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#バイアウト
事業譲渡・企業売却(バイアウト)における売り手・買い手側それぞれの変数について
直近のニュースでSalesforceによるSlackの買収が話題になっているアメリカなどと比較するとまだ少ないですが、日本のスタートアップでも事業譲渡や企業買収にまつわるニュースが増えてきています。
しかし、僕が事業譲渡、そして企業売却(バイアウト)を行った際もそうでしたが、売却にまつわる情報はいまだ世の中にあまり存在しないなーと感じます。
そこで本稿では、どういった変数が買収、そして買収額に影響
Exit前のスタートアップ起業家がエンジェル出資を行う是非について
某所でちょっと話題になってるんで、書いてみました。
最終的な結論から言えば「個人が好きなようにすればいいのでは?」なんですが、それだと話が終わってしまうので、僕個人のスタンスについて書いていきます。
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そもそもの定義定義がしっかりされずに議論されているから話がまとまらないとも思っているので、まずはそこをやります。
ここでは「Exit前のスタートアップを経営
1回目の起業(スタートアップ)と2回目の起業(自己資本)の違いについて
たまに聞かれるので書いておこうかなーと。
違いについて論じる前に、それぞれがどうであったかに触れて、その上で書いていこうと思います。
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1回目の起業(スタートアップ)について僕は新卒でいわゆるベンチャー企業に勤務していたんですが、退職するに当たって深い考えは持っていませんでした。
なぜなら、大学生の時に個人でWebサイトを運営して1日15分くらいの作業で1
創業→売却した会社を離れて1年経った現在の心境とこれまで、これからについて。
2012年に創業し、2016年にフジ・メディア・ホールディングスグループに数億円で売却。
その後も約2年間代表取締役を務めた会社の役職を2018年に退任してから、約1年が経ちました。
この投稿では、退任以来のこと、現在考えていること、そしてこれからのことについて書いてみようと思います。
関連して、自身の思考や哲学についても触れていることもあり約3,000文字とそこそこの長文になっていますが、よけれ
コストをなるべくかけずに事業のMVPを検証するための具体的な方法8つ
シリヤト!!という事業を運営していることもあり多くの方から事業についてご相談いただいているんですが、MVPの検証にコストや時間をかけすぎな方が多いよなーと感じています。
MVPの検証に大きなリソースや時間を割いたにもかかわらずニーズが全くないことが分かりそれまでの努力が無駄になってしまった、という悲劇はなるべく避けたいもの。
そこでこの記事では、MVPを最小限のコストで検証するための具体的な方法に
資金調達時の高すぎる時価総額がもたらす問題3つ
スタートアップ経営において、エクイティファイナンスによる資金調達時に時価総額(バリエーション)をいくらに設定するのかというのは難しいテーマです。
当たり前のことですが、同じ金額を調達するにしても時価総額が高い場合は株式の放出が少なく済み、低い場合は多くなります。
じゃあ時価総額は高ければ高い方がいいのかと言えばそんなことはなく、それがビジネスの実情よりも高すぎる場合に発生する問題を整理します。
なぜ連続起業家を3万円/月で雇えるサービスを始めたのか
シリヤト!!という僕を月額3万円で雇えるサービスを開始した原口悠哉と申します。
上記リンク先で、解決したい課題については簡単に書いてますが、そこに対する想いなど、もろもろ書ききれてない部分が多いのでまとめてみようと思います。
ちなみにパワポで作った資料はこちら。
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そもそもシリヤト!!とは?上記のように、僕を月額3万円で雇うことができるサービスです。
提供
スタートアップがエクイティファイナンスでの調達を行うべきケースとは
以前も書きましたが、僕が持ってる懸念として「起業 = エクイティファイナンス(第三者割当増資による調達)実行」と考えてる人が最近多いよなというものがあります。
それ故に、それがもたらすメリットやデメリットについてあまり認識せずに進めてしまってるケースをわりと見ているので、ここではどういったケースでエクイティファイナンスを行うべきかという話を。
結論から言うと「会社をめちゃくちゃでかくするぞ!」とい
スタートアップの資金調達現場でなにが行われているのか(エクイティファイナンス編)
「◯◯円の資金調達を行いました!」というSNSでの投稿を目にしたことのある方は多いのではないでしょうか。
もちろん、その方が所属しているコミュニティによると思いますが、僕のTLだと1日に複数回のそれを目にすることも珍しくありません。
ただ「資金調達とはなんなのか」を理解している人は、界隈の人でない限り少ないのではないでしょうか。
また、どのようにそれを進めればよいのか分からない、という起業したて
スタートアップ創業者の段階ごとのあるべき保有株式割合について
スタートアップをエクイティファイナンスを行って圧倒的速度で成長を目指す企業と定義した場合、株式会社として設立されます。
そこで問題として出てくるのが、それぞれの段階で創業者(達)の株式保有割合をどうしていくか、という話。
僕は複数回エクイティファイナンスをやってバイアウトまでは行ったものの上場は未経験なので、それ以前の段階について書いていきます。
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創業時に