良田ルビー

趣味でプロレスを嗜んでおります。レフェリーとして呼ばれれば、どこへでもホイホイ出向くふくよかな中年。 脳梗塞になり人生初の入院、から数年を経て心不全!! 神様どうか、プロレスをさせてください。

良田ルビー

趣味でプロレスを嗜んでおります。レフェリーとして呼ばれれば、どこへでもホイホイ出向くふくよかな中年。 脳梗塞になり人生初の入院、から数年を経て心不全!! 神様どうか、プロレスをさせてください。

最近の記事

しにかけ2024

久々に書いたかと思えば、これまた物騒なタイトル。 実は約4年前の脳梗塞の時の入院日記もまだ途中だというのに、2024年7月に心不全をやらかしました。 三大疾病のうちの2つをやらかすにしてはまだ若い年齢だと自負しております。いや、自負すな。全力で生活見直せ。残るは癌のみ…となりますが、洒落にならないのでこのお話は口をつむぐ。 経緯とか状態とか色々話したいことはあるけれども、今の感情を表すなら「苛立ち」。 今年中にあれやろう、来年にはこれやろうと考えていたある程度の計画は全て

    • シン・良田の命日

      この時期になるとふと書きたくなる、物騒なタイトルの記事でございます。 とうとう脳梗塞になってから丸3年。4年目に突入します。何もめでたくないんだけど、週刊プロレスの選手名鑑が出る度に「おぉー、そういえば生きてるなぁ」などと考えます。 3年前コロナ真っ最中の入院時、友達からお見舞いに行けない代わりに何か物資を送ると言われ頼んだのが、週プロ名鑑2021でした。暇すぎてことあるごとに読んでいた思い出。特に役に立つこともない知識が豊富に。しかし恐らく…脳のリハビリの一環にはなったん

      • SCU物語〜問題爺〜

        きっともう誰も楽しみにはしていないのだろうけど、脳梗塞で入院し、SCU(脳卒中集中治療室)に居た時に遭遇したクセツヨ患者さん(自分以外全員ご老人)について。 あまり記憶は風化していない不思議。よっぽど印象にあったのかなあ…。 前回のA村さんのもう一つ奥の病床と思われるB山B助さん。当時は体が動かず、カーテン越しに声が聞こえるだけなので位置は曖昧なのですが。 まあーこのB山さん、口が悪いし、看護師さん が辟易してるのが声でわかるぐらい死ぬほど喋る(死にかけでSCUに救急搬送さ

        • 良田の命日

          物騒なタイトルですが、12/3は良田が死んだ日…だと思っています。 2年前のこの日の明け方?真夜中?に脳梗塞で夜間救急で搬送されました。その時の様子はこのnoteを始めた頃の記事を読んでいただければ幸いです。割とポップに書いています。SCU物語(誰が読んでるねん)もまだまだ書きたいことはありますが、ひとまず。 自分が死んでから2年が経とうとしています。あっという間な気もするし、今までの人生で一番長い2年間な気もする。自分のことを嫌でも考えなければいけない時間でした。 目に

          SCU物語〜君の名は〜

          退院してからそろそろ1年半になります!すっかり元気…だったらいいんだけどね。まだ課題はありありのこの身体。 しばらくここに記していない間に、良田が参加している新大阪・プロレスの代表グレート・サラリーマンまでもが脳梗塞になりまして、新大阪3人中2人が脳梗塞という事態。この先どうなることやら。 さて、ギリギリ忘れていない範囲でまた入院生活のことを。 SCU(脳卒中集中治療室)から入院生活をスタートした良田。常に満床の状態で、カーテンで仕切られただけの空間です。顔は見えねども多少

          SCU物語〜君の名は〜

          SCU物語〜とても長い始まり〜

          今年中には、入院してた時のことを全て書き記したい…もうすぐ1年。あっという間劇場でした。では、続き。 今まで生きてきた中で、やたらと怪我や入院に至るまでもない病気はやってきましたが…入院は生まれて初めて、しかも脳梗塞でほぼ動けない。 それでも何故か「3日ぐらい入院すんだろうな〜」とめちゃくちゃ軽く考えていました。いや3日て。なめんな!当時の自分! SCU(脳卒中集中治療室)に入り、しばらく点滴。あと変な装置をつけられる(心電図)。うわー病人みたいだ。見知らぬ天井だ、とや

          SCU物語〜とても長い始まり〜

          そして入院へ

          ドラクエIIIみたいなタイトルになりましたが、このnote、まさかの半年以上放置… 覚えてる!覚えてるよ!そして生きてるよ!忘れない内に書こうね! 前述の四千頭身との攻防も決着がついた朝、付き添いのPには実家の母に連絡してもらい、母の到着を待つ…… 来ない。待つ……… お昼になっても来ない。痺れを切らした看護師さんがおっせぇなと言わんばかりに「今どちらなんでしょうねぇ??」をしきりに言われてやや肩身が狭い。電話にも出ない。母の方が倒れたんじゃないかというぐらい連絡がつ

          そして入院へ

          入院前夜〜お前かい〜

          思い出しながらたらたら書いてたらもう3月じゃないか…すっかり春めいてきましたね。入院した頃は1,2週間で元の生活に戻れると思ってました。甘々のアマでしたね。そんなこんなで前回の続き。 利発そうな若者(研修医)がたまりかねて呼んできた上司…それは、良田が救急で運ばれて最初に対応した、覇気のない中学生のようなヒョロガリ野郎(失礼)でした。例えるなら四千頭身の1番左。便宜上、その研修医の上司を以下「四千頭身」とします。 \\\\ お前かい  //// 四千頭身がやって来た時、

          入院前夜〜お前かい〜

          入院前夜〜さてこの後どうします?〜

          遠い昔のような、そうでもないようなお話の続きです。更新しなさすぎワロタ。 利発そうな若者(多分研修医)からCTに異常が無い旨を知らされ、さてこの後どうします?感が漂う。飲み会終わりで二次会行く?行かない?みたいな変な間の沈黙。 そうかぁ、異常無いのかコレで…コレで!?しばらくしたら目眩おさまるのかなぁ…と考えていたら、側にいた親友P「MRI撮った方がいいと思うんですよねぇ💢」 若干苛立ちながらMRIを勧めているP。実はCTを撮ってから待ってる間に良田の知らない所で医師に

          入院前夜〜さてこの後どうします?〜

          入院前夜〜異常無し!?〜

          だいぶ更新が空いてしまいましたが、明けましておめでとうございました!そして2020年が終わる前に退院いたしました。今年の目標は「自立」。色んな意味を込めて。 さて、こちらではまだ入院する前の段階で時が止まっております。忘れないうちに、時を戻そう。 コロナ禍の医療崩壊が騒がれはじめた頃にも関わらず幸いにして受け入れ先の病院はすぐ決まり、救急外来として運ばれました。 めまいで気持ち悪く眼鏡を外していたため、視力が弱すぎて何も見えない。運ばれて声をかけられているこの状況は、何

          入院前夜〜異常無し!?〜

          入院前夜〜外に出れた〜

          親友Pがマンションの玄関に来てくれてからどれぐらい時間が経っていたかは覚えてませんが、オートロックのためPが来てインターホン鳴らしてもらってもすぐにインターホンに対応できないので外でずっと待ってもらっていました。 嘔吐と気絶を繰り返しながらも何とか自力で外へ。覚えてないけど、鍵も閉めたはず。ようやく外へ出てPを見つけた時は一番に「迷惑かけるな…」と思ったものでした。 その後もっっっと迷惑をかけることになりますが。 マンションの花壇の所に腰をかけ、既に呼んでもらっている救

          入院前夜〜外に出れた〜

          入院前夜〜無間地獄〜

          ようやく便座から立ち上がり、というよりもほぼ這いつくばる形でベッドまで移動。めまいは一向におさまりません。 それどころか、体を動かしたその揺れも相まって嘔吐。めまいで吐くという経験が初めてで結構ビビる。 それでもまだ「寝たら治る」と思い込み、いつも連絡を取っている親友Pにはめまいが酷いと報告。 この時点でまだ朝の8時前。朝だけど、気分は闇の中。このめまいはいつおさまるのか、何か食べて体力つけるべきなのか、とりあえず体を起こすか…色々考えながら上体を起こすと、また嘔吐。

          入院前夜〜無間地獄〜

          映画ドラ●もん 良田の入院前夜〜序章〜

          いきなり不躾なタイトルでごめんなさい。ドラえも●さんは関係ないです。言いたかっただけです。 この度、30代も終わりかけの年にして初めて入院生活をすることとなりました。病名は「脳梗塞」。 その他にも色々と身体の悲鳴が発覚しましたので、それら全てを備忘録としてぽちぽち書いていこうと思います。 さて、タイトルにあります通り、入院前夜…というか、自宅で倒れて救急車呼ぶまでのほぼ丸1日のお話。 良田は普段、それはそれは愚鈍で自堕落な生活を送っておりました。 一人暮らしの部屋の

          映画ドラ●もん 良田の入院前夜〜序章〜