子ども食堂サミット所感…
年一度の子ども食堂サミットへ行ってきました。
いろんな意見、いろんな方向性があることを大枠では受け入れているつもりでも、個々の方々の意見を耳にすると絶望感が湧いてしまう。
そんな器の狭い自分が悔しくもあります。
けれど冷静になって受け止めなきゃですね。
ただ一つだけ。これだけは阻止したいことを感じました。
一定期間やってひと段落してきたような子ども食堂さんが《これからの子ども食堂》というテーマでの話し合いの中で《福祉》になろうという気持ちが思いのほか強い方が多そうということ。懸念はしていたけど。
野田市の虐待死事件の児相の対応を批判した上で『子ども食堂が保護所の役割を』と考えていたりする。
とても危険です。気持ちは分かりますが“想い“で救えるようなものではありません。
それよりも児相の職場環境はとてもブラックなので国に全力で投資するように求めてください。それが子どもを救うことに繋がります。
子ども食堂の今後。
是非議論したいです。
保護所で働く私からの一提案として自治体と連携して虐待保護の子が保護解除後に自宅に戻される場合に一定期間親ではなくワーカー同行で地域の子ども食堂に行く。それを保護解除時に親との約束事に含める。
それでその子を何とかしようではなく、ただ見守るのです。
これは一提案としても…
間違いなく『救おう』というのは危険です。
救えるかもしれないですが、一つ間違えれば…