土橋裕太/ M&AコンサルティングCEO

会社の売買を自らが経験、圧倒的な当事者意識に基づく鋭いコンサルティング力が強み。 見た目以上のパフォーマンス、親しみやすい人柄と外見で、幅広い人脈に恵まれてきたと自負している。趣味のトライアスロンからは学びが多く、ライフスタイルに大きく影響。ボディメイクと健康にも意識を高く保つ。

土橋裕太/ M&AコンサルティングCEO

会社の売買を自らが経験、圧倒的な当事者意識に基づく鋭いコンサルティング力が強み。 見た目以上のパフォーマンス、親しみやすい人柄と外見で、幅広い人脈に恵まれてきたと自負している。趣味のトライアスロンからは学びが多く、ライフスタイルに大きく影響。ボディメイクと健康にも意識を高く保つ。

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自己紹介

株式会社M&Aコンサルティング 代表取締役 複数のIT 系ベンチャー企業の立ち上げに参画したのち、株式会社Style1 の代表取締役として起業、2006 年7 月には三井物産、住友商事など数社を株主に迎え事業拡大する。 2008 年にはCGM 型育児支援サイト「ママスタジアム」を株式会社インタースペースに事業売却するなど、企業売買を繰り返して同社も売却。 また、2012 年10 月よりFacebook で500 万のファンを持いる株式会社サティスファクションギャランティー

    • トライアスロンへの挑戦~カナダのIRONMANにも壮絶なドラマがあった!~

      しばらくぶりにトライアスロンに挑戦していたころを振り返ってみる。 トライアスロンで得たものが私自身の礎となっていると感じることが、日々の中で多くあり、挑戦していた当時を時折思い出す。 第三戦目であり、初の海外レースとなったカナダでのアイアンマンも想像をはるかに超えたドラマチックな展開となり、心身共に鍛えられた。 トライアスロンという競技に少し慣れてきたことから、これまでのがむしゃらに練習するというスタイルから変更し、自分の弱点を見つめ直し、フォームを改善して、根性論ではなく

      • 第三者承継(社外承継)について~メリット・デメリット~

        第三者承継(社外承継)とは、いわゆるM&Aのことを指す。私がM&Aについて語るとなると立場上メリットばかりを挙げると思わるかもしれないが、まず前提として、第三者承継は3つある承継パターンの一つであり、他のパターンに比べて秀でていると言うつもりはない。それぞれの会社にとって、最適な後継者がいる。他の承継パターンもしっかりと検討した上で、最適な後継者が第三者だった場合にお手伝いをしていきたいというのが、私の会社のスタンスだ。「どの会社にとっても第三者承継が一番おすすめである」と言

        • 従業員承継をどうとらえるか~メリット・デメリット

          前回、事業承継のパターンについて、3パターンあると書いた。親族内承継については既に述べたので、残り2つの承継パターンについて触れたいと思う。今回は「従業員承継(社内承継)」について、私なりの考え方をお話しする。 親族内に適任の後継者がいない場合、社内に後継者となりうる人物を探すのは自然な流れだと思う。従業員承継は、周囲からの理解を得やすく、承継後の会社経営がスムーズに進みやすい。基本的には、その会社での業績で貢献、そして社内外で信頼のある従業員を後継者として選ぶことになるの

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          事業承継にはどんなパターンがあるのか

          前回、親族内承継についてどう捉えるかというテーマで書いたが、そもそも事業承継にはどんなパターンがあるのか。一度まとめておこうと思う。 大きく分けると、事業承継には、親族内承継、従業員承継(社内承継)、第三者承継(社外承継)の3つのパターンが存在している。 ・親族内承継 文字通り、親族が後継者となり会社を承継するパターンだ。後継者となる親族としては長男が選出されるケースが伝統的に多いが、長男以外のことももちろんある。子供に女児しかいなかった場合、婿養子をとり娘夫婦に会社を

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          親族内承継をどう捉えるか~メリット・デメリット~

          親族内承継について、様々な考え方があるが、最近では「息子には継がせないと決めている」と話す経営者も少なくない。かつては息子が生まれれば跡継ぎが生まれたと喜ばれたような時代があったが、その頃からは想像できないような時代が来ている。 「息子には継がせない」という経営者の心理は如何様かと考察するに、私自身も同じ気持ちがあることに行き当たる。自分の息子に事業を継がせたいかと自問自答してみると、答えはNOだ。多くの同じ意見の方が語るのと同じ理由だが、「社長の苦労を息子にさせたくない」

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          「ちょっとコーヒーいかない?」VOL.2 〜ナイスタックルを決めるラガーマン、小原錫満〜

          「ちょっとコーヒーいかない?」と今回誘ったのは、ラガーマンでもある小原錫満(こはらしみん)。彼は高校や大学時代にラグビーで名を馳せてきた男だが、その経験は彼の仕事にもラガーマンらしい一面として表れていて、いつも大変興味深い。 土橋:この前、秋永と話したんだけど、北海道まで行ってドタキャンされたって話でちょっと盛り上がったんだ(笑) 錫満にもそういう、「今となっては笑えるけどあの時は…」って話、たくさんありそうだよね。 小原:そうですね。今年で3年目、重要なディールにたくさ

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          ネットワーキングを大事にしている私が会食の二次会に選ぶ店~東京編~

          会食は、人との関係性を深めてくれる大切な機会だ。どれくらい話し込めるのか、心を開いて会話ができるのかというのは、自分と相手との相性や人柄などもあるにせよ、どんな場所で何を食べるのか、その場の雰囲気にも左右される。どこで会食をするのか、店選びは重要だ。一次会では話足りない時や、もう少し親密な話がしたいと感じるときは、「もう一軒いきましょうか」という流れになる。しかし、一次会と違って開催も行く人も流れで決まる二次会は、時間をとってじっくり店を選ぶというのも難しい。臨機応変さが求め

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          売り手の心理~歴史を受け継いできたという重みと手放す勇気~

          先週は企業を譲受する側の心理について触れたが、今回は譲渡する側はどうかを書いてみたい。譲渡する側には実に様々な事情やドラマがある。 なかには、初めから売却を念頭において会社を創業する方もいれば、先祖代々受け継いできた会社を親族に承継できなくなり、やむを得ず手放す方もいる。特に後者のケースでは、複雑な心理があり、面談などでお話を聞かせていただく度に胸を打たれることが多い。 例えば、当社がサポートさせていただいた株式会社都精機さんの譲渡案件についても、担当者からのお話を伺い、大

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          買う側の心理~買い手は、譲受候補企業のどこを見ているのか~

          先日、M&Aによる企業譲受を検討している会社の代表と話す機会があった。いろいろとお話を聞かせていただいた内容を通じて、買い手(譲受側)がどのような視点で対象となる企業を評価しているのかというのが、私自身の中で整理がついたので、それをまとめてみようと思う。 1、会社概要や財務諸表のどこを見ているのか まず、業種、売上、利益、立地や従業員の数などが自社の求めている条件に合致している会社なのかどうかというところを、当然確認するわけだが、その中でも買い手が見極めるポイントがいくつ

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          夏休みの記憶~学生時代~

          うだるような暑さが続いている。朝から熱中症アラートが発令され、屋外に出ることがただそれだけで危険とされるぐらいの猛暑だ。 昔はこれほど暑くなかった。昔と言ってもほんの35年ほど前の記憶だ。学生時代の夏は、部活に明け暮れていた。 高校に入って始めたテニスの部活動は、夏休みの期間休みなく練習があった。2年生で部長に任命され、特に力を入れて練習していたこともあって、当時の記憶は鮮明だ。 テニス部はほとんどが中学まで軟式テニスをしていたという経験者で構成されていた。そんな中私は、

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          「AAP」な会社を目指す

          ゴールデンウィークが明けたころから、「AAP」というワードを私の会社みんなで意識することにした。 AAPとは、「安心(A)安全(A)ポジティブ(P)」を省略したものだ。 「安心安全ポジティブ」と検索していただくと、チームビルディングや有意義なミーティングを行うために使われるキーワードとして、割と一般的に用いられていることがお判りいただけると思う。 人は、安心できないまたは安全だと思えない場において、本音を話すことができない、また、否定的な空気の中では萎縮して本来の力を発揮し

          M&Aのトラブル回避に向けて 〜「M&A仲介協会」の会員として

          株式会社M&Aコンサルティングは、「M&A仲介協会」の会員だ。 中小企業庁も、M&Aが日本経済にとって必要かつ前向きな選択肢の一つであると捉えている昨今、M&Aは日本国内において件数を増し、それに伴いM&A仲介事業を行う会社も数を増してきた。 しかしながらM&A仲介は許認可事業ではなく、新規参入への障壁が少ないが故、自らの利益のみを優先する悪質な業者がいるようだ。 適切にM&Aに必要な業務が行われているかどうかを判断することは、一般の方にはおそらく困難であり、トラブルに遭

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          たった2カ月半でM&Aを成約させた話

          相談を受けてからM&Aが成約するまで、最短でどれくらい必要かと問われることがある。ケースバイケースなので明確な答えはないのだが、過去には約2か月半で売却に至った案件があった。 2019年のことだ。 ECでネイルチップを売るという、Web通販事業を売却したいということで、ご相談を受けた。私がECに経験値や見識があるということで、ご紹介いただいた案件だった。 早く売却できる企業や事業というのにはいくつか要件があり、この会社はそれを満たしていたが、一番の決め手は、管理が行き届い

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          「ちょっとコーヒーいかない?」VOL.1 〜3ヶ月前に私の会社にやってきた公認会計士、秋永信〜

          私が代表を務める会社、M&Aコンサルティングが入居しているオフィスの3階にはコーヒーなどのドリンクバーがある。私は、出社しているメンバーには「ちょっとコーヒーいかない?」と声をかけ、積極的にコミュニケーションを取るようにしている。今日は、今年の4月に入社した公認会計士の秋永を、コーヒーに誘ってみた。 土橋:この前の北海道は大変だったね(笑) 秋永:まさか北海道に行って初対面のアポをドタキャンされるとは思いませんでした(笑) 土橋:あの時、俺に電話をくれた秋永は、ぶっちゃ

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          生き方について大きな影響を受けた、なおさん(本田直之さん)の話

          二か所に生活の拠点を置く「デュアルライフ」。注目を集めているライフスタイルであり、憧れを抱く人も多い。私自身その一人だ。 新型コロナウイルスのパンデミックによる影響で、リモートワークの必然性が高まったこともあり、今や世界中どこにいても仕事ができる時代となった。それでも、理想とする「デュアルライフ」を実践できている人はまだ少ない。 そんな中、2007年から先駆けてデュアルライフを実践しているのが、本田直之さんだ。レバレッジコンサルティング株式会社の代表取締役で、著書も多数お持

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