よくばりパパ | 地方公務員

地方公務員 | 3児(男、男、女)のパパ |3回の育休 | 保育士の資格有 | 応用情報技術者 | 中小企業診断士勉強中 | PTA役員 | 法学部出身 | 発言は所属組織ではなく個人の見解

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地方公務員向けに補助金について語る公務員

みなさんは、補助金ってどんなイメージがありますか?面倒なもの、ややこしいなど、色んなイメージがあるかしれません。 私は、都道府県で現役の地方公務員をやっていますが、通算10年以上、補助金や協力金に関わってきました。 本記事では、私が地方公務員向けに補助金について語ろうと思った、3つの理由をご紹介します。 地方公務員に役に立つ記事をこれから書いていくにあたって、決意と思いをまず書きたいと思っています。 私が補助金を語るわけ私は、これまで15以上の独自の補助金等を創設し、20

    • 2年続く職員向けのメルマガ。整理したら、大事にしてることがわかった

      タイトルのとおり、「寺子屋メールマガジン」という名前で毎月1回、職員向けに発行しています。 思い立ったのが、2023年の1月(正確には2022年末)「vol.0」を発行したあと、2024年10月までにvol21まで発行しました。 なぜメールマガジンを発行しようと思ったのかは、別に記事で書くとして、約2年も続いてきたので、タイトルや目次だけでも、アーカイブ化しようと思い、まとめてみました。 メールマガジンに書くネタは、そのときどきで、読者(主に若手職員)の方に伝えたいと思

      • 中小企業診断士/令和6年2次試験振り返り

        だれかのためになる可能性は低いですが、中小企業診断士の令和6年2次試験の振り返りを書いておきます。 前提として以下の状態で書きます。 ・昨年度に2次不合格の2次試験2年目 ・試験後の予備校などの解説はほとんど見ていない ・試験前の複数回の模試では、合格点にほとんど届かず 1.事例Ⅰ 4つの事例のなかでは一番自信があったA社。興味関心が高い分野だからだと思います。結構落ち着いて解けたし、結果的に一番解きやすかったのが事例Ⅰだったのではないでしょうか。 第3問のZ社目線で

        • 視点を動かすクセ、自治体職員に、わたしは求めたい。

          いきなり偉そうなタイトルです。 中堅の現役地方公務員として、同僚や後輩に共有したい内容をお伝えします。自戒の念を込めて書かせていただきます。 狭い視野になっていませんか 最近、行政手続をオンライン化することについて、様々な部署の職員にヒアリングしています。 ほとんどが、オンライン化を前向きに検討いただくのですが、なかには、難色をしめされる担当者もいます。 そのなかで、わりあい多いのは「オンライン化による業務負担増」についての懸念です。 高齢者を中心に、現在では全て

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        地方公務員向けに補助金について語る公務員

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        • 地方公務員向け補助金ミニ講座
          7本

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          そろそろ2次対策はじめますかね。

          そろそろ2次対策はじめますかね。模試とか問題集を眺めて思う、去年の反省は 練習量不足(通しで書いたのは直前の1回だけ) 1次知識との連動不足(知識の応用力) 答案に盛り込む力不足 答案作成ルーティン不足 こんなところかなぁ。それでも、あと8点までいったのは自信。 がんばろー

          そろそろ2次対策はじめますかね。

          なぜ役所は若手を育てるのが難しいか

          なぜ【「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか “ゆるい職場”時代の人材育成の科学】を読みました。 書評は以下のサイトのとおり、「はじめに」にまとめられているので、こちらを見ていただいたほうがよいかと。 わたしはこれを現役地方公務員(中堅職員)の観点から、少しだけコメントしたいと思います。 役所では良くも悪くもビジネスライク 役所の規模にもよるのかもしれませんが、役所は良くも悪くも悪くもビジネスライクです。毎年のように、常に人が入れ代わります。 そして、人が入れ替

          なぜ役所は若手を育てるのが難しいか

          今ある今をこころから

          父親が突然亡くなりました。 わたしが大学4回生のころ。 高校時代のお弁当は、父親が作ってくれていて、優しい父親だった。あの当時には、相当めずらしい家事育児もできる父親。イケメンなんてなかったころ。 突然のことに、当然ながら、母親をはじめ、家族全員が動揺していた。 そのとき、わたしは国家1種(今でいう国家公務員総合職)の筆記試験で合格したあとで、官庁訪問(希望の省庁との面接)を控えていた。そんな状況で東京に行けるわけもなく、官庁訪問を辞退したことを鮮明に覚えている。

          補助金交付要綱と実施要領の違いは何か

          補助金事務は地方公務員にとってはどこの部署にもありますが、補助金について、当たり前のことをまとめた本や資料がない。多くの人は引継書や国の補助金要領を手がかりに、事務を進めておられると思います。 本シリーズでは、補助金の担当になった人のお役に立てるような記事をめざしています。 今回は、補助金ルールの違いである「要綱と要領の違い」について解説していきます。 多種多様な補助金のルール 前回の記事にコメントをいただきましたが、補助金のルールは非常に多いです。 1つの補助金に

          補助金交付要綱と実施要領の違いは何か

          補助金担当者の1年間のスケジュール

          補助金事務は地方公務員にとってはどこの部署にもありますが、補助金について、当たり前のことをまとめた本や資料がない。多くの人は引継書や国の補助金要領を手がかりに、事務を進めておられると思います。 本シリーズでは、補助金の担当になった人のお役に立てるような記事をめざしています。 今回は、補助金の補助金初任者が確認すべき「全体スケジュール」について解説していきます。 1.全体スケジュール 補助金と言っても、様々な分野や種類がありますが、一般的に地方自治体が実施していることが

          補助金担当者の1年間のスケジュール

          公務員はなぜ「出る杭」にならないか

          公務員は新しいことに取組まない。取り組む人が少ないと言われます。 わたしの公務員仲間には、そんなギョウカイの常識にとらわれない方がたくさんいらっしゃる。なので、すべての公務員が新しいことに消極的かというとまったくそうではありませんが、いざ実際の現場ではそういう傾向が多いのは事実だとおもいます。 今日は、公務員はなぜ「出る杭」にならないかについて、考察してみたいと思います。 過度な組織の継続性の信仰行政は、企業にもまして、継続性が重んじられるギョウカイです。もちろん企業も継

          公務員はなぜ「出る杭」にならないか

          「半径3メートル以内を幸せにする」の本質を知ったら、幸せが戻ってきた深夜2時の話

          ある日、同僚と色んな話をしていたとき、「半径3メートル以内を幸せにするのが大事、ってよく言うよね」という話題になった。 その同僚は「半径3メートル」のことは知らなくて、そんな考え方があるんですねぇなんて、感心した様子。「そうそう、いい考え方でしょー」なんて、ドヤ顔したものの、そういえば本は読んだことないや、と思い、購入。 そしたら、まったく本質をわかってなくて、ドヤ顔してた、私が恥ずかしくなった。 さらに、夜中に本を読んでた原因に、アプローチできて、幸せが戻ってきた。そ

          「半径3メートル以内を幸せにする」の本質を知ったら、幸せが戻ってきた深夜2時の話

          人材の流出を悲しむ、のではなく、輩出した人財が応援してくれることを楽しむ、という話

          公務員の世界でも人材の流動化が激しくなってきています。やりがいと安定だけで、人材が集まるような、甘い世界ではなくなってます。 先日は職員不足により、税金の通知が遅れるという、市民サービスの低下に繋がった事例がニュースになっていました。職員が減り、組織力が低下することで、必要な行政サービスが提供できなくなる(もしくは大幅に遅延するなど)事態になることが増えることも、予想されます。 優秀な人材が組織を去っていくことは、残る職員にとっては寂しいことであり、残念であり、将来の組織

          人材の流出を悲しむ、のではなく、輩出した人財が応援してくれることを楽しむ、という話

          都道府県等は47コではないのはなぜか(補助金のキホン)

          補助金事務は地方公務員にとってはどこの部署にもありますが、補助金について、当たり前のことをまとめた本や資料がない。多くの人は引継書や国の補助金要領を手がかりに、事務を進めておられると思います。 本シリーズでは、人事異動で補助金の担当になった人のお役に立てるような記事をめざしています。 今回は、補助金の要綱や要領で見かける用語を紹介しながら、補助金初任者が確認すべきポイントの1つである「用語の重要」について解説していきます。 都道府県等を正確に読むこと 突然ですが、

          都道府県等は47コではないのはなぜか(補助金のキホン)

          補助金初任者が確認したい、補助金財源の確認

          地方公務員の多くは4月に異動があります。異動=異業種転職というくらい、担当する業務が大きく変わるのが常という業界。初めて補助金を担当するという方もたくさんいらっしゃると思われます。 補助金担当者がまずは確認すべきことって何があるでしょうか。補助金事務は地方公務員にとってはどこの部署にもありますが、当たり前のことがまとまった本や資料がない。多くの人は引継書や国の補助金要領を手がかりに事務を進めておられると思います。 人事異動で補助金の担当になった人のお役に立てるような記事を

          補助金初任者が確認したい、補助金財源の確認

          自分のことは自分が1番知らない

          突然ですが、病識という言葉をご存知でしょうか。 主に統合失調症など精神疾患の分野で使われる医療用語で、「自分が病気であるという認識」のことです。病識がないと、症状への対応や治療が進みづらくなると言われています(医師ではないので、不正確だったらすみません。) 精神疾患の場合はその性質から病識を持つことが難しいということはあります。 ただ、普段の生活においても「自分のことを知る」ことは大事なのに、疎かにしがちではないでしょうか。 自分のことを認識する取組みは、何かと忙しい

          自分のことは自分が1番知らない

          公務員40歳定年説を唱えていた、新人公務員はいまをどう見るか

          ある若い公務員が、荒唐無稽とも思われる主張を口にしました。「公務員も40歳で定年すべきだー!」 そして、その主張した人こそが、わたしです。 当時、自己啓発本に没頭し、ある一冊の本に辿り着きました。「40歳定年制」というフレーズに、まさに真理が秘められていると確信したのです。あの頃は、民間企業においてさえ「転職35年限界説」と言われている時代でした。ましてや公務員業界においては、勤めることが常識とされていた時代です。 あれから20年。そう、今や40代の立場に立ち、当時の主

          公務員40歳定年説を唱えていた、新人公務員はいまをどう見るか