中小企業診断士/令和6年2次試験振り返り
だれかのためになる可能性は低いですが、中小企業診断士の令和6年2次試験の振り返りを書いておきます。
前提として以下の状態で書きます。
・昨年度に2次不合格の2次試験2年目
・試験後の予備校などの解説はほとんど見ていない
・試験前の複数回の模試では、合格点にほとんど届かず
1.事例Ⅰ
4つの事例のなかでは一番自信があったA社。興味関心が高い分野だからだと思います。結構落ち着いて解けたし、結果的に一番解きやすかったのが事例Ⅰだったのではないでしょうか。
第3問のZ社目線での答案作成は、新鮮でした。3PLとの競争が激化する物流サービス事業者というのも、時流をとらえていましたね。
これは合格点に届いたのではないか、と予想してます。
2.事例Ⅱ
陶磁器の卸売業者のB社。結構手ごわい問題でした。
第2問の「ふるさと納税の返礼品」はアイデアは思いついたものの、感覚価値と観念価値がよくわからず、題意を捉えきれた自信がない。
第3問の食器愛好家の声への対応は、ヒントらしきものが多すぎて、さてどれを答えにするアイデアなのかを定めきれず。
これは合格点に届かなかったものの、足切りレベルではなかったのではないか、と予想しています。
3.事例Ⅲ
搬送機器製造業のC社。もともと、模試でも超苦手なC社でしたが、今回は正直、撃沈レベルでした。
いかんせん問題文が異様に少なく、どの要素をどの問題で回収するのかさえ、わからず。さすがに、もうちょっと、ヒントがないと読み切れない。
これは足切りレベルだったのではないか、と予想しています。
4.事例Ⅳ
唯一、答え合わせができる事例Ⅳ。もう怖くて解説見れないw
今回、一番対策をしたはずですが、やっぱりできず。
セールスミックスは計算で出てきた数字がキレイすぎて、これでいいのか不安になる。案の定、次の問と矛盾しているように見えて、考え直し。
その問題も含めて、自信あるのは第1問の経営分析のみ
これも足切りレベルだったのではないか、と予想しています。
全体の感想
今年は去年よりも対策を多めにしたものの、全然準備が足りず、結果には自信を持てずでした。事例Ⅳは去年の感覚から言っても、間違いなく相対評価化されているはずで、素点からどこまで伸びるか(伸びないか)がポイントです。
しかし、診断士の2次試験は、どこまでやっても安定した合格点をとれる自信が持ちにくいなぁというものですね。
さてさて、年明けの発表で予想がどうなっていることやら。それまでは、試験問題も解説も封印しておこう。