入院前夜〜さてこの後どうします?〜

遠い昔のような、そうでもないようなお話の続きです。更新しなさすぎワロタ。


利発そうな若者(多分研修医)からCTに異常が無い旨を知らされ、さてこの後どうします?感が漂う。飲み会終わりで二次会行く?行かない?みたいな変な間の沈黙。

そうかぁ、異常無いのかコレで…コレで!?しばらくしたら目眩おさまるのかなぁ…と考えていたら、側にいた親友P「MRI撮った方がいいと思うんですよねぇ💢」

若干苛立ちながらMRIを勧めているP。実はCTを撮ってから待ってる間に良田の知らない所で医師にMRIを撮るよう言っていたそうなんですが、

「本人の意思によりますから!(関係ないお前がしゃしゃってくんな)」とつっぱねられていたそうです。

Pは脳梗塞経験者で、本人が発症した当時CT撮って何もなく、帰らされたその日のうちにまた倒れ、MRIを撮ったら脳梗塞だったという経験をしています。だからこそ。

良田は良田でそのエピソードを知っていたにも関わらず、まるで自分のことではない感じでただぼんやりと「とりあえず家帰って母に連絡するかなぁ。タクシーで帰るか、お金あったかな?」などとのんきなことを思っていました。

MRI撮らせるマン(P)VS できれば帰ってくれマン(研修医)の戦いを尻目にぼんやりタクシー代の心配をしている不健康マン。

埒が明かず、研修医が「上司に確認してきます」と去っていきました。

まだまだ、良田の夜は長い。



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