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できないことに命を燃やしている、昔の私へ。未来の私より。

“今私どこに行こうとしてたんだっけ”って、
迷子になっていた半年前のわたしへ。
結論、未来の私は最高潮に幸せだよ。

半年前クリスマスツリーがあるなんて…

できないことばかりの人生だと、長いチェックリストを用意して、その項目を一つ一つクリアしていくのに精一杯だった。それでも理想の自分に近づきたくて、できないことに命を燃やし続ける。昔のわたしと未来の私、相変わらずなのかも?

しかし、ひとつ、ふたつ、感情という細胞を徐々になくしていくように。不安が心の奥底に消え去らず、寂しさが心に沁み広がる。そんな日々を過ごしていると思うけれど、ついにブレーカーが落ちてしまうの。

でも信じてね、今こうして最高に幸せな未来の私がいるということ。
たまに、頭の中の細胞が震えるような感覚があってね、それぐらい私は人生に夢中だということ。

もう24歳か、まだ24歳か。ちなみにいつも心は21歳!

できないことは相変わらず沢山あるけれど、命を燃やし続けるということは、すごい強みだよって!昔のわたしに教えたい。 
だって命を燃やし続けていたら、どんどん仲間が集まってね、いつの間にか夢が叶ってたてことなんてある。たった半年間の話だけど、夢は意外と叶ってしまうものだから、話すことはちゃんと気をつける。

実は、7月6日(木)にドキュメンタリー映画の上映会を開くんです!!
今は普通には見れないものですが、5月に笠井監督・主人公の上野さんに福島県南相馬市でお会いし、この上映会が決定しました。震災の話ですが、"家族"や"生きる"ということについて向き合い、自分事に問いかけてくるドキュメンタリー映画です。久しぶりに私とも会いましょう〜!!
『Life生きてゆく』動画:https://www.youtube.com/watch?v=7Tt1FlNFqWQ
申し込みフォーム:https://forms.gle/YgGabzEAAvrJKvrX9

南相馬市・菜の花迷路
せっかくの監督との写真なのに半目

何か言えるとしたら、私と向き合うことを諦めないで。"誰かのために"というあなたがからこそ。誰かのためを想える人は、誰よりも自分と向き合っている。最近、それがやっと分かるようになった気がするよ!!これ、忘れてほしくない!!

そして、今の私は福島・震災復興の仕事にもっと深く関わるようになって、少しずつ形になっている。

社会は次から次へと新しいニュースが流れているから、時代を追いかけるので精一杯。でも一方で、私たちの記憶から取り残されていることが沢山あるから。

別に最新のニュースを届けることが、私の役目じゃない。ゆっくりと浸食されるようなことかもしれない。でも、どんなに世間の関心ごとから外れていても、ニュースのネタになることでないとしても、”心"がその場所に宿る限りは、私はそれに突き動かされるんだ。

"何とかしたい、もっと何かしたい"。
どうしてなんだろう、って昔のわたしはきっと感じてる。でもそう思うと止めることができないのがわたしだ。

最近実家のイッヌの元気がなくて悲しい

除染廃棄物が入った大量のフレコンバック。復興の最前線にたつ作業員が、黙々と仕事。歴史に残されることはなく、また記録として辿ることも、ほぼ不可能かもしれない。目撃するのは、いまを見ている昔のあなたでもあり、私でもある。

でも負の側面ばかりじゃない、そこに宿る光もたっくさんある。心と触れ合い、"生きる"ということに向き合うことができる。"思いやり"ってこういうことなんだって、実感する。

半年前のわたしは、キョトンとしているかもしれない。でも、信じ続けてほしい、自分のことを。そしてね、全部の過程は必要だったの。「今」があるのはもう終わった「過去」があるから。そして弱い昔のあなたがいたからこそ、今は私を大切にしようとしている。全部、全部必要なこと。だから大丈夫って、未来の私がいっている。

今だって、出来ないことがたくさんあるよ。それでも私はできるようになりたいから、優しさで溢れる世界を作りたいから、大切な人のいのちを考えたいから、命を燃やしてそれに向かう。

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