人には全く響かないかも。一方で、めちゃめちゃ刺さる人もいるかも。歌詞を添えると最高だが、雰囲気だけでもいい。 大切な誰かと一緒に、肩にもたれかかりながら聞くもよし。 全部投げ出して、ワインを飲みな

          魂が震えた曲たちと、会いたい時に会おうって言おう【Playlist】