Yoshihiro

一時保護所の夜間非常勤。NPO法人ここからプロジェクト代表理事。子ども食堂、無料塾、児童養護施設訪問をしています。低所得層です。未来を担う子どもたちのために生きづらい日本を変えていくことが使命だと思っています。

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一時保護所の夜間非常勤。NPO法人ここからプロジェクト代表理事。子ども食堂、無料塾、児童養護施設訪問をしています。低所得層です。未来を担う子どもたちのために生きづらい日本を変えていくことが使命だと思っています。

最近の記事

『共依存』 ~船戸雄大被告の地裁判決を受け~

目黒区女児虐待死事件で父親の船戸雄大被告の地裁判決が出ました。 求刑懲役18年に対し13年の判決。  今日の判決を受けてウサギケージ監禁虐待死事件などのルポ『鬼畜』の家~我が子を殺す親たち~の著者石井光太さんが取材を重ね、裁判でも明るみになっていない事実を含めた記事を書いています。  既に指摘されているDVという両被告の関係性が要因であることに変わりはないのですが、今回は主にそれを取り巻く背景が書かれています。 【デイリー新潮】裁判では分からない「結愛ちゃん虐待死事件」

    • 2019年6月23日絵本ワークショップ

      NPO法人ここからプロジェクト代表の伊藤です。 6月23日は八王子にある児童養護施設で絵本作家にしざからいと氏による絵本作りワークショップを行いました。 今回のサポートメンバーはこちらの方々。 成人を迎える施設や里親出身の人に振袖を着て写真を撮る活動をしているACHAプロジェクトの山本まさこさんもいらっしゃいました。 ※プロジェクトについてはこちら 今回も施設の小学生以下の子ども達が20人以上参加しました。 絵本の絵を描くことが好きな子 ストーリーを感上げる子 それ

      • 『児童虐待罪』最悪の議論が始まりました。

        自民党の若手で作るグループとやらが児童虐待防止法改正や懲戒権の廃止の議論のどさくさに紛れて『児童虐待罪』の議論を始めたといいます。 「児童虐待罪」創設へ 自民若手らが勉強会  処罰第一でなく国と国民の誓いとしての体罰禁止法まではいいと思います。  ただ今回の児童虐待罪の法律ができてしまうということは僕にとって僕の想いのすべてが否定されるようなことと同等です。反対の声とともに自分はいち早く新たな議論を始めなければという思いに駆られています。 厳罰化により虐待を抑止する。

        • 僕の過去の活動からの考察①ひきこもりサポート

           僕の今の自分に繋がっている、過去のいくつかの活動について。そしてそこに見た生きづらさや考察について何回かに分けて書いていきたいと思います。  まず初めに『ひきこもりサポート』・・・について書きます。  僕は今45歳。プロボクサーを28歳で一旦引退し(33歳で一度復帰)心理カウンセラー養成学校で学んだあと、その学びを活かして当時はまだ目新しい言葉であった『ひきこもり』状態の方々に関わっていました。  2002年10月から2005年3月までのロングランでNHKが『ひきこもり

          子ども食堂サミット所感…

          年一度の子ども食堂サミットへ行ってきました。 いろんな意見、いろんな方向性があることを大枠では受け入れているつもりでも、個々の方々の意見を耳にすると絶望感が湧いてしまう。 そんな器の狭い自分が悔しくもあります。 けれど冷静になって受け止めなきゃですね。 ただ一つだけ。これだけは阻止したいことを感じました。 一定期間やってひと段落してきたような子ども食堂さんが《これからの子ども食堂》というテーマでの話し合いの中で《福祉》になろうという気持ちが思いのほか強い方が多

          子ども食堂サミット所感…

          子ども食堂第2ステージ

          子ども食堂運営者の方々の中には今も 「本当に来てほしい子をどうやって呼ぶか」 に頭を抱えている方もいます。 あまりそれに直接異論を唱えてしまうのも失礼だし人がどう考えようと自由でもあるので何も言わないのですが。 ある子ども食堂では参加したい家族一組一組に面接をして困窮度を確認したうえで許可を出しているそうです。 いろいろ思ところはありますが、それも一つですね。 ファミリーマートが子ども食堂を全国2000店舗店内で始めるそうです。 イートインで 安価で レジ打ち体験

          子ども食堂第2ステージ

          ファミマ子ども食堂

          ファミマの子ども食堂が立ち上がり、それが一気に全国2000店ということで波紋を呼んでいます。 「ファミマこども食堂」を全国で展開 しかし子ども食堂を運営している一人として、この流れは仕方ないとも感じています。 貧困解決!で広がったはずの子ども食堂も今ではSNSで「盛り上がったよ!」「100人来たよ!」なんて書くことが運営者の喜びになっています。 当初は「子どもの貧困なんとかしたい!」で始めた子ども食堂も、個人情報保護の観点から行政から貧困家庭情報などを教えてもらえること

          ファミマ子ども食堂

          明石市長の暴言と伊藤の暴言と・・・

           明石市長の暴言がこの数日取り上げられています。子育て問題にに一歩先を行く政策を打ち出し人気だった方なので世間のショックも強いようです。  2年前の音声が今出てきた。選挙が近いのでまんまとハメられた感じですね。 あのテープのやりとり。実は全体を読むと何故市長が激高したのかが分かります。 市民の死がきっかけの拡張工事だと。 部下に「辞表出しても許さんぞ」「自分の家売れ」 明石市長の暴言詳報 想いは分かりました。きっとやりたいことが明確な想いの強い方なのでしょう。 でも・・

          明石市長の暴言と伊藤の暴言と・・・

          野田市の虐待死事件について短く

          今日は少し短めに。 野田市で小学4年生の女の子が父親から虐待を受けて亡くなるという件がありました。この件に関してメディアは同じような報道を一斉に垂れ流しています。 小4女児死亡、長時間虐待か 逮捕の父親「休ませず立たせた」 父親から小学校に長期欠席連絡も児相へ報告せず 10歳長女冷水シャワー虐待死 千葉・野田の女児死亡 児相、自宅訪問せず 昨年3月以降 この件を受けて専門家、活動家もSNSで一斉に発信をしています。 確かに報道とは別ですが真相解明と児相の改善は必要です

          野田市の虐待死事件について短く

          まさかの共依存

           この4ヶ月ほど。自分の活動の中でも子ども食堂と無料塾について少し自分の負担を減らしたいと思い、肉体的負担を減らせば精神的負担も減ってくると思い少し体制を調整してきました。・・・いや、してきたつもりでした。  しかし、どういうわけかボランティアさんに少し僕がやっていた部分を任せてみても負担が減った感が持てず、むしろ衝突したうえに内部の不満を招いてしまっていました。 ・・・で次の話に移る前に前々回の投稿で書いたように僕には共依存的な部分が多々あり、それは今の活動をやる上でもし

          まさかの共依存

          江古田で一人ではじめよう

          昨年いったん閉じてしまった中野区江古田のにこにこカフェ 再開に向けて少数精鋭のメンバーで少しずつ準備してきました。 ・・・がしかし。 結局僕一人になってしまいました。 「伊藤はまたゴタゴタ起こしたんだろう」 と思われるかもしれませんが、何もありません。 何も起きていないですが、ただ僕一人になりました。 一人じゃできね~な。止めるか! とか今2時間くらい考え込んだのですが、よく考えたら僕という貴重なメンバーがおった。 うん、これはやるしかない。 一人で始めるところから生まれ

          江古田で一人ではじめよう

          こういうことをしようと思ったきっかけはなんですか?

           ・・・とよく訊かれることがあります。 「こういうこと」は今のNPO法人としての活動ですね。 実は答える形は数パターンあります。 その時の気分で変えます(笑) ①「生まれてから今この瞬間までが今ある僕の理由」 と言うこともあります。 ②ボクサー時代から引退して、心理カウンセラー学校に行って引きこもりサポートをやって・・・と今までの様々なボラティア活動を具体的に語り、それがきっかけと話すこともあります。 どちらも嘘ではありません。 でもあえてピンポイントできっかけを語

          こういうことをしようと思ったきっかけはなんですか?

          おかしいと思う心

          途上国で飢餓が起き 飢餓の子に手を差し伸べることと 子どもが飢餓で命を落とすなんておかしいと思う心 戦争で多くの難民が生まれ 難民の子に手を差し伸べることと 大人のエゴが生んだ爆弾で子どもが命を落とすなんておかしいと思う心 貧困、虐待、いじめで生きづらさを感じる子どもがいて この生きづらさはすべて大人社会が作り出しているという当事者性を直視しないで“可哀想”なんて世の中をおかしいと思う心 世界よ、俺よ。本気になってくれ

          おかしいと思う心

          noteはじめます。

          2018年12月30日という変なタイミングでnoteを始めます。 アメブロでもよかったのですがなんかその・・・note落ち着くので。 比較的腰を据えて自分の気持ちを書けそうな気がしています。 今年一年、僕なりに走ってきたつもりですが実感する今のポジションというのは振りだしに戻ったというところで…少し疲れました。 やはり7月に始めた2件目の子ども食堂を9月にたった3回で打ち切ったというのがジワリジワリ冷たい風となって染み渡っています。 外からも内からも。 気のせいなのか。

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